古里の暮らしの中で

私の住んでいる地域の文化を紹介する

無料化社会実験終了と道路

2011-07-29 11:11:03 | Weblog
高速道路無料化社会実験によって、高速道路の交通量が増え、
生活道路である国道9号線の交通量が極端に減った。

先日のテレビでは、期間はわからなかったが、
島根県は鳥取県と並び交通事故死亡者数が全国で一番少なかったと伝えていた。

この高速道路は道はずっと1本でつながっているのに、途中の一部が有料という
私には理解できない構造になっている。
その上、無料区間の方が改善の工事をよくやっている。

現在、高速道路が有料になった関係で、確かに国道9号線は交通量が増えた。
しかし、不景気なのか以前ほどではない感じもあるが、
9号線沿線で商売をしている人にとっては、喜ばしいことではないかと思う。

近くによく交通事故を起こす場所があり、先日も事故があった。
押しボタン信号機を押すと、先頭の車は赤信号で止まるけれど、
2,3台後の車がよく追突する。

この信号機に来る前、長い距離で信号機がなくスピードに乗っていて
油断しているのではと思う。

この長い距離で信号機のない区間では、以前は死亡事故が多く、
通行止めになるとどうしようもなかった。

農道という名の道路がついて、う回路ができたとはいえ、
事故は、関係ない地区民の心にも影を落とす。

新しい農道ができて良かったこと

 ※国道9号線の、う回路ができた

 ※小学生が朝の集団登校の片道だけだが、1時間かかっていたのが、30分に短縮された

 ※避難場所になっている小学校の入り口が、大雨が降ると通行止めになるというおかしな
  ことになっていたが、校庭の奥から農道へ避難できる道ができた。

新しい農道ができてよくないこと

 ※早速、ごみを投げ捨てる人が出てきたこと

事故のないよう、まず自分自身が気を付けて運転しなければと思う。  

農道期成同盟会解散

2011-07-23 21:55:20 | Weblog


先日、農道期成同盟会の解散会があった。
事務局として、夫は最後の最後まで会計報告から、解散会の飲み会の段取りまでしていた。

期成同盟会結成前から十数年、これこそ本当の手弁当だった。
会長と事務局は地権者でもなく、ボランティアだった。

完成した今となって、「自分こそが働いた」などという人がいるが、
夫はそれはそれでいい、みんなの力だと、意に介さない。

それでも市会議員さんが2名とも、欠席の返事の葉書に、、「長い間お世話になりました」と
書いてくださっていたのは、わかってくれる人はいるのだと思い、うれしかった。

せめて私からだけでも夫に感謝状をだそうと、ワードのテンプレートを使って上記の感謝状を作った。
「○○県、○○市民、○○町民代表し」としたものだから、
夫は「日本国が入ってない」と言いながら照れ笑い。

私も、いろいろ手伝ったりしたこともあったけれど、
それでもこの期成同盟会の事務局の仕事には頭が下がる思いがある。

ようやく、一仕事が完了した今日この頃、どことなく夫が様子がふだんと違う。
なんと、また別の会の事務局を引き受けて帰り、パソコンで住所録を入力することを
教えて欲しいと、のたまった。

やっと、一仕事済んだばかりなのにという私に、
「元上司の会長に頼まれて、会長兼事務局は大変だから頼むと言われて」と言い訳する。

頼まれると断ることができないんだから、と言いながら、私もまた
パソコンを「やさしく!・やさしく?」教える妻となった。


採れすぎ野菜

2011-07-19 19:59:29 | Weblog
近頃、きゅうりがあふれている。

畑のないお宅に聞いても、きゅうりはもらっているのでいらないと言われる。
我が家にも、きゅうりはいらないかと電話がかかってくる。
サラダ、酢の物、漬物以外に煮て食べるという人もあるが、私は煮てまで食べないなと思う。

