この平和な日本でも、人間はいつ独りで「背水の陣」に立たされるか分からない事を、肝に銘じておくべきだろう。
自然が相手でも、人間が相手でも、誰かに助けて貰えるなどと思っていては、まずは助からないだろう。
いつも誰かを宛てにしている君であるなら、とても対処は出来ないだろう。
サバイバルなどと、漫画みたいな、他人事みたいな事と思っていたら、その時君や家族は助からないだろう。
架空の出来事なんて思っていたら、君は君自身も、君の家族も救えないかも知れない。
いつ何処で、君にも襲い掛かるかも知れない天災や人災に、君は対処出来るのかと考えていないと、君や家族は助からないだろう。
「転ばぬ先の杖」とは、そう言う事も指すと思うのだが。
「想定外」でしたと良く聞く言葉だが、想定内の現象にしか学べないのは、やたら命の無駄遣いだと思ってしまうのだが。
判断のその一瞬が、命の別れ道にもなってしまうのだが。