全国、近畿大会出場を決めた紀央館の
村井さん、中田さん、中尾さん、佐多さん(左から)
令和6年度県高校柔道新人大会はこのほど、白浜町立総合体育館で開き、女子無差別級で紀央館2年、中田彩音さんが優勝し、来年3月19、20日に日本武道館で開く全国大会の出場を決めた。中田選手のほか、紀央館女子団体、同校個人女子3選手、日高同1選手が近畿大会に出場する。
女子無差別級は4人がトーナメント戦で競い、中田さんは初戦で箕島の選手と対戦し、払い腰で技ありを奪ったあと抑え込み合せ技で一本勝ち。決勝は紀央館2年の村井理瑚さんと対戦。大内刈で技ありを奪った中田さんが優勢勝ちで同校対決を制した。
中田さんは「決勝で自分の実力を出しきれなかった。得意の払い腰で1本勝ちしたかった。全国大会では1勝できるよう頑張りたいです」。枠谷逸平顧問は「個々の力を出しきれなかったので、これからの練習で改善できれば。決勝の紀央館対決は、どっちが勝ってもおかしくない試合だった」と話した。
女子個人で無差別級で村井さん、57キロ級で中尾由那さん(紀央館2年)、52キロ級で木村百花さん(日高2年)が2位、63キロ級で佐多千紗咲さん(紀央館1年)が3位に入賞し、優勝の中田さんとともに来年1月25日に兵庫県立武道館で開く近畿大会に出場する。女子団体で紀央館が3位で2月1日、2日に京都市武道センターで開く近畿大会に出場する。
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