門前の小僧になりたいくらげ

学究的な空気に憧れて専門家の周りに出没しては雑感を綴るブログ。化石鉱物系がやや多し、の予定。

野外恐竜博物館について〜料金など〜

2017年10月26日 | 博物館

 福井恐竜博物館の「野外恐竜博物館」は恐竜が発掘された1億2000万年前の地層観察をして、体験広場で化石発掘するバスツアーです(参加模様はブログ内別記事にあります)。詳細は下記の通りです。

 

利用料金:大人1,200円(1000円)、高校・大学生1,000円(800円)、小・中学生600円(500円)

     ※10人以上は( )内団体料金

     ※幼児・70歳以上無料

     ※小学生以下は保護者の同伴必要

発着場所:野外博物館受付前(福井恐竜博物館の正面玄関に向かって左手にあります)

運行時間:平日1台2便(11時・13時)

     土日祝日2台4便(10時・11時・13時・14時)

     ゴールデンウィーク等繁忙期3台6便(今期終了)

持ち物:軍手もしくは手袋必須(なければ1双100円で販売してもらえます)

    日焼け止めや雨具、飲み物など必要に応じて

    ※ハンマー・タガネ・ゴーグルは貸し出してもらえます。

 

 詳しくは福井恐竜博物館ホームページ内の「野外恐竜博物館」をご覧ください。

 

↑最後にこんなのもらえました。他にも大人には参加記念品がいろいろ付いています。


野外恐竜博物館〜2017.10.09福井県立恐竜博物館〜

2017年10月25日 | 古生物学・地学

 2017年は11月5日まで、化石発掘体験付きで勝山市内の恐竜発掘場所見学バスツアーがあります。題して野外恐竜博物館。数年前は今のようにツアーも組まれておらず、現場に向かう道も(一本道ですが)わかりにくかったので、方向音痴なくらげびとは対岸から覗いていたものですが、現在は解説付きでラクラク発掘現場のそばまで行けます。

 まずは恐竜博物館前の発着場から3台の専用バスに分乗し、恐竜についての話を聞きながら道を進むと、日本でここだけという福井産恐竜の警戒標識が出てきます。また新種が出たら追加されていくんでしょうか(場所がないと思われます)。そしてこの道は公道なのでしょうか(=どこのお役所が設置を認可したのか気になります)。

               

 さて、バスから降りると3台のバスに乗車したメンバー全体で4つの班に分かれ、順繰りに見学&体験していきます。くらげびとたちはまず発掘成果の展示場からでした。建物に入ると足跡化石がドーンとあります。大きいです。

 この周りの壁に発掘から展示までの流れや発掘の経過などがパネル展示され、ケース内には化石が展示されています。 

 二枚貝や巻貝、植物の化石が綺麗に並んでいます。 発掘体験のために石の色をよく見ておくようにスタッフさんにアドバイスを受け、息子たち真剣に展示に見入っております。

 次は観察広場で発掘現場について説明を受けます(冒頭の写真の場所です)。一番最初に見つかったワニの化石があった地層はかなり下の方でした。水平方向には近いとはいえ、垂直方向にはかなり隔たりがあると思うのですが、よく恐竜を掘り当てたなあ、、、と素人考えで思ってしまいます。

 そして体験上の諸注意や説明を受け、いざ発掘体験。

  かなり広いスペースに岩石が運び込まれており、ここで思い思いに化石を探します。といっても皆様石を割ることに熱中するあまり化石はあまり発見できない様子。いや、語弊がありますね。化石自体は見つかるのです。葉っぱなんかは石の表面にかなり見えていますし、二枚貝もそれなりに、、、。でも、欠けのない完全な形となると途端にハードルが上がります。やはり欲しいですよね、綺麗なの。うーん、難しい。。。そうこうするうちにスタッフさんが石もろくに割れない息子その3のために化石を探してくださいました。ひょいと石をつまんで、、、はい、巻貝!さすがプロ、早いです。息子その1とその2はそれなりにお持ち帰り用の石を決めたようですが化石の位置が微妙、、、クリーニング、、、できるかなあ。

