職場で小宮一慶氏の本が数冊回覧されています。
これらを職場のメンバーで順繰りにローテーションして行くのですが、私は今2冊目を読んでます。
この本には、仕事において大事なのは、それに費やした時間ではなく、そのアウトプットである。と書かれています。
私は今までを振り返って、仕事でいいアウトプットを出して来たかと考えると微妙ですが、私のような怠け者には為になります。
いいアウトプットを出し続けると、よりレベルの高い仕事を任せられるようになり、収入も増えて、さらに仕事に対するモチベーションが向上するでしょう。
ところで今の私の社会的身分は、某企業からその完全子会社への出向社員です。
出向先の会社の売上額は、親会社とグループ企業全体の売上額の1%未満です。これは何を意味するのか。それは、私の年収に最も影響を与えるのは、自分の仕事のアウトプットではなく、親会社の業績だと言う事なのです。
私は今或る意味非常に中途半端なポジションにいるので、今の担当業務でどんなにいいアウトプットを出しても、来年の収入が5%上がるなんて事はあり得ません。
担当業務をいくら一生懸命やっても、今以上に収入が上がらない事に、去年気付いてしまいました。
収入を上げるには、はっきり言って昇進するしか道は無いのですが、その人事権を持っているのは、親会社の人事部門で、私と全く面識の無い人たちです。当然私の普段の仕事ぶりなんか見た事もないし、だいたい私の職場に来たことも有りません。
昇進するには、試験を受けて論文を提出し、面接を受けて合格しなければならないのですが、実は私は5年連続で不合格になってます。
もういい加減諦め時かとも思っているのですが、今年も試験を受ける事にしました。
今は昇進試験でいいアウトプットを出す事が求められています。
ぜんぜん自信は有りませんが。