8月は福島・神奈川・埼玉方面への施餓鬼会出仕が続く。
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◆福島・大千寺 施餓鬼会
8月5日、従兄弟が住職を勤める福島県国見町の大千寺施餓鬼会出仕。10時開式の為、前日に常徳寺部内の蓮光寺住職、執事と3名で福島入り。
夕食は大千寺住職に御接待頂いた。因みに翌5日は拙僧の誕生日なのだが、お祝いも兼ての食事会に感謝!!
10時からの法要に続いて、奈良・薬師寺執事の大谷徹奘師による法話。
「みなさーん、両親の名前は言えますか?? はい、どうぞ!」参詣者もすぐに応答していたが、すかさず大谷師が「それでは曾祖父母の名前は?? はいどうぞ!」参詣者の応答は「・・・・?」
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大谷師の気迫のこもったお話と、時折ユーモアを交えた話術に聴衆も引き込まれていた。
因みに大谷師は私と同じ年齢。
法要後、大千寺住職の計らいで大谷師を囲んでの飯坂温泉一泊懇親会のお誘いを頂いていたが、法務で戻らねばならず、失礼した。
大千寺がある福島県国見町は先の大震災で被害も甚大であったが、少しずつ復旧復興に向かっている。
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◆神奈川県寒川町・生往寺 施餓鬼会
8月6日、親類寺院の生往寺施餓鬼会出仕。
常徳寺と同じ部内寺院のご住職が説教師を依頼されているので、お迎えに上がり、同乗頂いて出発した。予想通り高速道路は渋滞していたが、余裕をもって出発したので、1時間前には生往寺到着。
内陣には本尊阿弥陀如来、右脇陣には閻魔様が・・・ 正に極楽と地獄は隣り合わせ??南無阿弥陀仏・・・
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文京区向丘・浄心寺ご住職のご法話。お忙しいようで法話を終え、長野へ向かわれた。
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◆小田原・安養寺 施餓鬼会
8月10日、法類寺院の安養寺施餓鬼会出仕。小石川・沢蔵司稲荷の遠田上人(説教師)、駒込・専修院の副住職(雅楽)と同乗で一路小田原へ、、
安養寺山門 山号は「産千代山」 安養寺別院
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1時の法話に続き、2時より法要。安養寺の所属する小田原組は寺院数も多く、施餓鬼は組付き合いの為、随喜寺院も多い。お寺によっては参詣者の数よりお坊さんの数が多いところもあるとか・・・
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毎年夏には、ご住職自ら手入れされている蓮が、見事に開花し、参詣者を優しく迎え入れてくれる。
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◆越谷・天獄寺 施餓鬼会
8月16日、法縁寺院である天獄寺施餓鬼会出仕。
同じ法縁寺院の部内・瑞泰寺住職を迎えに上がり、同乗にて一路越谷へ。
二層の赤門 参道には露店も出店
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越谷天嶽寺は、芝増上寺の隠居寺でもあった寺院で、第4代住職は正親町天皇の第3皇子であったことから赤門には菊の紋章が付いている。
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本堂内陣 外陣施餓鬼檀
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法話は冷房の効いた客殿で行われる。説教師は茅ヶ崎・西運寺住職
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広大な天獄寺墓地。写真はほんの一部。
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◆幸手・聖福寺 施餓鬼会
8月24日、法縁寺院である聖福寺施餓鬼会出仕。
部内・瑞泰寺住職、小田原・安養寺若上人同乗で一路幸手へ・・
説教師は聖福寺と同じ組内寺院のご住職である石垣上人。石垣師は私と大学時代の同級生で当時は仲良く学生時代を満喫した仲である。今年5月の常徳寺施餓鬼会でもお説教師としてご法話をお願いした。
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法話をされている石垣上人、同級生とは思えないぐらい落ち着いていて、もはや老僧の風体。益々ご活躍を!!
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聖福寺の施餓鬼会をもって5月から始まった施餓鬼会出仕も終了!毎年の事ではあるが、お寺と檀信徒の結びつきを強く感じるのが、施餓鬼法要である。儀式の大切さ、法話の重要性を実感。
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