暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

骨董

2018年03月29日 | 古民家

 今も昔も、掘り出し物・珍しいもの・・・収集するのが好きな人はいたようで・・・

全国で定期的に開催されている「骨董市」は多くの人が集まります・・・

全国から業者さんが来ていて、どこでこんなものを集めてくるのか・・・?

こんなものがそんな値段するの・・・?

これは何・・・・・?

そこまでの収集癖があるわけではありませんが・・・

「車」・「時計」・「カメラ」・・男の三種の神器・・・?

と、いわれるものは、人並みに興味があるので・・・骨董市・・と言われれば・・・

行ってみたくなるのですが・・・

以前見に行った骨董市で、大きなワゴンに大小混じったいろんな箱が無造作に置かれていて・・・

お客さん達は、その箱を開けて中に入っているものを物色していました・・・。

¥500~¥1,000-ほどの値段らしく・・・かなりの人が群がって・・・

初心者には入っていく隙が無い感じで・・・・・

空き家の相談があったり・・・古民家を見させて頂く機会があったりして、建物の中を見ると・・・

家具がそのまま残っていたり・・・処分される前の生活道具や本・写真など想い出になる様なものまで・・・

そっくりそのまま残っていたりしました。

そんな行き先の無い品物が廻りまわって、骨董市などに出品されるのでしょうか?

来ているお客様は、30~40代の方もちらほらいましたが・・・

ご年配の方々が多くて、外国の方もかなり目立っていました・・・

不謹慎な話ですが・・・そんなご高齢の方が買ったものが・・・廻りまわってこどこかの骨董市に出されるのでしょうか?

器や布・生地などは昔から使い込まれて、とことん再利用されていました・・・

そんな事を思うと、回りまわるのも悪くは無いのかな・・・と、思いますが。

古民家のような大きなものは、蕎麦猪口を買うように簡単にはいかなくて・・・

材料として使われればまだよい方ですが・・・リサイクル法の法律に合わせて、リサイクルされて・・・

加工建材の材料になったり、最終的には燃やされたり・・・

二度と手に入りません!!と言われれば、収集家として買わないわけにはいけません・・・!(そんな事は無いですヨ)

古民家に使われている材こそ、二度と手に入らないものばかりです・・・でも・・・

太い柱を有効利用出来る方は少ないです・・・

古民家の価値を解って頂き、住まいの中古市場がもっと動くような・・・

再利用や移築が当たり前のようになって・・・そんな市場(古民家骨董市)が出来ないかなと思います。

 

 

 

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