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昭和12年に私の住む町内で結成された婦人会の記録である。
これが終戦の年の一部を除いて現在まで記録に残されている。
特にこの12年から22年6月までは筆で戦争中の様子が
またその後は戦後の暮らしが綴られている。
このままでは散逸してしまう恐れがあるので、今日は図書館に行って相談してきた。
貴重な資料なので、図書館に郷土資料として残す価値があるとのことだった。
多少でもパソコンを使う私の使命と思い、これを画像として残してから
皆さんの了解を得たうえで寄付したいと考えている。
昭和12年4月14日
○○氏16日に北支へ出征のため会として千人針を製作することに決め役員2名にて午後制作す
昭和15年4月15日
朝7時出発 能義神社、稲荷神社、宇賀荘八幡様、東蒿山、清水寺、祇園様、出征軍人武運長久祈願す
昭和15年6月17日
農繁期に出征遺家族へ手伝いの相談をなす。1軒2.3名宛行くことに決定す
出征兵士の見送り、戦傷者の迎え、病院への見舞、戦死者のお葬式、慰問袋
蚊帳の金輪の供出、藁仕事 一升の醤油を二升にする方法などの講習会 等々 詳しく記録されている。
この綴りを画像保存して、パワーポイントで発表したり、皆さんにコピーをお渡ししたらなどと
思い、二度と戦争のないことを願って、少しでも役立つことがあればと考えている。