ポスドク夫婦の海外珍道中:ヨーロッパ生活あれこれ日記

4年3ヶ月の週末婚(イギリス&ドイツの2カ国4都市)を経て、現在ブレーメン在住。旅行、子育て、日々の生活など。

クリスマスコンサート@St. Petri Dom

2015-12-20 23:16:11 | 音楽
12/20

家族3人で教会のクリスマスコンサートに行ってきました。このコンサート3年前からずっと行きたかったのに、なかなか行けなかったのです。3年前は妊娠初期で体調が不安定だったためクリスマスどころじゃなく、2年前はDemiがまだ5ヶ月でコンサートどころではなく、去年は1才5ヶ月になったけれどコンサートにいけるような余裕はなく...というわけで、今年こそは絶対に行きたかったのです。

2才5ヶ月のDemiを連れて行くのはどうなのかなぁとも思いましたが、日頃から音楽が大好きなこと、教会での独特な雰囲気でのコンサートを肌で感じるのも悪くないだろうと判断し、ぐずったら即退散できるようにRotaとも話しました。

家を出る前にDemiには、教会のコンサートに行くこと、コンサートの間は静かに聞いていなくてはならないこと、もし静かにできなくなったらパパと外に出ることを話し、本人も「うん、わかった」とのお返事。

夜6時からと小さな子には少し遅い時間の開演。コンサート自体は子供から大人まで誰でも参加していいものです。開演50分前に到着した時には、すでに教会中央の座席はほぼ埋まってしまっていましたが、通路に近い端の席を確保しました。



第一の関門は開演までの待ち時間。座席確保のため早めに来たので、まずは待ち時間を耐えてくれるかどうかです。コンサートに行くことはDemiも楽しみにしていたので、上機嫌で椅子にすわり、まわりをキョロキョロしたり、持参したおにぎりをほおばったり。

しかし、おにぎりを食べ終わると雲行きがあやしくなり始めました(^^;

そして開演10分前ということろで、「おうちかえりたい」と訴えてきました。「あと少しで始まるよ。ほら、歌の人たちがいっぱい入ってきたよ。」などと気をそらせながら、早く始まってくれ~と内心ハラハラ。

このコンサートには、コーラス、ゴスペルクワイア、子供ゴスペル、少女聖歌隊、ポザウネンコア(金管アンサンブル)、フルートアンサンブル、オルガンといろいろなグループが参加しており、しかも客席を取り囲むように配置しているので、どこから聞こえてくるかワクワクするのも楽しみのひとつです。

いよいよ開演し、あちこちから聞こえてくる音にDemiも「お~!」という顔をして機嫌良く座り、拍手のときには率先して手をたたき、まずまずのスタートだとKapiも胸をなでおろしました。

しかし、20分を過ぎたあたりで「おうちかえりたい~!」と再び言い出し、こりゃダメだなという感じだったので、すかさずRotaに抱えられて退散する運びとなりました。

Kapiはそのまま残り、最後までコンサートを堪能。好きなクリスマスの曲も一緒に歌うことができ、久しぶりに『ヨーロッパのクリスマス』を肌で感じることができて満足。

帰宅後、Rotaに聞いた所、Demiはクリスマスマルクトでクレープを堪能してから帰ったそうな。

ロンドンミュンスターに続き、「教会で歌いたい」熱がふつふつと沸き上がったクリスマスコンサートとなりました。






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ベルリンフィル コンサート:チャイコフスキー交響曲6番

2015-06-08 22:53:36 | 音楽

6/5-7

ベルリンフィルのコンサートに行ってきました!約2年ぶりの参拝(?)です。

前回はおなかの中にいたDemiさん、日々子育てに翻弄されて、あっという間に2年経っちゃいましたが、そろそろエネルギー切れならぬ「ベルリンフィル切れ」を感じてきたので、プチ夏休み旅行ということで週末に行って参りました。

今回は幼児連れということで、Demiが生まれる前から考えていた秘策(!?)を決行。

つまり、ベルリン2泊して2晩連続で1人ずつコンサートに行くという作戦。名付けて「交代で子守り作戦」?? お金はかかるけれど、グッドアイデア♪


-今回のプログラム---------------------
指揮:ダニエル・バレンボイム
Jörg Widmann
Teufel Amor, symphonischer Hymnos nach Schiller

Peter Tschaikowsky
Symphonie Nr. 6 h-Moll op. 74 »Pathétique«
--------------------------------------


まず、金曜日の夜のコンサートに行ったRota。感想は「まぁまぁ」とのこと。
最初の曲は現代曲で、観衆のウケはそれほどでもなかったとのこと。団員さん自身もなんとなく消化不良の演奏のように見えたとのこと。チャイコ6番は、3楽章からようやくエンジンがかかってきた印象とのこと。


そんな感想を聞いていたので、どれどれ今日はどんな感じかしら?と思いつつ、1人でのコンサート鑑賞に心躍らせながら、いざ出陣!


