堺紀行その3です。
堺市役所の21階展望ロビーから、仁徳天皇陵他が見えるというので、堺東駅に向かいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/03/9ae323ac0b419e935771b63f595c207e.jpg)
ちょうど市役所はお昼休みの時間でした。
平日だったせいか、展望ロビーはガラガラで観光客らしき人はまばら。
仁徳天皇陵は、前方後円の形に見えるのかな、と探しましたが、だめです。前方後円型には見えませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/7b/2d45c77561aed6fc7bc3af104ea5776e.jpg)
そしてここに来たのは、ここの喫茶コーナーで、前方後円墳を描いたラテや、前方後円墳をかたどったカレーがあって、それを賞味しようと思ったためでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/d7/cdfe0b55989f3895b3c43e0070dbea6b.jpg)
これが「Goryoカレー」です!
おいしかったですよ。
家でもこの形でご飯を盛って、作れそうな感じですね。ちょっと調べてみると、各地に似たようなものがあるようです。なんにせよ、なんだかこの形にわくわくします。
Goryoラテの方は、今回はパスしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/eb/9419ffdf9f61bb957fe92241d988b661.jpg)
他にも、堺のマップによると、古墳グルメとして、ごりょうサンド(Café IROHA)や、御陵パン(手作りパン工房ロアール)や、古墳の森カレー(お食事処 花茶碗)などが、百舌鳥駅周辺にあるようです。いつか行ってみたいですね。
この展望ロビー、堺の街を一望できて、海の方も見えるし、穴場です。こちらにも説明のボランティアさんがいらっしゃいました。堺は中世、鉄砲作りの街でもありましたので、鉄砲も展示されていました。
市役所を後にして、次は、バスに乗って街を探検してみました。レンタサイクルで、と考えていたのですが、意外に街は広いし、暑かったので、自転車でなくて正解でした。
大小路というバス停で降りて、「晶子のうた通り」(堺山之口商店街)と堺のマップに書いてあったので、そこを歩いてみることにしました。そうです、この堺は、与謝野晶子が生まれた街でもあるのですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/30/c6357a6f5f6e25f8c74730740aed6381.jpg)
その商店街には、与謝野晶子の歌がいくつも掲げてあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/53/8d0ecadb94acfc876226bd39cfd8ee91.jpg)
そして、なかなか興味深いお店がたくさん並んでいました。古墳チャーハンもありましたが、もうさっきカレーを食べましたので、看板を見るだけで・・・後で知りましたが、この紙caféというお店は、いろいろ古墳関係のグッズを売っているようで、面白そうでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/40/a629a10f1abffed72e3d0eb8c8ebfebb.jpg)
他にも、みかんくるみもちという食べ物のお店にも入りたかったですが、先を急ぐために、通り過ぎ、いつかまた来たときに、と心でつぶやきました。この「くるみもち」というのは、クルミが入っているのではないのです。デパートで売っている「くるみもち」は買って食べたのですが、これは堺の名物のようで、東日本でいうと、いわゆるずんだ餅のようなものです。ずんだのような餡でくるまれているのでくるみ餅というようです。おいしいです。東京でもどこかで手に入るといいのですが。
さらに堺のおみやげとしておいしかったのは、小島屋のけし餅です。やわらかくて、けしの実がプチプチして、おいしかったです。一応、自分のメモ用としても書いておきます。
その商店街を抜けて、入ってみたのが、「さかい利晶の杜」という施設です。つまり、千「利」休と与謝野「晶」子の名前からきているのですね。観光客受け入れの施設ですね。百舌鳥・古市古墳群の展示や、与謝野晶子の生家のお店を再現した展示などを見ました。お茶を点てる体験コーナーもあって、団体さんなどが体験するようでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/c5/3c3b0c108c1fe8dd1fc76e0ae480296d.jpg)
その施設の裏の方に、千利休の屋敷跡があるので行ってみました。昔の遺構があるわけではないのですが、井戸などが復元されていました。
ボランティアの方がいらっしゃって、説明してくださいました。その住宅跡から見ると、さっきの「さかい利晶の杜」の屋根は、茶釜に見えるのだということを教えてもらいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/86/4fc6d4369808742fb0cf6ce5f2d69772.jpg)
本当に、行く先々に、黄色い服を来たボランティアの方がいらっしゃって、高齢の方が多いですが、いきいきとされていて、いい街だなと思いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/f0/60a3549d62c6e9de129c93300280438c.jpg)
その後、バスで堺駅まで行ってみました。海までは見えませんでした。堺駅という名前だから、栄えているかと思ったら、そうでもありませんでした。観光センターのような所があったので、聞いてみましたが、このへんにはほとんどおみやげもの屋さんはないようでした。堺東駅周辺の方が、繁華街で、デパートもあるのでこちらでおみやげなども買えますね。
他にもいろいろ、秀吉や信長にまつわる史跡もいろいろあって、興味をひかれたのですが、時間の都合もあり、切り上げて、奈良に向かうことにしました。
いつか、よい気候の時に、ゆっくり堺を再訪したいと思いました。堺は面白いです。瀬戸内海から海路を渡って来た船の終着点にもなり、ここから陸路で奈良などにも文化が伝播してきたわけです。それは、古代から中世と、長い期間、ずっとそうだったわけで、歴史が重層的に積み重なっているのが感じられます。一般的な観光地には、まだなっていないと思いますが、日本史が好きな人、日本史教育等に関わっている人は、訪れるべき地ではないかなと思いました。百舌鳥・古市古墳群が世界遺産登録となると、これから観光客が押し寄せる街になるかもしれませんね。これからに期待です。
以上で、堺紀行はおしまいです。
久しぶりの完全な休日(今月初)で、やっと一つ記事をアップしました。生徒の皆さんは、試験勉強がんばりましょう。
堺市役所の21階展望ロビーから、仁徳天皇陵他が見えるというので、堺東駅に向かいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/03/9ae323ac0b419e935771b63f595c207e.jpg)
ちょうど市役所はお昼休みの時間でした。
平日だったせいか、展望ロビーはガラガラで観光客らしき人はまばら。
仁徳天皇陵は、前方後円の形に見えるのかな、と探しましたが、だめです。前方後円型には見えませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/7b/2d45c77561aed6fc7bc3af104ea5776e.jpg)
そしてここに来たのは、ここの喫茶コーナーで、前方後円墳を描いたラテや、前方後円墳をかたどったカレーがあって、それを賞味しようと思ったためでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/d7/cdfe0b55989f3895b3c43e0070dbea6b.jpg)
これが「Goryoカレー」です!
