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爺さんが伝えたいこと

寡黙に生きて来た爺さんが、一つの言葉ででも若い人達の役に立つならば、幸いです。

幼少時

2020-07-29 23:15:16 | 日記
父親は居なかった。

母親が生活の為に、一生懸命働く姿しか覚えていない。

女親だから、子供に舐められてはいけないと思っていたのか、言葉でも態度でも、厳しく躾られた。

洋裁を生業にしていたから、手元には竹製の長い定規があった。

体罰も厳しかった。

母親が自分の手で、私を叩くと手が痛くなるからと、その洋裁の定規が折れるほど叩かれた。

時には洋服のブラシの柄が、折れるほど叩かれた。

いわゆる折檻というやつか。

理由は覚えていない。

叩かれる理由が有ったのだろう。

父親がいないからと、躾は厳しかった。

私はお陰でグレる事もなく、長じる事が出来たと、思っている。

母親が亡くなり、15年ほどになるが、懐かしく思い出す。

そして感謝の念しか、浮かばない。

ありがとうございました。

母親が逝った年まで、まだ20数年あるが、私はそれまで生きられるだろうか。



男でも爺さんでも

2020-07-29 16:50:55 | 日記
胸がキュンとする。

随分昔の記憶の中に、置いてきた感情みたい。

好みのタイプは、今も変わらないと思うが。

「おっ!」と思う人にも会わないし、会うのは家の疲れた婆さんくらい。

「ときめく」気持ちも、何処かに忘れてきたみたい。

こんな感情を「枯れる」と言うのか。







加齢が

2020-07-29 12:39:05 | 日記
加齢が進めば、体力では若い人には敵わない。

しかし、生きてきた時間が長い分、知識や知恵では劣らないと思っている。

体力勝負では、とても敵わないが、今の所は知力勝負で負ける気はしない。

若い兄ちゃんに負けない自負があるが、要らない口出しは絶対にしない。

知識・経験をひけらかしても、何の得にもならないし、返って迷惑がられるのが関の山で。

聞かれた時に、おもむろに教えてやればいい。

出し惜しみしながら、かな。

でないと、年寄りの存在価値が無くなる。

体力でも知力でも、及ば無い時がきっと来る、その時は潔く引退すればイイ。

それだけ、若者を仕上げて来たんだから。

それが、年寄りの引き際だと思っている。

思い残しもないから。














風を読む

2020-07-29 08:07:41 | 日記
人間が安泰を望むのは、当たり前の事で。

明日をも知れぬ状態だと、心配で仕方がないのだが。

それが、今の日本の状況だと思う。

少しは上向いて来ている状況でも、安心は出来ない。

コロナ禍で、経済破綻寸前の日本丸は何処を目指しているのか。

どっちに転んでも、不安材料ばかりが目立つ。

国体を揺るがす困難の時に、国民一人ひとりが、地に足を着けた行動を摂らなければ、ならない。