かなり早めに会場に着いたので、いつもはササッとしか立ち寄らないショップでCDやDVDをじっくり眺めたり、ロビーにある試聴コーナーで昔の演奏を聴いたり、とコンサート前から満喫です。

最初の現代曲。思っていた以上によかった!カオスになる曲は好きではないですが、今回のはそういうわけではなく、まあ風変わりではありましたが、最後まで聴ける(耐えられる?)ものでよかったです。お客さんのウケも上々で、Rotaの感想とはだいぶ違います。バレンボイムは拍手で3回戻って来ました。


休憩時間には、これまた普段はほとんど行ったことのない中庭をぐるっと一周してみたり。


さて、メインのチャイコ6番。よかった!
今日は最初からエンジンかかってました(笑)いやあ、久しぶりにベルリンフィルの生音が聴けて、体がゾクゾク。

大盛り上がりの3楽章終了時点で大拍手喝采になってしまい、スタンディングオベーションで立ち上がってしまったお客さんもいました。バレンボイムも少々困ったなと言う感じで、コンマスの樫本大進君と何か言葉を交わしたように見えましたが、ほどなくして4楽章に突入。最後は静かな余韻で終わる演奏を邪魔する「オレが一番に言ってやるぜ、ブラボー」声もなく、心に染み入る音を感じながら聴き終えることができて、本当によかったです。


というわけで、どうやらRotaが行った初日よりも出来が良かったのではないか、と思う2日目でした。


こういう違いも、2晩連続で行かないとわからないですからね~。


まだまだ明るい夜9時の終演後、ホテルに戻ると、ちょうど歯磨きをして寝る準備をしていたDemiさん、Kapiの夜食をみて「食べる~」と歯ブラシをほっぽり出し、みんなでお夜食タイムと相成りました。


Demiがある程度大きくなるまで、この「交代で子守り作戦」は使えそうです。お金かかるけど。。。


お金と言えば、ちょうどこの日の夜にUEFAチャンピオンズリーグの決勝戦がベルリンであり(バルセロナ vs. ユベントス)、そのおかげでホテル料金が大幅に値上がっていたため、予想以上の出費という痛手を被りました(^^;


余談ですが、本来は2日目の昼間は動物園に行こうと思っていましたが、ちょうどこの週末に訪れた熱波のせいで、雲一つない青空で30℃というお天気だったため、外で長時間過ごすのは厳しいと思ってやめました。おかげでベルリンのおいしいラーメンが食べられました(笑)


そうそう、Demiさんの外食事情ですが、少し前から市販のベビーフードを食べてくれなくなった彼女のごはんをどうするかが、少し悩みの種でした。初日の夜はホテル近くの高級デパート(KaDeWe)のビュッフェレストランで、食べられそうなものをチョイス(パスタ、パン、野菜、果物など)しました。パスタは好きだし食べるだろうと思っていたのですが、どれもこれも少し食べただけで、あとは要らないと食べず。大好きな果物だけは食べましたが。





2日目の朝ご飯はホテルの朝食ビュッフェでハム、チーズ、ラスク、ヨーグルト、果物など。でも、いつもほどは食べず。


そういうわけで、2日目の昼は日本食レストランでご飯を食べさせようと思い、ラーメン屋(誠)に行ったのであります。まぁ、ごはんを食べる食べる!そりゃ、おなかすいていたよねー。普通サイズの大人用ごはんをほとんど全部&焼きそばをがっつり食べてくれました。「やっぱり日本食にかぎる!」という心境?





まぁ、暑いと食欲がなくなるDemiさん(去年の夏に体験済み)なので、単に食欲がわかなかっただけかもしれませんが。


行きも帰りも IC&ICEのファミリー用コンパートメントを予約できたので、快適なベルリン電車旅となりました。



ベビーカーに乗ったままコンパートメントで爆睡中。



あぁ、またすぐにでもコンサート行きたい!


