今日十月十八日は七十二候の内、第五十一候「蟋蟀在戸 (きりぎりすとにあり)」です。 例年は十月十八日から二十二日頃です。
意味としては、七十二候が「寒露の末候」に変わり、戸口で秋の虫が鳴き始める頃となりますという事です。蟋蟀が戸口で鳴く頃になり、
人によってはその声に人恋しくなる気持ちを感じる頃こともある、少し寂しい頃です。
ここで言うキリギリスは、コオロギであるとの説もあるそうです。昔は「蟋蟀 (コオロギ)」のことをキリギリスと呼び、秋鳴く
虫の総称ともしていたそうです。 秋の深まりにつれた、野山にいた虫たちのか細い鳴き方と在り方の寂しさをも、表している
のかもしれません。
*** キリギリスの画像が無かったので庭先を歩いてみましたが、雨上がりの早朝では見つかりません。 諦めて家に入ろうと
としたら、玄関の戸の上の方に、キリギリスが居ました。 眞に蟋蟀在戸 (きりぎりすとにあり) 灯台下暗し・・・。
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