爺さんが伝えたいこと

寡黙に生きて来た爺さんが、一つの言葉ででも若い人達の役に立つならば、幸いです。

思い出に

2020-07-25 18:56:01 | 日記
歳を取った証拠なんだろう。

何年か前に亡くなった人の事を思い出す。

その人は子供が居なくて、姉さんの子供を養女にしていた。

小さな登記事務所を営んでいた。

頭の良い人で、沢山の資格を持った有能な人だった。

穏やかな性格で、人当たりが良く、雄弁で話題が豊富な人だった。

癌だというのは聞いてはいたが、突然の訃報に接し、あまりにも早い逝去を聞くにつけ、もう少し話がしたかったなと、残念な気持ちで仕方無かったのを、思い出します。

歌の文句にある、良い奴ばかりが先に逝く、どうでも良いのが残されると。

本当だよね。

まぁ、爺さんの呟きなんですがね。















大いなる御許に

2020-07-25 04:13:37 | 日記
本職の頃に、正月三が日で何千何万人かの祈願を、受け持ってきた。

厄祓い等を主に携わって来た。

厄祓いの人々の身体から発する、小さな厄の粒が体臭の様に、堂内に蠢き満ちている。

こんな形容しか出来ないが、これが祈願者に纏わり付く。

数をこなせば、相当な厄が身体に纏わり付く。

厄を除くには、冷水を被る事、あとは霊力の強い魂にお願いをするしかない。

ほっておけぱ、自分の身体が疲れたままで、回復せずに日々を過ごすしかない。

いくら若い坊さんでも、呼吸器系、消化器系、循環器系に傷害を受け、身体に応える。

自分で落とすか、他力に願うかしかない。

自力で落とすには疲れた身体では、なかなか難しい。

そこで日頃からお願いしている魂に、お願いをしてしまう。

呼吸器はゼイゼイ言い出すし、消化器はトイレが近くなるし、循環器は血圧が上がり、赤面してしまうしで。

職業病と言えるのだろう。





























なる様にしか

2020-07-25 03:59:55 | 日記
人生は自分の思いで成って行く。

私は二つの思いを持っている。

頑張ればどうにか成ると、頑張ってもなる様にしかならないと。

とちらも真実だと思う。

あとは当人の捉え方だと思う。

誰も評価などしてくれない。

そんなものくさ。

のぼせ上がったらいかんばい。

人間の人生なんて、一瞬の瞬きに過ぎないんだから。

神仏は忙しいんだから。

一々評価などしてくれない。

悪いけど、自己満足の範疇にしか過ぎないんだから。

神仏は言われるくさ、自己判断にお任せしますってね。

だって自分がして来た事やろうもん、自分で裁断するしかなかろうもん。

よく思われ様としても、無理なんだわ。

自分の生き様は、自分でしか裁断出来ないんだから。















生かされる

2020-07-25 03:25:01 | 日記
人間は歳を取れば、自ずと経験則として、終着駅を見つめ考えてしまう。

その上で悟りなりを考え、作り上げてしまう。

思い出は沢山有るのだろう。

もうそろそろと思う人、まだまだと思う人。

しかし残された時間など、誰も分かる筈もない。

その時を迎えに行くのか、待っているのか、追い着かせるのか、感覚だけの問題かも知れない。

開き直らないと、ちょっと空しいのかも。

来るなる来た時とさい、その時はその時くさって、思ってないと面白くない。

生かされる時間など、誰も分かる筈もない。

残された時間を惜しむならば、どんどん好きな事をしないとね。

自分だけに与えられた時間なら、好きな様に使わないと。

思いを残さない事が、どう言う事なのかも、ちょっと分からないが。

急に来られても困るけど、分からないからこそ、楽しまなくてはね。

しかし慌てるよね。

そろそろかもって、思ってないと。

欲を出せばキリがない。

いつかは誰でも、来る事なんだからね。

あとは死にたくないと、思うかどうかかも。