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コンセルトヘボウ コンサート: メンデルスゾーン交響曲2番

2013-04-21 22:41:33 | 音楽

今週末はアムステルダムまで音楽旅行へ行ってきました。

久しぶりのコンセルトヘボウです。ベルリンフィルに次いで大好きなオケ。

お昼前にミュンスターを出発し、電車で1回乗り継ぎの3時間半で到着です。アムステルダムに来るのは3回目。ドイツとは違う華やかな雰囲気が感じられ、何度来ても好きな街です。

中央駅の構内に入っているパン屋さんでおいしそうなクロワッサンとマフィン、そしてどうみても名物っぽく見えるでっかい甘食のようなパンを見て、おもわず購入。

今回のホテルのお部屋は最上階(5階)。窓を開けて、通りを行く車や人々を上から観察しながら休憩です。





夕方5時半、早めの夕食をとるため、ホテル近くのインドネシア料理屋へ。お客の多くがテイクアウトするような小さなお店でしたが、なかなかにおいしくいただきました。


ごはんやおかずは好きなものをチョイスできる仕組み。鶏肉の野菜煮込みが特にお気に入り。


7時半、いざコンセルトヘボウのホールへ!コンセルトヘボウの本拠地に来るのは今回で2回目。前回は2008年ブリストルからでした。





------演目------------------------------
Henze: Elogium Musicum
Mendelssohn: Symphony No.2 'Lobgesang'
指揮: Riccardo Chailly
----------------------------------------


前半は現代曲。耳をふさぎたくなるようなカオスの音楽でないといいなぁと思っていたのですが、意外と受け入れられるものでホッと安心(笑)


休憩時にはフリードリンクをいただき(コンセルトヘボウはドリンク無料なのすっかり忘れてた)、いよいよ気分はメンデルスゾーン。



休憩時のロビーからの風景。



メンデルスゾーンの交響曲2番はあまりコンサートで演奏されない演目だけれど、後半の合唱の中に賛美歌が入っているため、賛美歌好きとしては大好きな曲目です。


冒頭のトロンボーン主題、それに続く弦楽器の豊かな旋律、最初の数十秒を聴いただけで「あ~、今日はアムステルダムまで来てよかった~」と心底思いました。

コンセルトヘボウはやはり上手い!今年60歳のシャイー氏も若々しい指揮ぶりで、非常によかったです。2004年まで16年間首席指揮者をしていた古巣ということもあり、意思疎通もばっちりという感じでしょうか。

コーラスの配置と我々の座席の位置関係がいまいちだったため、歌声が直に届く感じではなかったのが若干惜しい点ではありましたが、約1時間の演奏があっという間に過ぎて行きました。


コンセルトヘボウはいつも期待を裏切りません。ベルリンフィルほどのカリスマ性はないけれど、コンスタントに良質の演奏を聴かせてくれます。アムステルダムに住んで、年間チケットを買ったとしたら、満足度はベルリンフィルよりも上かもしれません。ベルリンフィルはあたりはずれがあるので。。。

今回のコンサートで新たなる目標ができました。
1、コーラスでメンデルスゾーン交響曲2番を歌うこと
2、トロンボーンでメンデルスゾーン交響曲2番を吹くこと



いつかアムステルダムに住むのもいいね!なんていう話がでるくらい、満足の音楽旅行でした♪




翌日は午前中の電車でドイツへ戻りました。行き先はデュッセルドルフ。その目的は、日本人医師による妊婦教室に参加するため。このお話はまた今度。


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ベルリンフィルコンサート オペラ「魔笛」

2013-04-10 22:23:20 | 音楽

4/5 (Fri)

久しぶりのベルリンフィルのコンサートでいざベルリンへ!
午前中のDBでミュンスターから向かいます。Hammで一回乗り換えの4時間コース。


途中、列車の遅れがあったものの、2時半過ぎにはベルリン到着。まずは駅構内のアジアンで軽くおなかを満たし、ホテルへ。

安いホステルの個室に宿泊するのがベルリン行きの恒例パターンでしたが、今回は「体に優しく」ということで少々奮発して、コンサートホールから徒歩5分という超近場のMarriott Hotelを予約。と言っても、そんなに値段が高い訳ではなくリーズナブルな範囲です。


いやぁ、さすがは高級ホテル。部屋に入って、思わず「ひろ~い!」と歓声をあげてしまいました(笑)


1時間ほど休憩し、6時開演に合わせて、いざホールへ!


