庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

嬉しい春の妖精?ビロウドツリアブ

2024-03-22 09:55:38 | 日記・エッセイ・コラム

早春の庭先に咲く菜の花に、ふわふわモフモフのコロッとし
た丸っこい体に、長い口吻でホバリングしながら花の蜜を吸
うビロウドツリアブが飛んできた。

まだ風に冷たさが残る早春の庭先の日だまりで、このアブの
姿を見かけると春の訪れを感じます。

ホバリングしながら菜の花で扱蜜するビロウドツリアブ。

ビロウドツリアブは体長8㎜から12㎜で、ビロードのような
茶色い長い毛におおわれた体に長い口吻が特徴。

ホバリングが得意で、まるで空中に吊り下げられてい
るように見えることからこの名前が付いたとされる。

なぜこんなにモフモフで毛深いのか?そのわけは

このモフモフの体毛で体温を上昇維持して、他の訪花昆虫が
まだ活動できない寒い早春から活動して、花の蜜を独り占め
するためだそうです。

春の一時季にしか見られないこのビロウドツリアブは・・

まさに春の妖精と呼びたいくらいかわいいアブです。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 富士の山頂付近に沈む夕陽 | トップ | カワセミのお嬢さん他 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記・エッセイ・コラム」カテゴリの最新記事