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御坊市観光協会が宮子姫プロジェクションマッピング公演 〈2024年11月12日〉

2024年11月12日 08時30分00秒 | 記事


海底で光り輝く観音像を見つけたシーン


カラフルなグラフィックデザインを投影


 御坊市観光協会(高垣太郎会長)は来年の大阪・関西万博に向けた誘客促進の一環として9日に宮子姫生誕の地「八幡山公園(髪長姫公園)」で宮子姫プロジェクションマッピング(PM)公演を行い、日高川町に移住したプロジェクションマッピング集団「Hira&maja」とアーティストがコラボして制作した「宮子姫伝説」の魅力を美しい映像と音楽で伝える作品を初披露し、好評を得た。

 宮子姫生誕・ゆかりの地を全国に発信する「宮子姫聖地化プロジェクト」の一環として「Hira&maja」(映像クリエイターの西平充幸氏、デザイナーの酒井将守氏)に委託。アーティストとコラボして日本のシンデレラストーリーと言われる「宮子姫伝説」の魅力を美しい映像と音楽で伝えるプロジェクションマッピングの作品(10分弱)を制作し、9日の公演で初披露した。
 公演は八幡山公園の東屋(四阿)で関係者、一般対象の計4回行われ、あわせて200人が参加。小野俊成・道成寺院主が宮子姫に関する話を行ったあと、東屋に作品を投影。カラフルできれいなグラフィックデザインから始まり、宮子姫の誕生を祝う宴の様子、海女で宮子姫の母親が荒れ狂う海に潜り、海底で光り輝く黄金の小さな観音像を見つけるシーンなどを、宮子姫の髪の毛を奈良の都まで運んだツバメの視点から物語にして表現。ラストは東屋が道成寺に変わる演出もあり、好評を得た。
 今後も「宮子姫聖地化プロジェクト」を推進するとともに、夜間の観光開発として今回制作したプロジェクションマッピングやライトアップを取り入れたイベントを道成寺周辺で継続的に行うことで大阪・関西万博に向けたインバウンドなどさらなる誘客促進、滞在時間延長等に努める。


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