今回はオペラ「魔笛」全曲でソリストも合唱もついています。いつもと違うスタイルになるので、どんな感じなのか楽しみ☆


-----------------------------------
演目:モーツァルト「魔笛」
指揮:サイモン・ラトル
ベルリンフィルハーモニー
合唱:Rundfunkchor Berlin

Dimitry Ivashchenko Bass Baritone (Sarastro)
Benjamin Hulett Tenor (Tamino)
Ana Durlovski (replacing Simone Kermes) Soprano (The Queen of Night)
Kate Royal Soprano (Pamina)
Michael Nagy Baritone (Papageno)
-----------------------------------


ステージ前方はオケ、後方は合唱、その中間はソリスト達が小芝居するためのスペースという配置。金管はステージ右側に位置しているため、いつもなら正面の姿が見えるところを今回は横顔を拝見です。


本物のオペラではないので、ソリスト達は「ザ・衣装」というような衣装は着ていないのですが、女性陣は役柄に合わせてパンツルックだったり、ドレスだったり、小物でお遊びを利かせていたり。男性陣はほとんどスーツでした。


ソリストは全員知らない方でしたが、特にタミーノとパパゲーノ役がよかったです。パパゲーノが客席から登場したりと、通常コンサートとは違う演出が見られて面白かったです。女性陣は歌はうまいのですが、なにせホールの広さと構造、そしてベルリンフィル(つまり音が大きい)との共演のため、常に細い声に聞こえてしまったのがちょっと残念。


魔笛のストーリーは事前にyoutubeでお勉強済みだったので、舞台セットがなくても状況が大体把握できたので問題はなし。


オケの人々の一部は自分の出番がないときに、わざわざ後ろを振り返ってソリスト達の小芝居を楽しんでいたりと、これまた通常では見られない状況も目撃できました。


休憩を一回はさんで、9時過ぎには終演。今回は平日夜であることや観光シーズンではないためか、お客さんのレベルがいつもより少し高かったように感じました。


楽しいコンサートで気分も上々。近くの行きつけレストランで、がっつりお肉料理をいただいて、歩いてホテルへ帰りました。歩いて帰れるところに泊まるのって、しあわせ~。




翌朝はゆっくり起きて、広くてきれいなバスルームで久しぶりのお風呂を堪能し(いつもはシャワー)、なぜか2つもついている種類の違うシャワーヘッドを両方試したりしてお風呂タイムを超満喫。


宿泊代には朝食も込みだったので、いつ以来か思い出せないくらいの高級ホテルの朝食ビュッフェをの~んびり堪能。


午後1時前の列車でミュンスターへの帰路につきました。





今回の記念に購入したCD「子供のための魔笛」と記念撮影(妊娠7ヶ月)。聴こえているのかいないのか、演奏中にゴニョゴニョ動いておりました。



今回でしばらくベルリンフィルの生コンサートはお預けになりそうです。次に行けるのはいつになるのかなぁ。。。


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オペラ 蝶々夫人

2012-11-28 19:59:39 | 音楽

少し前のこと。

11/11(日)

ハンブルク州立歌劇場にてオペラ「蝶々夫人」鑑賞。

この日はプレミア上演。ということで、メディア関係者やら見るからに業界人という雰囲気を醸し出している人やらがワラワラといらっしゃるロビーは居心地が悪いので、そそくさと座席のある上階へ。


この歌劇場は初めて訪れましたが、ドイツお得意ののっぺりした建物外観に比べると、中はこざっぱりとはしているものの、明るくて適度なゴージャス感で好印象。


蝶々夫人を観るのは2回目(Rotaは初めて)。一回目はロンドンにいたときに、ロイヤルアルバートホールで鑑賞しました。円形ホール、円形舞台を上手く利用した演出が素晴らしく、「蝶々さん、かわいそう...」と友人と二人で号泣した良き思い出があります。


一方、ドイツのオペラには何度もがっかりさせられているKapi。というのも、ドイツのオペラの演出は現代的なので、衣装も舞台装飾も非常に質素なことが多いのです。まさに質実剛健の国ドイツ。


たまーに、こういう現代風演出でもアタリのことがあるのですが、これまでの印象では非常に稀です。


ということで、あまり過剰な期待はせずに観ることに。



幕があがると、舞台にはらせん階段がひとつだけ。やはり現代風!


