暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

やさしい時間

2019年08月10日 | 古民家

 日中の日差しも陰りを見せる夕暮れに・・・・抜けるような青さが残る夏の空・・・・

雲の中から時折・・・・ゴロゴロと響き渡る音は・・・次第に大きく、墨絵で書いたような雲が大きく広がり・・・

ポツポツと・・・大きく広がる庭木の草花を湿らす夕立へと変わって行きます・・・。

橋の上から眺める・・・静かに流れる水面とそよぐ水草・・・華麗に漂う魚の群れ・・・・

子供達が裸足ではしゃぐ姿は・・・・子供の頃の自分の見ているようで・・・

この所の家庭事情・・・環境の変化で、山や川で遊ぶ子供の姿を見かけなくなっているのを思えば・・・

こんな光景をほほえましく眺めていられる時間は・・・とても貴重なんだろうと思います・・・。

大人が夢中になれる時間・・・・

子供が同じ事をいつまでも繰り返し・・・大人なら、いい加減嫌気がさして来る・・・

そんな覚えはあると思います・・・。

見るもの聞くもの・・・すべてが新鮮に思える子供ならではの行動で・・・

無邪気に楽しいと思え・・・純粋におもしろいと笑える心があればこそ・・・いつまでも無邪気に遊べるのだと思います・・・。

大人が無心で作業に没頭する姿も・・・実は、子供が与えられたおもちゃに食いつくように遊ぶ姿と変わらないのでは・・・?

そんなふうに思いますが・・・そこまで真剣に何かをする時間も無く・・・

生活をする為の手段で心が占領されてしまっているのなら・・・

子供の頃のように生きている人はいても・・・すべての人がそうあるのでも無く・・・・。

昔の生活が心豊かな暮らしを与えてくれると解かっていても・・・多くの人は、そんな生活が出来る訳もありません・・・。

それでも・・・今まで過ごしてきた時間と同じように・・・これから生まれてくる子供達にも同じように・・・・

過ちを繰り返す事の無いよう・・・・自然に寄り添うような暮らしを残しながら・・・

やさしい時間を過ごす事が出来ればな・・・と想います。

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