 


銀寿司@勝山市〜2017.10.09〜

2017年10月24日 | グルメ

 

 福井県勝山市「銀寿司」さん。福井県立恐竜博物館から車で5分ほどのお寿司屋さんです。お昼はここでいただいたんですが、海鮮チラシ類がお値打ちで美味しかったです(写真は特上海鮮チラシ)。海鮮チラシも頼んだのですが、こちらはさらにお値打ち、そして特上に負けないぐらいボリューミィ!今度からは海鮮チラシにしようかな。

 

 

銀寿司 

所在:勝山市栄町4丁目3−53

電話:0779−88−2547

営業:11:30−14:00 17:00ー22:00

定休:月曜日

駐車場:15台

総席数:32席

平均予算:昼1,000円/人 夜3,500円/人

    


恐竜の卵展〜2017.10.09福井県立恐竜博物館〜

2017年10月23日 | 古生物学・地学

 平成29年7月14日〜10月15日が会期の恐竜の卵展が終わってしまうと息子その1に訴えられました。夏休みの課題やら試験やらに追われて今まで時間を作れなかったのは君の方でしょう。。。まあ、総展示数112、おまけにウチでも話題のベイビー・ルイ(別件でネット検索中にたまたま関連記事と公開論文に行き当たった)を含む13点も日本初公開となれば恐竜好きとしては見逃したくはないよね。というわけで行ってまいりました。

 会場に入ってすぐ卵・卵・卵のオンパレードです。今回の展示品の約7割は浙江自然博物館所蔵※だそうで、これは中国浙江省で最初に発見された恐竜の卵です。卵を発見したアンドリュース探検隊についてもパネルで詳しく説明されています。会場のあちこちにあるパネル解説は丁寧かつ詳細なのですが、卵科名にとにかく馴染みがなく、頭の中で整理が追いつきません。

  骨格がすごくはっきりしていて感動したYulong mini (Juvenile)。日本初公開だそうです。このほかにも日本初公開の化石には赤丸印が付いており、わかりやすいです。

 そして最近報道されたばかりの山口県下関産の恐竜の卵化石。1965年に当時の高校生によって採取され、52年の歳月を経て2017年に恐竜の卵と鑑定された化石です。獣脚類の可能性が高いとか。ここで見られると思っていなかったので嬉しいです。

 ところでなぜ目玉展示のベイビー・ルイの写真がないのか?息子その2・その3にクイズラリーに付き合えと引っ張られ、素通りせざるをえなかったからです。残念。本当に残念。くらげびととしてはこれが主目的だったのに。愛称がつくほど有名な胚化石なのでこれからも見る機会はあるでしょうが、、、うーん。

 

 世界でも有数の恐竜卵化石コレクションを誇る博物館。112点の展示品のうち78点がこの博物館のものだとか。後で展示カタログの展示標本リストに載る96体の内訳を数えてみると59体が浙江省自然博物館のものでした。


参考:福井県立恐竜博物館

   今井拓哉編著「恐竜の卵 」2017.06.30福井県立恐竜博物館刊


服のリサイクル〜お題に参加してみました〜

2017年10月21日 | 日記

 ファストファッション系のお店に下取り持って行ったことあります。が、せっかくの割引サービスを使う機会がなかったり。リサイクルショップに売るにも、持っていくために車で運ぶ方が環境にもお財布にも負荷をかけてるよね、というレベルだったり。今のところは地域の資源回収に出すか、細かく刻んでウエスとしてリユースすることが多いです。結論、いる服は一応収納して、いらない服はなんらかの方法でRe~してます。おや?こうしてみると、今はやりの断捨離は・・・紙ものの方が大変かな、くらげびとの場合。