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異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

言論宗教の自由が保障され、ひとりひとりの人権が尊ばれ、共に生きることを喜ぶ、愛すべき日本の地であることを願う。

個人の悪は、国家の悪に比べれば、あまりに小さなもの。巨悪には不感症なのがわが日本人かな。〔思索の日記 2017.6.3〕

2017-06-03 22:45:56 | 報道 NHK 民放

思索の日記  

shirakabatakesen武田康弘 

http://blog.goo.ne.jp/shirakabatakesen/e/dae8e42c10acc147455bd47fcfdebb42

個人の悪は、国家の悪に比べれば、あまりに小さなもの。巨悪には不感症なのがわが日本人かな。

2017-06-03 | 社会思想

最大の悪とは、公的、国家的なレベルにおける悪です。

個人の悪や不道徳は、それとは比べものにならぬ小さな悪。

しかし、マスコミは、個人が個人レベルで犯す悪や不道徳ばかりを報道します。

どうでもよい、くだらない、個人的レベルの話をこの世の一大事のように大げさに報じ、

そのくせ、公的・権力的なレベルでの悪、絶対にしてはいけない憲法違反や、首相の権力の私物化という巨悪や、役人たちの嘘とインチキ、経団連に集まる資本家たちの横暴の報道は、極小。

マスコミとは、国民洗脳機関であることが実によく分かります。多数の国民は、騙さているという自覚を全く持てないままに、大きな悪には不感症となり、個人レベルにすぎないことを話題にし、他者を排斥する。

財界や国家主義の政府の思うまま、自由も平等も奪われても実におとなしく政府を支持するのが日本人(実に偉い!天晴れ!滅私奉公と忠の道徳)、この十数年間、世界でただ一カ国だけ経済成長がない日本(大企業だけは史上空前の利益を上げて株価は高く経済はマイナス成長というハレンチ)、従業員は、利益は全部企業にもっていかれて実質賃金は横ばいでも仕方がないで、我慢我慢。

さすがは、上位者への恭順という忠の道徳が大好きな国民ならではなのでしょうが、生まれつきそうなのではありません。育ちの中で、今はとくに中学校(早朝に起き帰宅は夜7時という世界に例のない長時間拘束で、個人性を元から断念させる恐ろしいシステム)で、「学校 内 個人」「部活 内 個人」「会社 内 個人」「組織 内 個人」「政府 内 個人」にさせられるのです。人間ー個人としての自由と責任をもつ存在ではなく、全体が先立つ全体主義の完成形が日本です。

思想、生活のすみずみまで「全体主義」で染め上げられても、そのことを自覚できず、日本は世界一のよい国だ~~!と思う(思わされる)のですから、こりゃダメだ(笑笑・哀哀)、民主主義=主権在民なんて古い古い、人間も昆虫のように規律正しく、忠犬ハチ公のようにご主人さまに従順で、よい国、美しい国へ~~~~~~~~~と安倍晋三という名の自己絶対の総理大臣が述べています。「おれが首相だ、あれが偉いんだ!」とか。

もういい加減にしてほしいですね、人間って、そんなに卑屈に生きるもの? すべては、個人、手強い個人からはじまるという真理を思い起こそうではありませんか。
騙されているのでは愚かで哀しいです。いつまで全体一致!

 

 

 

 

 

 


安倍首相、何も知らずに「国連人権報告者」を侮蔑する国会答弁=米の法学者があきれと憤りで詳しく説明。 〔思索の日記 武田康弘〕

2017-06-03 08:32:05 | 命 人権 差別

http://blog.goo.ne.jp/shirakabatakesen/e/ae425fcc4df3601641a4a10ff2e57f68

思索の日記

shirakabatakesen 武田康弘(元参議院行政監視委員会調査室・客員調査員「日本国憲法の哲学的土台」を講義)

安倍首相、何も知らずに「国連人権報告者」を侮蔑する国会答弁=米の法学者があきれと憤りで詳しく説明。

2017-06-01 

国連ホームぺージで公開されている日本の共謀罪への疑義=国際人権規約違反の恐れに対して、

安倍首相のおれが偉いといわんばかりの国会答弁は、世界の笑いものになり、国連が異例のプレスリリースを発表する事態となっています。

日本政府のレベルの低さ、民主主義国とはいえない共謀罪の法案と警察、裁判所の実態について、米法学者が、詳しく説明しています。

今朝の「東京新聞」です。


 

 

 

 


6月1日(木) 報道ステーション 前川喜平前事務次官 インタビュー

2017-06-03 00:38:26 | 安倍首相疑獄事件

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小原 美由紀さんFBより 

6月1日(木) 報道ステーション 前川喜平前事務次官 インタビュー

 

報道ステーションにエールを!!
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/opinion/form.html

+*+*

~小泉政権時代の2004年11月の前川さんの映像 
   その頃、総理の方針に反旗を翻したことがあったという~

前川さん「国民がどこに生まれてそだったとしても、
義務教育を受けられるって言う保障がなければいけない。
これは、憲法が求めているもの」

~小泉政権時代と違うことは?

