本日午後1時より増上寺にて御忌大会(法要)が厳修された。
本年は法然上人800回忌に正当し、盛大に執り行われる予定だったが、先般の東日本大震災の惨状を鑑み、来年に順延となった。法要は八木大僧正台下御親修のもと増上寺山内だけで勤められ、法然上人の御遺徳を讃えるとともに、歴代台下や院家上人の年忌回向を勤めた。また先の震災で亡くなられた方々の回向をし参列者と共にご冥福をお祈りした。
境内は桜の花に彩られ、参詣者やお花見、そして「お江」効果で大勢の人がいらした。
鐘楼堂横のしだれ桜は満開! 桜を観ながらお弁当!
法要が始まると参列者席は満席。立ち見が出来るほど。正面には今上天皇より法然上人に加諡された「法爾大師」の徽号が奉戴されていた。
加諡された「法爾大師」の徽号 東日本大震災殉難者の位牌檀