ATMも搭載した車両型郵便局
印南町崎ノ原、崎ノ原郵便局(森秀材局長)は、去る5月26日から車両型便局で業務している。車を改造し現金自動預払機(ATM)も搭載しているもので、局舎の耐震補強工事に伴い、日本郵便(株)が仮局舎として郵便局近くの空き地に設置、通常通りの業務を続けている。車両型郵便局が活用されるのは県内で始めてとなり、地元民らは「局舎」ならぬ「局車」を珍しがりながら利用している。
車両型郵便局は災害で被災するなどし業務が出来ない時などに仮局舎として活用するため日本郵便(株)がトラックを改造して導入したもので、ATMが搭載されているほか、預金の出し入れや、車内に設けた接客カウンターで郵便物の引き受けなどほぼ通常業務ができる。
崎ノ原郵便局では局舎の耐震補強工事に取り組むことになり、先月26日から郵便局前の私有地を借りて車両型郵便局での業務を始めた。局舎の改修時は原則、仮店舗は設けずに近隣の郵便局を利用してもらうことになるが、崎ノ原郵便局の近隣郵便局が遠方で利用者の利便性を考えて車両型郵便局を活用した。利用者は「少し狭いな」と感じながらも普段通り利用できることを喜んでおり、森局長は「少し不便かも知れませんがいつも通り利用できます。ご利用下さい」と呼びかけている。
車両型郵便局の業務は7月14日まで行い、17日から局舎での業務を始める予定。
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