前川さん「”総理指示”という言葉が、ずいぶんその頃から流行るようになったんですけど

それは、明確に総理自身がおっしゃっているものだった。

だから、”総理指示”とか”総理方針”とか言われているものに対して

各省の中から「いや、反対です」と言う声があったとしても、

それはそれなりに受け止めてくれたような気がするんですよ。

「まあ、よく議論しなさい」みたいな話になっていた。

司令塔の所在が曖昧になっている感じがする、今は。

そういう曖昧なかたちで伝わってくる その違いは確かにあると。

曖昧なかたちなんだけど、逆らえない雰囲気があるという。

小泉内閣の時は明確に言われたが、明確に反対できるという

ある意味風通しの良さというか 明るさみたいなものがあった気がする

(当時は)真正面から抵抗した だけどすごく抵抗したにもかかわらず

たとえばその後の人事でなにか報復みたいなことがあったかというと全然なかった。

~今回一連の行動に出たのはなぜ?~

今回の行政府の中での意志決定は非常に問題がある。
 
踏むべきステップを踏んでいない
決めたルールを守っていない

こういうかたちで意志決定が行われたと言うことは
やはり国民が知るべきだと思う。

国民が知らなければ、国民がそれを是正することも出来ませんから。

霞ヶ関は半分以上権力に仕える装置になっていると思う。

権力は国民がコントロールしなければならないので

国民のコントロールの及ばない権力になってしまってはいけない。

知らせる義務があるのはメディアですから。」

富川アナ「なぜ加計学園のことにこれほどこだわっているのかという声も聴いたのですが」

前川さん
「やはり間違った行政が行われたら

民主主義の過程を経て 国民が是正するべきこと。

なにが起きたのかと言うことはきちんと国民に知らせる必要がある。

部内の情報が外部に流出しているのは事実
流出元は複数あると思うが

現役の人たちはなかなか自分の名前を出して言えないと思うので

私は少なくともこれは私が見る限り本物だと言うことは申し上げておきたい。

それが守秘義務違反だと言われる危険性はある。

本当に秘密であるものをオープンにするから守秘義務違反なので

「秘」でないもの「秘」にしてはいけないものを

国民に知らせるというのは むしろ積極的にやるべきことだと思う。

それがなかったら本当に民主主義は成り立たないと思います。」

富川アナ
「加計学園のことも共有フォルダを見てなかった、再調査しない、って言ってますけど・・」

前川さん
「文科省をあまり責めないでほしい。

こうするよりほかないという状況に追い込まれていると思っておりまして

なかったといったら嘘になっちゃうから

確認できなかった、と言うのがぎりぎりの説明であって

確認できなかったという説明をすることが先に決まっていて

確認できないように探したのではないか

そうせざるを得ない政権中枢との力関係があると思うんですよね。

(Q もし今、前川さんが事務次官の立場にいたら?)

私ね、座右の銘が「面従腹背(めんじゅうふくはい)」なんですよ。

普通は悪い意味でつかわれるんですが、役人として

面従腹背の技術というか資質はやっぱり持つ必要があるので

表向き政権中枢に言われたとおり「見つかりませんでした」という
結論に持って行くけれども

”ちまたでは次々に見つかっているという状態”と言うことを考えたかもしれない

<「面従腹背」・・・表面では服従するように見せかけて内心では従わないこと>

前川さん
「いま私、面従する必要がなくなったんでね。
だから今、面背腹背(めんぱいふくはい)なんですよね。

38年宮仕えして、はじめて自由を獲得したんですよ。

「表現の自由」をですね、100%享受できる喜びというのはね、

これは大変なものですよ。

多くの公務員はものすごく息苦しい中で暮らしているわけですよね。」

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テレビ朝日公式動画▽▲応援するために、見ましょう!

前編▽
http://news.tv-asahi.co.jp/news_pol…/articles/000102126.html

後編▽
http://news.tv-asahi.co.jp/news_pol…/articles/000102133.html