捨てるわけにもいかないので、ビール漬けにして会がある時に持って出で食べてもらったり、
生のきゅうりも、誰かもらってくれる人を探すような状態だ。

不思議なことに、今年はみんながきゅうりが豊作だ。
ピーマンやなすびはみんな揃って良くない。

都会の親戚に送っても、運賃のことを考えれば向こうで買った方が安い。
たけのこ、梅などの季節も同じことが起こる。
欲しい人はいるのに、その時に欲しい人を探して渡すのはなかなか大変だ。

商売は、これでみんなの役に立っていることを実感する。
欲しい人が、欲しいときに、欲しいものを、欲しいだけ買うことができる。

きゅうりもこんなに騒ぐほどあふれるのは、ほんのいっときで、
秋風がちょっと吹くと途端になくなってしまって、あれほど邪魔みたいに
扱っていたのを、今度は貴重品みたいにお金を出して買うことになる。


田舎の道路事情

2011-07-10 15:20:11 | Weblog
4月、新しい農道が開通した。

これまで、安来市の西のはずれから東出雲町までは、
片側一車線の国道9号線しかなかった。

いったんここで事故でもあれば、う回路がなく、通行止めで動きがつかなかった。

地元の要望で、紆余曲折を経て、今度の新しい農道がようやく開通したときは
高速道路の無料化社会化実験が行われていた。
国道9号線でさえ、交通量が極端に少なくなっていて
せっかくできたこの農道は、不要な道路の感じになってしまっていた。

ところが高速道路が有料になり、その途端に国道9号線は
以前の大変な交通量が戻ってきた。
「夜の高速道路」と言われていた、そんな時代に帰ってきた。

この農道を知っていれば、渋滞や交通止めの際の、う回路として
便利に使えるようになった。

松江方面からは、米子方面に向かって、東出雲町のはずれの山の上から右折して、
橋をわたりみちなりにすすめば、いい。
農道の終わりが、高速道路の側道に便利につなぐための工事中。

農道の終わりからは、国道9号線にも出ることができるし、
既設の道路を通って、高速道路の側道に行くこともできる。
それにここまでくれば、国道9号線も、旧国道もある。

お暇なときに、ぜひ一度通ってみておかれることをお勧めします。


ちまき-背くらべの歌

2011-07-09 13:52:35 | ちまき・笹巻き
「暑い、暑い」
いつの間にか1年の半分が終わった。

今年は、私の記録によると約500本(簡単な巻き方のも入れて約12キロ)を巻いた。
もう1回巻きたくて、友達といっしょに巻くチャンスがあったのに、
体調を崩し出来なかった。

周りの人は、「笹巻の疲れだ」と言うが、私はそれは認めない。
私自身は、パソコンのテキスト作りとじゃがいものせいだと思っている。

ところで
「せいくらべ」という「柱のきずはおととしの・・・・」と歌う歌の
作曲者は静岡市の出身で海野厚さんという方です。

今まで、ここで歌われている「ちまき食べ食べ」のちまきは
私たちが食べているものだとしか思っていませんでした。

しかし、全国にいろいろなちまきがある以上、この歌に歌われているちまきは、
どんなちまきなんだろうと思うようになり静岡市の広報室に聞いてみました。

そうしたら、
≪本市の文化財課と静岡市菓子組合に確認をいたしましたが、
静岡市では、「ちまき」自体が端午の節句にあまりたべられているものではなく、
資料(写真)などもございませんでした。≫
との、返事があり昭和53年に調べられた静岡県の節句の行事を調べたものを送ってくださった。

その記録によると、天竜川より西の地域ではちまきが作られているが、
静岡市にはちまきの記録がない。

結局、どんなちまきかはわからずじまい。
みんながそれぞれの地域のちまきをそれと思って歌えばいいということかな。
ちなみのこの歌は、昭和28年から平成3年まで学校の音楽の時間に歌ったそうですが、
最近は教科書から消えたそうです。