蝶々夫人の登場シーンでは、衣装がド派手ではないため、一瞬どれが蝶々夫人なのかよくわからなかったりしたものの(まぁ、状況的にあの人だろうというのはわかる)、「えー、そんなのあり!?」というような演出はなくてホッとしました。とりあえず着物をモチーフにした衣装でよかった。途中で蝶々さんがほぼ下着姿になったのは(@_@)?でしたが。



現代的ではありますが、らせん階段や壁をうまく利用した演出は良かったです。



第二幕。幕が上がると、そこにはジーパンをはいた蝶々さん!
なにー!ジーパンときたか!さすがはドイツ演出。



二幕はほぼ蝶々さんの独演会状態。余計な人は一切でてきません。


子供役はどうするのかと思っていると、なんと人形。しかも、非常に雑に扱う(腕をもって振り回す等)ので、ちょっとびっくり。


そして最後は、「ホラーかっ!」と突っ込みを入れたくなってしまうようなシーンで幕を閉じました。



蝶々さん役の歌手さんはカーテンコールで大絶賛。ブラボーの嵐。


かたや、演出家が出て来たときの聴衆の反応はというと...


ブラボーとブーが半々くらい。


隣に座っていたおじさんも、さっきまで大声でブラボー連発だったのに、演出家たちがでてくるとブーブー叫んでました(^^;


プレミアだからでしょうかね。かなり興味深かったです。



ロンドンで観たときのような感情移入は一切ありませんでしたが、それなりにドイツ演出を楽しめたのでKapi的には合格でしょう。


しかし、ドイツのこの現代風演出で初めて蝶々夫人を観たRota、おそらく本当の蝶々夫人のストーリーや作品の雰囲気がちゃんと伝わっていないのではないかとやや心配する今日この頃。近いうちにウィーンにでも観に行けるといいのですが。。。



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ベルリンフィルコンサート ドボルザーク交響曲8番

2012-11-12 21:30:08 | 音楽
今年も秋の芸術強化月間がやってまいりました。


今シーズンお初は、ベルリンフィルのドボ8です!


Kapiは高校生の時に所属していたオーケストラで演奏したことがあるため、
思い入れの強い曲のひとつ。


11/3 (Sat)

指揮 Iván Fischer

Hans Werner Henze
チェロ・ソロのためのエピタフ

Igor Stravinsky
バレエ《カルタ遊び》

Sergei Prokofiev
ヴァイオリン協奏曲第1番二長調
Violin solo by Lisa Batiashvili

Antonín Dvořák
交響曲第8番ト長調



いや、もう、ホントに、何と言っても、



ドボ8が素晴らしい演奏!!!!



ベルリンフィル、久々のクリーンヒット出ましたっ!



演奏が非常に良いと多少のミスも気にならない感覚を久しぶりに味わい、大興奮です☆



このコンサートに来てよかった~と心底思いました。



翌日の朝に予定が入っていたため、コンサート終演後(夜10時すぎ)ブレーメンまで深夜の4時間ドライブとなりましたが、そんなの全く苦にならないくらい気持ちよーく帰れました。(例によってKapiは助手席に座っているだけですが)



コンサートで聴いたドボ8のイメージを壊したくないため、もう一度ドボ8を聴きたい欲求と戦いながら、ベルリンフィルのHPでコンサートアーカイブとして掲載されるまで我慢ガマンの日々を過ごすこと5日。



アップロードされたアーカイブ最新映像に早速アクセス!








「あれっ、なんかライブの時と印象がちがう。。。。」








念のため、もういちど全楽章を聴いてみる。







やっぱり、思ってたのと違う。
なんか、フツーって感じ。







うーん、同じ日の演奏のはずなのに、ライブとの落差が激しい。
やはりライブの凄さはライブでしか味わえないということか。




非常に残念。

コンサートの時の感動をできるだけ忘れないようにしたい今日このごろです。


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ベルリンフィルコンサート ベートーベン交響曲3番「英雄」!?

