今日、一月十五日は、七十二候の 雉始雊 (きじはじめてなく) です。 寒さは最も厳しい時期ですが、
それでも暦は着実に進み、どこかで春の温かさも動き出しているのでしょう。 自然界では、雉のオスがメスを求めて鳴き始める
頃となりました。日本の国鳥ともいえる雉は、メスは全体的に茶褐色をしていますが、オスは目の周りに赤い肉腫があり、深緑色を
主色とした長く複雑美麗な羽をもっています。 早春の発情期になると、オスは「ケーンケーン」と甲高く鋭い声で鳴いて縄張り
宣言をし、メスを呼びます。
先日、散歩をしていた時に、近所の家庭菜園の側の藪の中でガサゴソと音がするので、立ち止まって見ていると雉の番が出てき
ました。立派な色をした雄一羽と地味な色合いの雌が二羽。 背丈の倍はある枯草の中をひっそりと歩いていました。 本当に動き
出しているのですね。
画像は家の周りの畑に毎年出てくる雉を撮ったもので一昨年の画像になります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます