爺さんが伝えたいこと

寡黙に生きて来た爺さんが、一つの言葉ででも若い人達の役に立つならば、幸いです。

貴方は大丈夫ですか

2020-07-30 16:10:04 | 日記
貴方は自身の性格や人間性の表出を、どう思っていますか。

貴方がもし自身の性格や人間性を、隠そうとして他人と接しているのなら、徒労に終わる事を確信して下さい。

人間は10分間も話せば、貴方の性格や人間性は、見破られてしまいます。

下手な小細工をしても、無駄なんです。

感受性の豊かな人は、すぐに感じてしまいますので。

本音で勝負をする気がないのなら、その努力は徒労に終わってしまいます。

悲しい事かも、知れません。

年齢の多少でもなく、経験の有無でもなく、真剣に他人と交わろうとする誠意なんです。

それを理解する事なく、経験だけで交わろうとするのは、あまりにも愚策としか言いようが有りません。

敵を知り己を知っているから、戦には勝てるんです。

勘違いはしないで下さい。

石橋を叩いても、渡らない橋もある事を覚えていて下さい。











枯れる

2020-07-30 07:12:59 | 日記
認識を変えないといけないと思った。

私自身が「年寄りは醜い」という先入観が有ったから、何にでも目立たない事を旨としていた。

私より随分若い友達から「年寄りだからこそ、若い派手な格好をしなけりゃ」と言われた事を思い出した。

確かにそうだね。

周囲に不快感を与えない為にも、もっと身だしなみやオシャレにも、気を使わないとと再認識した始末だが。

もともと、そちらの方のセンスは無いと思っているから。

でも、少し頑張ってみるか。











幼少時

2020-07-29 23:15:16 | 日記
父親は居なかった。

母親が生活の為に、一生懸命働く姿しか覚えていない。

女親だから、子供に舐められてはいけないと思っていたのか、言葉でも態度でも、厳しく躾られた。

洋裁を生業にしていたから、手元には竹製の長い定規があった。

体罰も厳しかった。

母親が自分の手で、私を叩くと手が痛くなるからと、その洋裁の定規が折れるほど叩かれた。

時には洋服のブラシの柄が、折れるほど叩かれた。

いわゆる折檻というやつか。

理由は覚えていない。

叩かれる理由が有ったのだろう。

父親がいないからと、躾は厳しかった。

私はお陰でグレる事もなく、長じる事が出来たと、思っている。

母親が亡くなり、15年ほどになるが、懐かしく思い出す。

そして感謝の念しか、浮かばない。

ありがとうございました。

母親が逝った年まで、まだ20数年あるが、私はそれまで生きられるだろうか。



男でも爺さんでも

2020-07-29 16:50:55 | 日記
胸がキュンとする。

随分昔の記憶の中に、置いてきた感情みたい。

好みのタイプは、今も変わらないと思うが。

「おっ!」と思う人にも会わないし、会うのは家の疲れた婆さんくらい。

「ときめく」気持ちも、何処かに忘れてきたみたい。

こんな感情を「枯れる」と言うのか。







加齢が

2020-07-29 12:39:05 | 日記
加齢が進めば、体力では若い人には敵わない。

しかし、生きてきた時間が長い分、知識や知恵では劣らないと思っている。

体力勝負では、とても敵わないが、今の所は知力勝負で負ける気はしない。

若い兄ちゃんに負けない自負があるが、要らない口出しは絶対にしない。

知識・経験をひけらかしても、何の得にもならないし、返って迷惑がられるのが関の山で。

聞かれた時に、おもむろに教えてやればいい。

出し惜しみしながら、かな。

でないと、年寄りの存在価値が無くなる。

体力でも知力でも、及ば無い時がきっと来る、その時は潔く引退すればイイ。

それだけ、若者を仕上げて来たんだから。

それが、年寄りの引き際だと思っている。

思い残しもないから。