2011-10-13 12:37:12 | 音楽
今朝は息が白くなるほどの寒い朝を迎えました。

8月から9月にかけて、Rota母およびKapi両親が相次いでドイツに遊びにきてくれました。

そしたら、あっという間に10月です。音楽シーズンです!


というわけで、先週末にベルリンへ行ってまいりました。もちろんベルリンフィルのコンサート。5月の佐渡さん以来です。



<今回の演目>
指揮:Bernard Haitink
シベリウス ヴァイオリン協奏曲
ベートーベン 交響曲3番 「英雄」


ハイティンク氏&ベルリンフィルのコンビ、3年前の2008年10月に見事にフラレた苦い経験があります。(ハイティンク氏の体調不良)

今回こそは!とリベンジコンサートです。



が、



開演して出て来たのは。。。。なぜか若い人。。。しかも1曲目は協奏曲なのに、ヴァイオリニストは出てこない。。。。


横からは「あれ誰?」というRota氏の声が。。。




そうなのです。またしてもフラレマシタ。。。。ガーン(;_;)




結局、演目も変更で、

ウェーバー オイリアンテ序曲
シベリウス ヴァイオリン協奏曲
チャイコフスキー 交響曲1番

というプログラムでした。ヴァイオリニストは2曲目でちゃんと出演しました。


はぁ~、ほんとガッカリ。ハイティンク氏はご高齢なので心配です。


救いだったのは、前回の指揮者変更公演に比べて演奏自体はそんなに悪くなかったこと。メインもチャイコフスキーだったので、親しみのあるものでよかったです。でも、テンションが下がってしまったのはどうしようもありませんでした。


それでも少しだけテンションUPの出来事もありました。休憩時間にロビーでオレンジジュースを飲んでいると、少し離れたところから見たことのあるおじさんが歩いてきました。


「えっと、なんか知っている顔だけど。。。」


そのおじさんと目が合った瞬間、「あーっ!佐渡さんだ!!」(心の声)


そう、指揮者の佐渡裕氏が聴きに来ていたのでした!


おもわず「あっ!」という顔(100%嬉しそうな顔)をしてしまったためかどうかはわかりませんが、さりげなーく違う方向へ歩いて行かれたのでした。予想外の佐渡さんとの再会(見かけただけだけど)、嬉しかったです。



家に帰ってからベルリンフィルのスケジュールを確認したところ、ちゃんと指揮者&プログラム変更のことが書かれていたので、どうやら少し前からハイティンク氏のキャンセルは決まっていたようです。


はぁ、「三度目の正直」がいつかあるといいなぁ。。。。


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ベルリンフィル with Mr. YUTAKA SADO

2011-05-23 22:25:47 | 音楽

2011年5月21日(土)。


我々にとって記念すべき日になるか?



先週土曜日は今シーズンラストのベルリンフィルコンサートでベルリンへ。

待ちに待った、指揮者佐渡裕氏のベルリンフィルデビュー!約1年前にスケジュールを知ってから、長い事待ってました。

演目が我々的にはイマイチだったけれど、「佐渡さんのデビューならば!」と迷う事なくチケット購入。しかも、奮発していつもよりも値段が高い席(ステージに近い)です。

当日はいつも以上に日本人が多かったです。どうやら日本からツアーでやってきた人もいるようでした。すごいなあ。



1曲目:武満徹 From me flows what you call Time



全く知らない曲だったので、まずはステージのセッティングにびっくり。打楽器が指揮台の周囲を取り囲んでいるし、天井からウィンドチャイムがぶら下がっているし、なんだかリボンで装飾されているし.....いつもと全然違う。


佐渡さんはいつもの黒いスタンドカラーの衣装ではなく、なんと燕尾服で登場。


演奏が始まってすぐ、今度は打楽器パート5人組が「よっ、ゴレンジャー!」と呼びたくなるようなテカテカ衣装で客席に現れ、鐘をならしながらステージへ上がるという、これまたびっくりな演出。


見た事もないような楽器を含め、いろいろな音が出現して、かなり面白い曲でした。曲自身にはチベットの仏教的要素が取り込まれているとのことを後で知りましたが、日本人が日本人作曲の演目を指揮することで、アジア的雰囲気がより感じられたのではないかと思いました。初めて聴きましたが、非常によかったです。目で見たほうがより楽しめる曲のひとつかもしれません。



