19日~21日、所用で福島に向かった。
友人である千葉県柏市の真言宗寺院住職と共に上野駅より新幹線乗車。臨時ダイヤで「つばさ」以外の車両はグリーン車を除き全席自由。上野駅では京都出張を終え福島に帰る実兄と合流。初日は福島駅前に宿泊。
2日目、友人と2人で会津若松に向かった。福島駅から郡山駅へ向かい、「磐越西線」に乗り換える予定が、郡山駅では臨時ダイヤの為、ちょうどいい時間の電車がなく、一時間後との事。仕方なくレンタカーに切り替えようとするも、どの営業所も空車がない・・・ 結局高速バスで向かった。
今回の訪問先である会津若松市内の大運寺は大学時代の同級生が副住職をしており、同行の真言宗寺院住職とも共通の友人である。
今年大運寺は本堂新築工事を行うが、新本堂の脇間天井に龍の絵を奉納する方が、同行している友人の真言宗寺院住職である。
私は彼の絵の才能に以前から着目していたが、あるとき大運寺副住職に本堂新築のことを聞かされ、冗談半分に「龍の天井画なんていいんじゃない、いい書き手がいるよ・・ 」と言ったら真剣に話に乗ってきたのである。早速真言宗寺院住職に連絡、しばらく考えた後、了承してくれた。
大きさは畳二畳分で両脇陣の天井画として、2枚、龍の絵を書くようだ。
大運寺の本堂は先日すでに取り壊され更地になっていた。
昨年10月お邪魔した時の大運寺本堂。 昨年の大運寺十夜法要のブログ
今回お邪魔した時の大運寺。すでに本堂は解体されていた。因みに門柱の右にあるもう1つの石柱は先般の地震で折れたそうだ。
大運寺での打ち合わせを終えると、副住職は会津若松市内を案内してくれた。
会津若松の観光スポット「鶴ヶ城」 例年なら桜の時期を迎え、大変な賑わいとなるが、今年は観光客もまばら・・・
天守閣展望台より望む磐梯山(左)と飯豊連峰(右)
この日の宿泊先は東山温泉をお世話頂いた。会津若松市内には沢山の原発避難者が滞在されている。東山温泉でも約2000名がそれぞれの宿泊施設におられるようだ。
我々の宿泊先の旅館は9部屋中7部屋が避難者のご家族が使用されていた。このような時に観光や温泉等、躊躇したが、風評被害で観光客激減の中での宿泊に旅館の女将さんも大変喜んで下さり、温かく出迎えて頂いた。
翌日は、大運寺副住職の案内で会津本郷焼「陶芸体験」。
窯元の作業員によるご指導! 私の作品です!出来栄えは・・・
大運寺の新本堂は来年3月完成予定。奉納される龍の天井画も楽しみである。落慶式にはご招待いただけるとの事。
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