大学の時、よく金縛りにかかっていた。
あまりにもよくかかるので、どこから動かしたら、動くようになるかわかるようになった。
僕の場合は左足の爪先だけが金縛り中も感覚があり、そこを起点に気合いで金縛りを解いたものだ。
最初に金縛りにかかった日のことは鮮明に覚えている。中2の時だった。
昔の処刑場が近くの山にあって、友達と探検に行った。家に帰っても、そのことが頭を離れず、ベッドに寝転がっている時だった。
当時母親は内職をしていて、編み機でセーターを編んでいた。
そのガー、ガーという音を聞きながら、うとうとした瞬間、体が動かなくなった。冷や汗が流れ、恐ろしくてたまらなかった。
キーンという高い音もなり続け、解かないと死んでしまうのではないかという心境になる。
経験している人も多いと思う。何度かかってもいい気持ちはしない。
最近では全くかからなくなってしまった。
最後にかかったのがいつであるのかも記憶していない。
ただひとつだけ言えるのは、何であれ、初めての経験は鮮明に心に残るものだ。
これから、どんな新しい何かが僕を待っているのか見当もつかないが、心踊るものであって欲しいと思う。
日々を消化するだけでは駄目だ。新しい何かを経験しなければ…
あまりにもよくかかるので、どこから動かしたら、動くようになるかわかるようになった。
僕の場合は左足の爪先だけが金縛り中も感覚があり、そこを起点に気合いで金縛りを解いたものだ。
最初に金縛りにかかった日のことは鮮明に覚えている。中2の時だった。
昔の処刑場が近くの山にあって、友達と探検に行った。家に帰っても、そのことが頭を離れず、ベッドに寝転がっている時だった。
当時母親は内職をしていて、編み機でセーターを編んでいた。
そのガー、ガーという音を聞きながら、うとうとした瞬間、体が動かなくなった。冷や汗が流れ、恐ろしくてたまらなかった。
キーンという高い音もなり続け、解かないと死んでしまうのではないかという心境になる。
経験している人も多いと思う。何度かかってもいい気持ちはしない。
最近では全くかからなくなってしまった。
最後にかかったのがいつであるのかも記憶していない。
ただひとつだけ言えるのは、何であれ、初めての経験は鮮明に心に残るものだ。
これから、どんな新しい何かが僕を待っているのか見当もつかないが、心踊るものであって欲しいと思う。
日々を消化するだけでは駄目だ。新しい何かを経験しなければ…