庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

巻き方もいろいろ~ネジバナ

2023-06-20 10:05:38 | 日記・エッセイ・コラム

梅雨の中休みの散歩道でよく見かけるネジバナは、小さくても
ランの仲間だけあってよく見ると美しい花です。

名前の通りネジのように捩じれて巻きながら咲くネジバナですが・・

右巻きと左巻きがあり、捩じれ具合もキツイものやゆる~いもの
中にはほとんで捩じれない真っ直ぐなものもあります。

どっちが右巻きでどっち左巻き?なのかは、諸説あって未だに
ハッキリしないのですが・・

ツル植物の場合は、一つの品種で同じ方向に捻れて巻くのが
普通で、例えばノダフジとヤマフジの場合、ノダフジは右巻き、
ヤマフジは左巻きとなっています。

それを参考にすると右巻きの蔓を横から見た場合、カタカナの
」になるので覚えやすいかもしれません。

これは「」に見えるので右巻きですね!

 

こちらは逆なので左巻き。

 

巻きの方向違いや、巻き方の緩いものやキツイものなどが
いろいろ混在しながら咲き乱れています。

ところでネジバナはなぜ捩じれて巻くか?の理由ですが・・

この植物の細さからいって片側だけに花を付けると、重心の関係で
バランスが崩れて、片側に倒れてしまうからだと言われています。

でも、中には途中で巻き方が変わったりほとんど巻かないネジバナ
もあるので面白いですね!。

これはネジバナなのに?真っ直ぐでまったく巻かないネジバナ。

片側だけに花を付けて傾いて倒れそうなネジバナ。

こちらは倒れないように左右で互いに支え合ってるのかな?

自然界には、巻き方の方向が定まった植物は多いのですが・・

ネジバナに限ってはまったく気まぐれのようです、確率では
右も左も50%で半々だそうです。

推測ですが・・おそらく花の咲く時期の気分?、太陽の方向、
風の影響等によって自分の好きな方向に巻くと思われます。

規則等に縛られず、風の吹くまま自由気ままに咲いてる・・

♪人生いろいろ~ 巻き方もいろいろ~ 

  ネジバナだって いろいろ~ 咲き乱れるわ~ (^_^;)。。

ネジバナって、良いなぁ~(笑)。

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ヤモリを咥えたヒヨドリ

2023-06-19 10:03:58 | 日記・エッセイ・コラム

花の蜜や木の実など甘いもの好きのヒヨドリは、同じく甘いも
の好きのメジロや小鳥の写真を撮っていると飛んで来て、いつ
も可愛いメジロたちを追っ払って独り占めする嫌な奴なので
写真に撮ることはほとんど無いのだが・・

先日、ヒヨドリが何か虫のような物を咥えながら飛んできたの
でオヤッ?何だろうと、デジカメでズームアップして覗いて見
た、目一杯ズームしているので画像が悪くはっきりしないが・・

最初は大きなトカゲ?かと思ったが。

体形から見ると、どうやらヤモリを捕まえたらしい。

雑食性で食いしん坊のヒヨドリだが、花の蜜や木の実などの甘い
もの好きのヒヨドリが、ヤモリなんか捕まえて食べるのだろうか?
と疑問に思って調べて見ると・・

基本的に虫は食べないが、換羽期(羽根の生え変わる時期)や
羽根が生え揃うまでの幼鳥には、羽根の原料であるタンパク質
を補うために虫が必要でその時期だけ捕食しているらしい。

食べ物の少なくなる冬場など、畑の野菜まで食べて
害鳥扱いされるヒヨドリだが、ヤモリまで捕まえて
食べるとは、ビックリ!(@_@)。。

初めて見る珍しい光景なので記録しておきます。

 

こちらは隣の森の斜面の擁壁に住み着いている?
イソヒヨドリ。

まだ幼鳥のようです。

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梅雨晴れに夏の花咲く散歩道

2023-06-18 08:35:08 | 日記・エッセイ・コラム

昨日は梅雨の晴れ間の気持ちよい快晴に恵まれたので、
カメラ片手のお写ん歩に出かけて撮ってきた、夏空に
映える夏の花をアップします。

いつもの散歩道では新しい夏の花が次々と咲き出して、
本格的な夏の訪れも近いと感じます。

夏の青空に映えるノウゼンカズラの花。

 

優しいピンクの合歓の花。

 

ムクゲの花も咲き出した。

 

ボタンクサギの花。

やっぱり青空はきもちいいですね!。

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ヤマモモの実る散歩道

2023-06-17 06:23:58 | 日記・エッセイ・コラム

梅雨の晴れ間の散歩道で、ヤマモモの実が黄色からオレンジ
色や赤色に色付き出していた。

丸いお菓子やキャンディーのようで美味しそう!

ヤマモモの花言葉は、雌雄異株で遠く離れた場所からでも花粉を
飛ばして実を付ける性質から「ただ一人を愛す」「一途

実はジャムやお酒にして楽しめるそうですが・・

たわわに実っても誰も採る人がいないので・・

実は路面に落ちて朽ちて行くばかり。。

 

こちらは黄色い花が散って、赤く色付いた
ヒペリカム・アンドロサエマムの実。

別名:小坊主弟切(こぼうずおとぎり)

 

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夏は短夜(みじかよ)

2023-06-16 09:50:38 | 日記・エッセイ・コラム

今朝は久しぶりで晴れて朝日が眩しい、昼の時間が一番長くなる夏至ま
であと少しだが・・・

夜明けの時間は今が一番早く、今日の当地方の日の出時間はAM4:26で
この状態が夏至の頃まで続き、朝4時過ぎにもう薄明るくなってくる。

今日の日没時間はPM6:58ですが、6月末のPM7:01まで、まだ長く
なって行き、夏至で夜の時間が最短となります。

日本人は昔から、春は「日永(ひなが)」、夏は「短夜(みじかよ)」、
秋は「夜長(よなが)」、冬は「短日(たんじつ)」と季節による日の長
さや夜の長さを歌や俳句に詠んできました。

 短夜の 夢はこの世に とどまれる  <百合山羽公>

春の日永と、夏の短夜は意味は同じですが・・

春は暖かな日の永いことを喜び、夏は清々しい夜の短いことを惜しむと
言うように、微妙な季節感を使い分けて春に「短夜」、夏に「日永」と
はけっして言いません。

この言葉は古く万葉集にも登場し平安時代の貴族たちも夏の夜の短さを、
恋人との逢瀬のはかなさに重ねて恋の歌によみこんでいたそうです。

まあ、歳とともに朝は早く目覚める?(笑)ようになってきたじーさん
としては、夜明けが早いのは有りがたい事なので、まだ涼しくて清々し
い朝の時間を有効に活用して愉しみたいものだと思っている。

さて、今日の画像は先日の大船フラワーセンター花散歩で撮ってきた
花をまとめてアップします。

清々しいスイレンの花。

 

いつも上を向いて元気に咲くスカシユリ。

 

ガザニア。

 

なごりの春ばら。

 

咲き出した合歓の花

 

赤いディゴ。

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