以前、夫に尋ねたことがある。
私と子供と同時に溺れたらどちらを先に助ける?
「お前」と言えば、うそに感じられるようだし、「子供」と言えば妻に対して冷たい感じになる。この答えはむずかしい。
夫の答えは、どちらとも言わず、それなのにあっぱれな、でも単純な答えだった。
{答えはこの文章の最後に発表します}
3ヶ月に一度の診察日。
私はこの日は判決を受けるような気持ちだ。
今回はOKと言われても、それは次回の3ヶ月先の検査日まで執行猶予を受けた感じである。
再発すれば完治はないといわれる病気ゆえ、それは仕方がないと思っている。
前回の検査後、3ヶ月先の検査日が決まった時、私はすぐにその日を夫に伝え必ず空けておいてもらい送り迎えを頼む。
二人で共有しているカレンダーにもしっかり赤丸をつけ、記入しておく。
もし再発の兆候を告げられたら、帰りの車の運転に自信がない。
今回も10日前にも再確認したはずだった。
それなのに3日前に、「友達から電話があり昼食会に行くことが決まった。その日昼飯はいらないから」と言う。
エエ~
と私は叫ぶ。
夫はきょとんとして、「あれ、その日なんかあったかいな、こっちの都合に合わせてもらって決まったんだけど」
普段、私のことは無視したように、自由に動き回っているように見える夫。
でも、内心は私のことを心配し特にこの検診日のことは、私と同じ気持ちでいてくれるものと思い込んでいた。
電車もある、バスもある、それでもダメならタクシーだってある。
でも、私が問題にするのは「その気持ち」
困っている夫に私は次の言葉をのど元まで出しておしとどめる。
「あーあ、やっぱり夫婦は他人なんだ」
舅が亡くなった時、姑が言った言葉がある。
子は120日、妻は90日の忌中(キチがあると言っていた)だから、
その日がきたら、海へ行って海水を身体にかけて清めるようにと。
「なんでお母さんの方が早いんですか」間違えておられると思って私はたづねた。
「夫婦は他人だ」間髪を入れないはっきりした返事だった。
今回、私はこれを思い出した。
生まれるのも死ぬのも自分ひとり。誰も付き添ってはくれない。
この話をしたら女性は共感してくれる。
男性の一人は、「いやー覚えていると思っても、書いておかんといけんということですわ」
もう一人の男性は「私も気をつけよう~」でした。
皆さんはどうですか?
最初の話の答え
「自分に近い所にいる方から先に助ける」
私と子供と同時に溺れたらどちらを先に助ける?
「お前」と言えば、うそに感じられるようだし、「子供」と言えば妻に対して冷たい感じになる。この答えはむずかしい。
夫の答えは、どちらとも言わず、それなのにあっぱれな、でも単純な答えだった。
{答えはこの文章の最後に発表します}
3ヶ月に一度の診察日。
私はこの日は判決を受けるような気持ちだ。
今回はOKと言われても、それは次回の3ヶ月先の検査日まで執行猶予を受けた感じである。
再発すれば完治はないといわれる病気ゆえ、それは仕方がないと思っている。
前回の検査後、3ヶ月先の検査日が決まった時、私はすぐにその日を夫に伝え必ず空けておいてもらい送り迎えを頼む。
二人で共有しているカレンダーにもしっかり赤丸をつけ、記入しておく。
もし再発の兆候を告げられたら、帰りの車の運転に自信がない。
今回も10日前にも再確認したはずだった。
それなのに3日前に、「友達から電話があり昼食会に行くことが決まった。その日昼飯はいらないから」と言う。
エエ~

夫はきょとんとして、「あれ、その日なんかあったかいな、こっちの都合に合わせてもらって決まったんだけど」

普段、私のことは無視したように、自由に動き回っているように見える夫。
でも、内心は私のことを心配し特にこの検診日のことは、私と同じ気持ちでいてくれるものと思い込んでいた。
電車もある、バスもある、それでもダメならタクシーだってある。
でも、私が問題にするのは「その気持ち」
困っている夫に私は次の言葉をのど元まで出しておしとどめる。
「あーあ、やっぱり夫婦は他人なんだ」
舅が亡くなった時、姑が言った言葉がある。
子は120日、妻は90日の忌中(キチがあると言っていた)だから、
その日がきたら、海へ行って海水を身体にかけて清めるようにと。
「なんでお母さんの方が早いんですか」間違えておられると思って私はたづねた。
「夫婦は他人だ」間髪を入れないはっきりした返事だった。
今回、私はこれを思い出した。
生まれるのも死ぬのも自分ひとり。誰も付き添ってはくれない。
この話をしたら女性は共感してくれる。
男性の一人は、「いやー覚えていると思っても、書いておかんといけんということですわ」
もう一人の男性は「私も気をつけよう~」でした。
皆さんはどうですか?
最初の話の答え
「自分に近い所にいる方から先に助ける」