今日は健康診断で血を三本抜かれ、6件の面談や相談の電話やらで流石に疲れてしまった。
授業も何とか乗り切った。それでも生徒も頑張って授業を聞いてくれる。
ありがたい。
授業後、質問がある。
それがまたありがたい。
いくら疲れていようと、僕たち教えるものは、そこに生き甲斐を感じている。
「無常」についての質問があった。
このブログにも何度か書いているが、この無常とか無常感という観念に悲しみを感じる。
桜の花。
祇園精舎。
なくなったお店。
今はない空き地。
春夏秋冬。
常なるものはない。
二秒前の自分にはもう会えない。
必ず物事には終わりがある。
質問されながら、いろんなことが頭をよぎった。
こういう時間さえも過去のものになってしまう。
だから、ひとつひとつ、大切に心に刻まねばならぬ。
せっかく生まれてきたのだから、精一杯、頑張って、人を笑顔にしたいものだ。
無常という力: 「方丈記」に学ぶ心の在り方 (新潮文庫) | |
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