格差のない平和な社会をめざして   

社民党の理念は「平和・自由・民主主義・平等・共生・連帯」
「社民党の活動を知って下さい」を目的に作成してます。

世界には軍隊のない国家が27もある

2013年06月02日 | 憲法を生活に生かそう


 世界には軍隊のない国家が27もある

 人々は平和な社会を維持したい、と願っている。それ故にいろんな形の反戦平和の運動が続けられてきた。「無防備地域宣言運動」も国内で取り組まれてきたが、未だ日本国内で無防備地域平和条例制定を勝ち取った自治体は生れていない。

 私はこの「無防備地域宣言運動」は、2つの大戦を体験した中から生れた国際社会の「知恵」(ジュネーブ条約)であると考え、その運動にも微力を注いだことがあった。

 私達は日本の平和憲法に誇りをもち、憲法を生かし続け、日本をはじめ世界の平和の為に貢献したいと願っている。ところが、安倍政権は姑息な手段(96条改悪)で憲法9条改悪を狙っているが、そうはさせまい。

 世界には軍隊のない国家が27もあるのです。27もあることを知っていましたか。すべてが大国ではなく小国です。悲惨な体験を通して、その国の国民が選んだ「軍隊のない国家」です。その1つがコスタリカ共和国です。武器を持つ国は武器にて滅ぶ運命にある。

出典:前田朗・東京造形大学教授の『軍隊のない国家』より

(2013年6月1日 社民党参院議員 山内徳信)
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憲法と個人の尊厳

2013年06月02日 | 憲法を生活に生かそう


 憲法と個人の尊厳

 「ワイマール憲法下でナチスによる権力掌握を許した経験を持つドイツ、その憲法である基本法で真っ先に掲げるのは人間の尊厳の不可侵性です」

――安倍政権が意欲を燃やす憲法改正に対して各界からの批判の声は日増しに高まりを見せています。国会内でも96条改正に反対し、自民党の憲法改正草案を批判する「立憲フォーラム」や「13条を考える会」といった議員連盟が発足しています。冒頭に紹介したのは、昨日開かれた「13条を考える会」に講師として招かれた憲法学者である樋口陽一先生の言葉です。

 樋口先生は、日本国憲法で最も重要と考える条文が第13条の冒頭「すべて国民は、個人として尊重される」だと続けられました。深く考えさせられる言葉です。このコラムで以前紹介した(http://yoshikawahajime.blog.fc2.com/blog-entry-20.html)敗戦直後に文部省が出した新教育指針にも同様の考えが脈打っています。

 樋口先生が5月末に上梓された『いま、「憲法改正」をどう考えるか』(岩波書店)は、憲法をめぐる戦前からの論争の紹介も交えながら、立憲主義とは? 自民党の憲法改正草案の意味するものは? 私たちはどういう選択を迫られているのかについて、鋭く問いかけます。

(2013年5月31日 社民党政審会長代理 吉川はじめ)


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