2018年も最後の日となってしまいました。今年のまとめをしておかなければということで書いています。
そういえは、昨日29日、NHKで「最強の城」スペシャルという番組をたまたま見て、奈良大の前学長の千田嘉博先生が高橋英樹さんなどと出演していました。そこで、「フォトジェニックな城」というカテゴリーで、名古屋城、金沢城に続いて、私の実家・地元の、白河小峰城が出てきたのでびっくりしました。「フォトジェニック」のベスト3に入るとは。ふーん、私も地元だから贔屓目に見てかっこいいお城だとは思っていたけど、やっぱりそうなのね、と確認しました。でも、このブログでも書いてきたように、東日本大震災で石垣が崩壊したエピソードとか、そういう話が全然出てこなかったので、取材の仕方が変だなあとは思いました。
この白河小峰城(三重櫓のみ)は、平成3年に復元されています。バブル絶頂期で、ふるさと創生か何かのお金を使ったのではなかったか・・・何となく平成3年というのが、バブリーでちょっと恥ずかしいなと気が引けるところもあります。私の伯父は、地元の高校教員・郷土史家であり、近世が専門で、このお城の復元も監修していたようで、昔、伯父の家に遊びに行くと、小峰城の昔の珍しい絵図などを私に見せてくれました。多少説明してくれたのですが、私は当時、すごい、とは思いつつ、あまり興味がなく、気乗りしない感じで聞いていました。伯父は亡くなっていますが、いろいろと持っていた貴重な資料等は、どうなったのかな、と時々思います。
この小峰城は、「木造」で忠実に復元されていて、内部には、戊辰戦争で戦場となった場所の杉の木が使われていて、その時の弾痕も残っています。
しばらく行っていませんが、無料で入れると思います。
テレビで見て、小さいけど確かにフォトジェニック、かっこいいお城だと再確認しましたし、実家に帰った時にもうちょっといろんな角度からきれいに撮影してみたいと思いました。
結構、あの番組によって白河小峰城行ってみよう、という人も増えるような感じも・・・(昨日少しこのブログの小峰城の記事へのアクセスも増えていました)
入場無料ですけれども、観光客が安定的に訪れるようになってきたならば、将来的に有料にして、管理する人を常駐させた方がいいと思います。
震災で石垣が崩壊 白河小峰城の今
上記の記事の他、小峰城関係の記事、例えば、以下のタイトルの記事
「ご当地萌えキャラクター・小峰シロは白河小峰城の石垣崩壊で生まれたのでした。」
をはじめとして、まとめてこのリンクから見ることができます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/40/49e3b87a2e39b1e3f482f25d0e86f324.jpg)
私が撮ったもので、青空をバックにしたものというと、こんなものとか。これは震災の修復が終わって公開が再開されたばかりの頃。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/10/193cf007336457c3209e62a15534e8ce.jpg)
石垣の美しさでいうと、こんなものとか。
これも震災で少し石垣にゆるみができてしまっているように思われるのですが。
ぜひ、みちのく白河の、震災からの復興なった小峰城を見に来てください。
さて、去年おととしと書いてきたため、恒例となりつつある今年の漢字の話題ですが、日本漢字能力検定協会による今年の漢字は、「災」でした。平成という時代が、阪神・淡路大震災をはじめとして大きな災害の多い時代でもありましたが、今年も各地でいくつもの災害が起きました。被災された方々が、平穏に年を越せますように。
私自身の今年の漢字一文字ですが、まず、おととしは「博」、去年は「始」でした。
今年は、「朗」ということにします。少し早めに浮かんで、後になって、やっぱり違うかな、とも思いましたが、これにしましょう。
今年も、去年同様、日本史関係ではなく、自分の学校関係の話になってしまいますが、今年は、久々に1年生からの担任を受け持ち、その生徒達が非常に明るく朗らかで、私も楽しく担任の仕事をさせてもらいました。気楽に、とも書こうとしたのですが、最近は完全に気楽にとはいいがたい面もなきにしもあらずのため、そこまでは書かないでおきます。
クラスは「朗」でしたが、私自身の仕事全般では、仕事量が多く、研修なども多く、授業の準備にも追われ、余裕のない一年でした。そのため、とにかく旅行ができませんでした。
今年は奈良にも3月に1回しか行けませんでした。実家に帰った以外は、私的な旅行はその1回だけです。仕事を離れて学ぶ・リフレッシュする、ということは非常に大事だと思うのですが、それができなかった1年でした。
しかし、来年は、そういった「負担」がなくなったり、軽減したりするので、クラス担任の仕事を引き続き大切にしつつも、旅行その他の、仕事以外の活動は今年よりは充実できそうです。
また、博物館学芸員資格課程についても、一応、夏の博物館実習を受ける権利は得たはずなので、それも楽しみですし、少し前進できると思います。
今年は、ブログを通じての出会いとしては、3月にブログ「奈良大学通信まよい鹿」の瓊花さんにお会いできました。また、このブログ内で紹介している「日本内閣史ノート」を授業で活用したい、という愛知県の先生からご連絡をいただきました。ありがとうございます。
来年も、またブログを通じて新しい出会い等があればうれしいです。ご意見ご感想などお気軽にお寄せください。コメントへの書き込みでも、メッセージを送る機能を使ってでもどちらでも。
それでは、今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。よいお年を。
