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御坊市・総合計画実施計画 〈2020年12月13日〉

2020年12月14日 08時30分00秒 | 記事


実施計画策定委員会で89事業採択


 御坊市総合計画実施計画策定委員会(会長・三浦源吾市長)が、令和3年度から5年度までの3年間で着手・実施する89事業を採択した。新規は交通弱者外出支援、道の駅整備、中学校大規模改修、感震ブレーカー設置補助、子ども家庭総合支援、地域共生のまちづくり、学校照明LED化、消防人材育成、学校運営協議会補助の9事業。このうち、外出支援や道の駅、中学校改修など5事業は事業内容等の検討・調整が必要なため、着手時期は未定。

 外出支援は交通弱者対策として関係課でさまざまなメニューの検討を続けており、今後、検討スピードを加速化させ、早期実施をめざす。現行の福祉タクシー事業を拡充するなどの案が出ており、行政や住民、交通事業者等で協議の場を設け、地域のニーズや課題を共有しながら地域実情に応じた支援策を決める。着手時期は未定。
 道の駅整備は以前から検討しているが、運営主体等がネックで実現していない。御坊商工会議所等から要望もあり、日高港Sioトープや野口オートキャンプ場など候補地ごとに課題等を整理し、関係機関と協議しながら実現化を目指す。用地取得や施設建設等の財源確保、施設規模や運営主体をどうするかなど課題が多く、着手時期は未定。
 学校大規模改修は河南、御坊両中が対象。河南中は平成2年竣工以来、初の大規模改修。御坊中は昭和47年竣工で平成6年の大規模改修以来2回目。児童生徒数が減少する中、規模に応じた適正配置の検討を行いながら既存施設の大規模改修、長寿命化改修を行うことで耐用年数を延ばす。事業費は両校あわせると10億円程度必要なため、着手時期は未定。
 感震ブレーカー設置は高齢者世帯等を対象に地震を感知すると自動的にブレーカーを落とし、火災を防ぐ装置の設置補助。補助上限は2万円。来年度から実施予定▽子ども家庭総合支援拠点事業は専任の子ども家庭支援員2人を配置し、児童相談システムを導入。児童虐待の発生予防・早期発見につなげる。来年度から実施予定▽学校運営協議会運営は中学校区単位で設置している同協議会の活動費を支援する。来年度から実施予定。
 地域共生のまちづくりは住民主体の見守り活動や交流の場を支援し、地域との連携で地域課題の解決を図り、総活躍のまちづくりを促進する▽学校照明LED化は小・中学校教室等の照明をすべてLED化する。着手時期は未定▽消防人材育成は消防職・団員の災害対応能力を向上させるため消防大学等に派遣する。来年度から実施予定。
 前年度までに採択された市民野球場屋内練習場整備、学校体育館・市立体育館空調整備、市営住宅マスタープラン作成、勤労青少年ホーム改修、市道中財部Ⅰ号線歩道設置は、財源確保や内容の検討が必要で着手時期等は未定。


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