高校の頃、30kmの距離を自転車で通っていた。
往復4時間の距離だ。
朝は、課外があったので、5時半に家を出る。
当然、夕方課外もあったので、家に帰り着くのは8時を過ぎていた。
帰りは腹がへって、晩御飯が何であるのかがとても楽しみだった。
帰り着くと、9時までにご飯を済ませ、11時まで予習に追われ、それから風呂に入り、プロ野球ニュースを見るのが日課であった。プロレスがある日は睡眠を削るしかなかった。
テスト前は徹夜だった。
その日の帰りは自転車をこぎながら半分眠っていた。親は、気前よく、勉強に関することにはいくらでもお金を出してくれたが、お小遣いは月3000円で、1日ジュース一本飲めば、好きな服すら買えなかった。
それでも、高校時代は最高で、感動の毎日だった。
どしゃ降りの日、真夏の暑い日、真冬の星が輝いている寒い朝、台風の日、毎日の自転車での4時間は大切な思い出だ。
どんなにきつくとも、学校を休むことを考えたことはなかった。
どんなに熱があろうと、休むことは許されず、ふらふらしながら学校へ向かった。
そんな時代だったと思う。きつくとも夢があった。
あの頃の気持ちを忘れずに、恐れず、ひるまず、ためらわず、前へ進もうと思う。
いつか英雄になれることを信じて…
往復4時間の距離だ。
朝は、課外があったので、5時半に家を出る。
当然、夕方課外もあったので、家に帰り着くのは8時を過ぎていた。
帰りは腹がへって、晩御飯が何であるのかがとても楽しみだった。
帰り着くと、9時までにご飯を済ませ、11時まで予習に追われ、それから風呂に入り、プロ野球ニュースを見るのが日課であった。プロレスがある日は睡眠を削るしかなかった。
テスト前は徹夜だった。
その日の帰りは自転車をこぎながら半分眠っていた。親は、気前よく、勉強に関することにはいくらでもお金を出してくれたが、お小遣いは月3000円で、1日ジュース一本飲めば、好きな服すら買えなかった。
それでも、高校時代は最高で、感動の毎日だった。
どしゃ降りの日、真夏の暑い日、真冬の星が輝いている寒い朝、台風の日、毎日の自転車での4時間は大切な思い出だ。
どんなにきつくとも、学校を休むことを考えたことはなかった。
どんなに熱があろうと、休むことは許されず、ふらふらしながら学校へ向かった。
そんな時代だったと思う。きつくとも夢があった。
あの頃の気持ちを忘れずに、恐れず、ひるまず、ためらわず、前へ進もうと思う。
いつか英雄になれることを信じて…