おいしかったですよ。
家でもこの形でご飯を盛って、作れそうな感じですね。ちょっと調べてみると、各地に似たようなものがあるようです。なんにせよ、なんだかこの形にわくわくします。
Goryoラテの方は、今回はパスしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/eb/9419ffdf9f61bb957fe92241d988b661.jpg)
他にも、堺のマップによると、古墳グルメとして、ごりょうサンド(Café IROHA)や、御陵パン(手作りパン工房ロアール)や、古墳の森カレー(お食事処 花茶碗)などが、百舌鳥駅周辺にあるようです。いつか行ってみたいですね。
この展望ロビー、堺の街を一望できて、海の方も見えるし、穴場です。こちらにも説明のボランティアさんがいらっしゃいました。堺は中世、鉄砲作りの街でもありましたので、鉄砲も展示されていました。
市役所を後にして、次は、バスに乗って街を探検してみました。レンタサイクルで、と考えていたのですが、意外に街は広いし、暑かったので、自転車でなくて正解でした。
大小路というバス停で降りて、「晶子のうた通り」(堺山之口商店街)と堺のマップに書いてあったので、そこを歩いてみることにしました。そうです、この堺は、与謝野晶子が生まれた街でもあるのですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/30/c6357a6f5f6e25f8c74730740aed6381.jpg)
その商店街には、与謝野晶子の歌がいくつも掲げてあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/53/8d0ecadb94acfc876226bd39cfd8ee91.jpg)
そして、なかなか興味深いお店がたくさん並んでいました。古墳チャーハンもありましたが、もうさっきカレーを食べましたので、看板を見るだけで・・・後で知りましたが、この紙caféというお店は、いろいろ古墳関係のグッズを売っているようで、面白そうでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/40/a629a10f1abffed72e3d0eb8c8ebfebb.jpg)
他にも、みかんくるみもちという食べ物のお店にも入りたかったですが、先を急ぐために、通り過ぎ、いつかまた来たときに、と心でつぶやきました。この「くるみもち」というのは、クルミが入っているのではないのです。デパートで売っている「くるみもち」は買って食べたのですが、これは堺の名物のようで、東日本でいうと、いわゆるずんだ餅のようなものです。ずんだのような餡でくるまれているのでくるみ餅というようです。おいしいです。東京でもどこかで手に入るといいのですが。
さらに堺のおみやげとしておいしかったのは、小島屋のけし餅です。やわらかくて、けしの実がプチプチして、おいしかったです。一応、自分のメモ用としても書いておきます。
その商店街を抜けて、入ってみたのが、「さかい利晶の杜」という施設です。つまり、千「利」休と与謝野「晶」子の名前からきているのですね。観光客受け入れの施設ですね。百舌鳥・古市古墳群の展示や、与謝野晶子の生家のお店を再現した展示などを見ました。お茶を点てる体験コーナーもあって、団体さんなどが体験するようでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/c5/3c3b0c108c1fe8dd1fc76e0ae480296d.jpg)
その施設の裏の方に、千利休の屋敷跡があるので行ってみました。昔の遺構があるわけではないのですが、井戸などが復元されていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/1a/5e13c26bea6ecbdcda3d3bd1f72ebe92.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/86/4fc6d4369808742fb0cf6ce5f2d69772.jpg)
本当に、行く先々に、黄色い服を来たボランティアの方がいらっしゃって、高齢の方が多いですが、いきいきとされていて、いい街だなと思いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/f0/60a3549d62c6e9de129c93300280438c.jpg)
その後、バスで堺駅まで行ってみました。海までは見えませんでした。堺駅という名前だから、栄えているかと思ったら、そうでもありませんでした。観光センターのような所があったので、聞いてみましたが、このへんにはほとんどおみやげもの屋さんはないようでした。堺東駅周辺の方が、繁華街で、デパートもあるのでこちらでおみやげなども買えますね。
他にもいろいろ、秀吉や信長にまつわる史跡もいろいろあって、興味をひかれたのですが、時間の都合もあり、切り上げて、奈良に向かうことにしました。
いつか、よい気候の時に、ゆっくり堺を再訪したいと思いました。堺は面白いです。瀬戸内海から海路を渡って来た船の終着点にもなり、ここから陸路で奈良などにも文化が伝播してきたわけです。それは、古代から中世と、長い期間、ずっとそうだったわけで、歴史が重層的に積み重なっているのが感じられます。一般的な観光地には、まだなっていないと思いますが、日本史が好きな人、日本史教育等に関わっている人は、訪れるべき地ではないかなと思いました。百舌鳥・古市古墳群が世界遺産登録となると、これから観光客が押し寄せる街になるかもしれませんね。これからに期待です。
以上で、堺紀行はおしまいです。
久しぶりの完全な休日(今月初)で、やっと一つ記事をアップしました。生徒の皆さんは、試験勉強がんばりましょう。