そういえは、昨日29日、NHKで「最強の城」スペシャルという番組をたまたま見て、奈良大の前学長の千田嘉博先生が高橋英樹さんなどと出演していました。そこで、「フォトジェニックな城」というカテゴリーで、名古屋城、金沢城に続いて、私の実家・地元の、白河小峰城が出てきたのでびっくりしました。「フォトジェニック」のベスト3に入るとは。ふーん、私も地元だから贔屓目に見てかっこいいお城だとは思っていたけど、やっぱりそうなのね、と確認しました。でも、このブログでも書いてきたように、東日本大震災で石垣が崩壊したエピソードとか、そういう話が全然出てこなかったので、取材の仕方が変だなあとは思いました。
この白河小峰城(三重櫓のみ)は、平成3年に復元されています。バブル絶頂期で、ふるさと創生か何かのお金を使ったのではなかったか・・・何となく平成3年というのが、バブリーでちょっと恥ずかしいなと気が引けるところもあります。私の伯父は、地元の高校教員・郷土史家であり、近世が専門で、このお城の復元も監修していたようで、昔、伯父の家に遊びに行くと、小峰城の昔の珍しい絵図などを私に見せてくれました。多少説明してくれたのですが、私は当時、すごい、とは思いつつ、あまり興味がなく、気乗りしない感じで聞いていました。伯父は亡くなっていますが、いろいろと持っていた貴重な資料等は、どうなったのかな、と時々思います。
この小峰城は、「木造」で忠実に復元されていて、内部には、戊辰戦争で戦場となった場所の杉の木が使われていて、その時の弾痕も残っています。
しばらく行っていませんが、無料で入れると思います。
テレビで見て、小さいけど確かにフォトジェニック、かっこいいお城だと再確認しましたし、実家に帰った時にもうちょっといろんな角度からきれいに撮影してみたいと思いました。
結構、あの番組によって白河小峰城行ってみよう、という人も増えるような感じも・・・(昨日少しこのブログの小峰城の記事へのアクセスも増えていました)
入場無料ですけれども、観光客が安定的に訪れるようになってきたならば、将来的に有料にして、管理する人を常駐させた方がいいと思います。
震災で石垣が崩壊 白河小峰城の今
上記の記事の他、小峰城関係の記事、例えば、以下のタイトルの記事
「ご当地萌えキャラクター・小峰シロは白河小峰城の石垣崩壊で生まれたのでした。」
をはじめとして、まとめてこのリンクから見ることができます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/40/49e3b87a2e39b1e3f482f25d0e86f324.jpg)
私が撮ったもので、青空をバックにしたものというと、こんなものとか。これは震災の修復が終わって公開が再開されたばかりの頃。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/10/193cf007336457c3209e62a15534e8ce.jpg)
石垣の美しさでいうと、こんなものとか。
これも震災で少し石垣にゆるみができてしまっているように思われるのですが。
ぜひ、みちのく白河の、震災からの復興なった小峰城を見に来てください。
さて、去年おととしと書いてきたため、恒例となりつつある今年の漢字の話題ですが、日本漢字能力検定協会による今年の漢字は、「災」でした。平成という時代が、阪神・淡路大震災をはじめとして大きな災害の多い時代でもありましたが、今年も各地でいくつもの災害が起きました。被災された方々が、平穏に年を越せますように。
私自身の今年の漢字一文字ですが、まず、おととしは「博」、去年は「始」でした。
今年は、「朗」ということにします。少し早めに浮かんで、後になって、やっぱり違うかな、とも思いましたが、これにしましょう。
今年も、去年同様、日本史関係ではなく、自分の学校関係の話になってしまいますが、今年は、久々に1年生からの担任を受け持ち、その生徒達が非常に明るく朗らかで、私も楽しく担任の仕事をさせてもらいました。気楽に、とも書こうとしたのですが、最近は完全に気楽にとはいいがたい面もなきにしもあらずのため、そこまでは書かないでおきます。
クラスは「朗」でしたが、私自身の仕事全般では、仕事量が多く、研修なども多く、授業の準備にも追われ、余裕のない一年でした。そのため、とにかく旅行ができませんでした。
今年は奈良にも3月に1回しか行けませんでした。実家に帰った以外は、私的な旅行はその1回だけです。仕事を離れて学ぶ・リフレッシュする、ということは非常に大事だと思うのですが、それができなかった1年でした。
しかし、来年は、そういった「負担」がなくなったり、軽減したりするので、クラス担任の仕事を引き続き大切にしつつも、旅行その他の、仕事以外の活動は今年よりは充実できそうです。
また、博物館学芸員資格課程についても、一応、夏の博物館実習を受ける権利は得たはずなので、それも楽しみですし、少し前進できると思います。
今年は、ブログを通じての出会いとしては、3月にブログ「奈良大学通信まよい鹿」の瓊花さんにお会いできました。また、このブログ内で紹介している「日本内閣史ノート」を授業で活用したい、という愛知県の先生からご連絡をいただきました。ありがとうございます。
来年も、またブログを通じて新しい出会い等があればうれしいです。ご意見ご感想などお気軽にお寄せください。コメントへの書き込みでも、メッセージを送る機能を使ってでもどちらでも。
それでは、今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。よいお年を。