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県高校新人室内大会 印南中出身・樫尾陽和里さん2連覇 ソフトテニス甲子園「ジャパンカップ」へ 〈2020年12月23日〉

2020年12月23日 08時30分00秒 | 記事

 第56回県高校ソフトテニス新人インドア大会は19日、橋本市の県立橋本体育館で開き、女子の部で印南中出身で和歌山信愛2年の樫尾陽和里さんが優勝、2連覇を果たした。同大会はインターハイの前哨戦でソフトテニスの甲子園とも言われるゴーセン杯争奪ハイスクールジャパンカップ予選も兼ねており、樫尾さんは来年6月に開催される本大会への出場権を獲得した。

 男女とも11月の新人戦上位32組が出場しトーナメント戦で競った。樫尾さんは松橋由依さんとのペアで出場。樫尾・松橋組は初戦から3回戦は危なげなく順当に勝ち上がり、準決勝は信愛の江口・岸浦組を4-1で同校対決を制し決勝へ。決勝も高橋・生井沢組との同校対決となり、樫尾・松橋組がフルセットの末4-3で下して大会を制した。
 昨年も同大会を制し、ジャパンカップへの出場権を得ていたが、新型コロナウイルスの影響で大会が中止となる悔しい思いをした樫尾さんは、今年も優勝し絶対にジャパンカップに出場するとの強い思いで大会に臨んだこともあり「2連覇できて本当にうれしい」と喜ぶとともに「中止となった今年の分も一つでも多く勝って上位入賞できるよう頑張りたい」と2年越しのジャパンカップへ意欲を燃やしている。
 この他、男子の部で和歌山北の辻浦壱経君(2年・印南中)が3位、日高の片山剛志君(1年)江川優那君(同)組、和歌山北の立野桂伍君(1年・湯川中)川村幸大君(1年・印南中)組が5位。女子の部で和歌山信愛の阪本遥さん(2年・湯川中)が5位に入った。
 ハイスクールジャパンカップは6月に札幌市営円山庭球場で開催。ダブルスは各都道府県代表と推薦ペアが出場して競う。シングルスもあり、来年1月23日に日高川町かわべテニス公園で県予選が開かれる。


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