異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

言論宗教の自由が保障され、ひとりひとりの人権が尊ばれ、共に生きることを喜ぶ、愛すべき日本の地であることを願う。

一ノ瀬メイが語る『障がいの"がい"を平仮名にするのが嫌い』な理由が大反響を呼ぶ

2016-12-04 17:46:27 | 福祉 高齢 障がい

私からしたら腕がないのが障害なんじゃなくて それを持って生きていく社会が害(一ノ瀬メイ)

http://spotlight-media.jp/article/353497651659548810?utm_source=facebook&utm_medium=social&utm_campaign=own_page

一ノ瀬メイが語る『障がいの"がい"を平仮名にするのが嫌い』な理由が大反響を呼ぶ

出典 https://www.youtube.com

リオ・パラリンピック水泳日本代表の一ノ瀬メイ。一ノ瀬選手の障害は右腕の肘から下部分がない。「先天性右前腕欠損症」障がいを感じさせないパワフルな泳ぎ、積極的にメディアにも出演し彼女のハッキリした物言いや明るい性格が多くの人を魅了し『水のプリンセス』という愛称で親しまれています。

2016年11月28日に放送された『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)で彼女が語った『障がいの"がい"を平仮名にするのが嫌い』という持論が今、大きな反響を呼んでいます。

国籍 日本/イギリス
泳法 個人メドレー 自由形バタフライ 背泳ぎ 平泳ぎ
所属 近畿大学
生年月日 1997年3月17日(19歳)

出典 https://ja.wikipedia.org

一ノ瀬選手がパラリンピックを目指すきっかけになったのは、京都市の障碍者センターに努める、パラリンピック競泳日本代表監督・猪飼聡さんに誘われてから。

その才能は早くから開花していました。中学3年生の頃には、中国広州アジアパラリンピックに、競泳日本女子代表史上最年少で出場、50メートル自由形で参加して堂々の銀メダル。この大会で注目を集めるようになった一ノ瀬さん。

2014年韓国・仁川アジアパラリンピックで銀メダルと銅メダルを獲得、2015年世界パラリンピックでは、200メートル個人で決勝まで進出。世界ランキングも、20位から13位へアップ!実績・実力ともにトップクラスの選手なんです。もちろん、競泳種目各種の日本記録の持ち主。リオパラリンピック選考会では、200メートル個人メドレーでご自身が持つ日本記録を4秒16更新して出場を決めました。

そんな一ノ瀬選手ですが、辛い経験もしています。父親・英国人、母親・日本人のハーフです。7歳の頃、地元スイミングクラブに入ろうとしたが右腕を理由に断られたことがあるそう。この時、彼女は初めて障がいを意識したと語っています。

小学4年生からイギリスに渡った一ノ瀬選手は地元のスイミングスクールにすんなり入ることが出来ました。障がい者も健常者も何の隔たりもなく一緒に練習する環境がとても嬉しく、「日本とイギリスの違いを多くの人に伝えたい」と高校生の時に英語のスピーチ大会に参加、「障害は個人の機能的な問題ではなく、社会が作るもの」と熱弁した彼女はそのコンテストで優勝を果たします。

そして今、一瀬選手が語る『障害の"害"の字をひらがなにするのが嫌い』という持論が多くの人の胸に響き共感の声が続々とあがっています。

「障害の害の字をひらがなにするのが嫌い」

出典 https://www.instagram.com

障害の「害」がひらがななのが嫌い。

害やからよくないやろ でひらがなにする。

私からしたら腕がないのが障害なんじゃなくて それを持って生きていく社会が害

障害は本人じゃなく社会やから ひらがなに直して勝手に消さんといてほしい。

障害はその人本人ではなく、社会の中にある。それを誤魔化さないで欲しい。

出典人生が変わる1分間の深イイ話(日本テレビ系 2016年11月28日放送)

『障がい者』というくくりで勝手に哀れみ同情する『社会』。『害』という文字は『害』だから良くないと『がい』と平仮名表記をする綺麗事な『社会』。障害の『害』、それがあるのは障がい者ではなく、すべての人々を取り巻く『社会』そのものだと持論を展開しました。

確かにその通り!『社会』が『害』を取り除くのは『障害者の方を思ってではなく"害"という漢字やその意味が悪いから』ハンディを背負った人達からみれば『害』が『がい』に変わったところで、社会そのものが変わらない限り何の問題の解決にもならない。

目の不自由な人が音が変わらない『害』と『がい』に変わったことを認識できるのでしょうか?点字には漢字表記はありません。この一つを取り上げてみただけでも、社会が本当の意味で障がい者のことを考えているのか疑問です。…障害を作っているのは社会なのかもしれません。

この一瀬選手の言葉には多くの人から共感の声が届いています。

 

一ノ瀬選手の言葉に賛同する人も多いのは確か。もちろん反論する方もいると思います。何ごとも10対0になることはありません。

ですが、自分の意見をしっかり主張することのできる一ノ瀬メイさんの言葉は多くの人の心に響きました。

また、同番組の中で一ノ瀬さんが積極的にメディアに出演する理由も語られました。

自分みたいに腕を短い人を見かけた時に“あの人腕がない”っていう一言が“あの人この前テレビで見たメイちゃんみたいだね”に変わるだけできっと変わってくるんだろうな…

出典人生が変わる1分間の深イイ話(日本テレビ系 2016年11月28日放送)

ハンディを背負った人にしか言えない言葉。そして、『あの人腕なくて可哀想』ではなく『あの人メイちゃんみたいだね』そんな風に明るく言える社会になれば本当に素敵ですね。

最後に、高校生の時に英語のスピーチ大会にて語った彼女の言葉をご紹介します。

私の腕は短いです。あなたは,私をどう呼びますか?ほとんどの人は「障害者」,つまり「障害を持っている人」と言うでしょう。生まれたときから私はそう呼ばれてきました。

しかし,なぜそのように呼ばれなければならないのでしょうか?多くの人は,心身の機能が損なわれている(機能障害)人は「障害を持っている」と思っています。でもそれは違うと思います。

たとえば,私の腕は短いけれど,これは私にとって「障害」ではありません。勉強もできるし,自転車にも乗れます。泳ぐことも,髪を完璧に結ぶこともできます。私はなんでも自分でできます。ではなぜ私が,「障害を持っている人」と言われなければならないのでしょうか。なんでもできるのに!

出典 http://www.nhk.or.jp

 

 

水泳仲間と楽しいバーベキュー。サプライズもあったりと楽しそう。

 

ショッピングに出かけたり…

出典 https://www.facebook.com

様々な彼女の表情が写った写真を見ました。友達にメイクを施している写真、楽しそうに食事をしている写真、着替えもお風呂も何もかも誰の手も借りず一人でできるそうです。

健常者と変わらない生活を毎日楽しむ一ノ瀬メイさん。『なんでもできるのになぜ障害を持ってる人と言われなければならないの?』という彼女の言葉に皆さんはどう応えますか?