暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

基準

2019年08月04日 | 古民家

 常識が非常識になるのは時代の流れで・・・

おばあちゃんの知恵袋も非常識になる事があるのでしょうか・・・・?

~省認可だからと言って・・・・使用した人の98%が満足・・・・だからと言って・・・

それが自分にも当てはまるかは・・・・神のみぞ知る・・・・そんな気がします・・・。

漆喰は強アルカリなので・・・素手で扱うとかぶれる方もいて・・・

柿渋の塗料も・・・・青柿を発行させて作っているので・・・直接口にしたりしてはいけないものです・・・。

以前にもお話していますが・・・

自然素材は、シックハウスの原因となるホルムアルデヒド発散建材から除外されています・・・。

しかし・・・ホルムアルデヒドにだけ規制があるだけで・・・

・・・防カビ剤や防腐剤に規制は無く・・・・・・。

自然素材=安心安全と言う訳ではありませんし・・・・体に影響の出てしまう敏感な人もいて・・・

本当に何も手を加えていない素材の檜やヒバでも・・・

強い香りの木材に、アレルギー反応する方もいらっしゃいます・・・。

古民家暮らしに・・・寒さや暑さ・・・それ以上に昆虫や害虫とのお付き合いは頻繁にあります・・・。

畳や障子・・・襖など・・・日々のお手入れが必要な、日本の伝統的な生活道具との関わりも多くて・・・

日本の女性が・・・日々の家事で負担を強いられているとの言葉も聞きますが・・・

洗濯も食事の支度も・・・日々の掃除も・・・家電製品が代わりにやってくれています・・・。

理解ある旦那さんは・・・お手伝いもしてくれています・・・。(女性蔑視しているのではありません。)

昔ながらの生活から・・・心の安らぎを感じられない方に・・・

何とか理解をして頂こうと、無理強いしているのではありません・・・。

日本の基準になるような、高機密高断熱の住宅が本当に必要なのか・・・・?

何もかも・・・・便利でお手軽になって良いのか・・・・?

常識と思われる・・・今の建築基準法や・・・地震に対する考え方・・・

計算で裏打ちされた基準が・・・どこまで信頼できるのか・・・・

人の頭で考えられた事は・・・実現出来ると言いますが・・・

自分達で作ったものさえ制御出来ない現実を考えれば・・・自然に抗い暮らす事は出来ないと思います・・・。

自然に教えを頂き暮らしていた考え方をお手本に、今の生活を考える・・・・

変人と思われる考え方も・・・当り前を否定する考え方も、時には必要なのかな・・・と想います。

 

 

 

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