休憩時間中。この明るさで夜の9時頃。


そして、2曲目。ショスタコーヴィチ5番。


有名なのに実はほとんど聴いた事のない曲です。4楽章の有名なフレーズは知っていますが、遠い過去に2回ほどCDで曲全体を通して聴いてみたことがあるような気がしますが、いつも気がついたら4楽章になっていたとかでなぜか全然縁がありませんでした。そんな曲をベルリンフィルで聴くなんて、ある意味贅沢かもしれません。下手に先入観を持ちたくなかったので、あえて事前の予習もしませんでした。


そして、1楽章で佐渡さんの華麗なるジャンプが早々に見られました!佐渡さんらしいパワフルな演奏です。ベルリンフィルらしい弦のハーモニーにはいつもしびれますね。客観的に見ると、佐渡さんとオケの間に多少の温度差があったようにも感じましたが、指揮者によって波があるベルリンフィルとの初めての競演としては大成功だったのではないでしょうか。



終演後、ロビーで日本のメディアにインタビューを受ける家族。


終了後には楽屋口で恒例の佐渡さん出待ち。佐渡さんのサインはもう何個ももらっているので、今回は写真を一緒に撮ってもらえればいいなと思って待つ事40分くらい。



セーターにスニーカー姿で登場!いつものごとく、待っているファンとおしゃべりして、サインして、写真も撮ってくれて、とお疲れのところ本当に嬉しいです。「ベルリンフィルデビューおめでとうございます!」とがっちり握手をし、ツーショット写真もバッチリ撮ってもらいました。久しぶりに佐渡さんにお会いできて嬉しかったなぁ。こんな気さくな世界的有名指揮者はなかなかいませんからね。


今後、再び佐渡裕&ベルリンフィルの競演が見られる事を楽しみにし、10年後くらいに円熟した「指揮者・佐渡裕」でまた違った雰囲気が味わえるのではないかとひそかに期待している我々です。実現すれば「佐渡さんのデビューコンサート、行ったねー」という会話をすることが目に見えています。今から楽しみです。


余談ですが、翌日の日曜日のコンサートはインターネットの生中継で自宅から再び鑑賞。インターバルで放送されたフルート奏者のパユとの対談で武満さんの曲の解説(5色の色には意味があること:赤は火、黄は大地、青は水、緑は風、白はすべてであり無でもある)や震災への想いなどが聞けてよかったです。


というわけで、今シーズン最後のベルリンフィル演奏会でした。すでに来シーズンの演目発表が待ち遠しい今日このごろです。





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ベルリンフィルコンサート ラフマニノフ&「展覧会の絵」

2010-12-27 20:42:35 | 音楽
クリスマス休暇をブレーメンで過ごし、今はロンドンに戻って来ております。明日の夜、またブレーメンへ行って年越しです。

今夜は突然お寿司がどうしても食べたくなり、一人でお寿司屋へ。
大好きなお寿司ですが、海外だとどうしても食べる機会がぐっと減ってしまいます。

初めて行くお店でしたが、これがもう大当たり!おいしいし、お腹もすいていたし、10分くらいでぺろっと食べ終わっちゃいました(笑)お値段も良心的なので、また絶対行こうと思います。
おかげでご機嫌麗しい夜となっております。




さて本題です。
休暇中のイベント第一弾はベルリンフィルのコンサートでした!
今年最後の音楽イベントです。


22日お昼頃のICEでベルリンへ。雪の影響を心配したものの、20分くらいの遅れで済みました。まずは宿泊先のホステル(クリスマス時期なのに安くて助かりました)へ行き、ひとやすみ。

ホステル前にディスプレイされた旧東ドイツの車「トラバント」。



今回の演目は

Rodion Shchedrin:Symphonic Diptych (ドイツ初演)
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲3番
ムソルグスキー:展覧会の絵

指揮:ゲルギエフ
ピアノ:Denis Matsuev



ラフマニノフの3番と展覧会の絵のカップリング、しかもゲルギエフだなんて、今年を締めくくる演奏会としてふさわしいゴージャスな組み合わせ。

最初の曲は全く知らないし、現代曲ということで、既に記憶に残っておりませんので割愛。


ピアニストのDenisさん、実は12年前のチャイコフスキー国際コンクールで優勝という、めちゃくちゃ素晴らしい経歴の持ち主(後から知りましたが)。

演奏はさすが優勝者と言えるような素晴らしいテクニック。これまで聴いたことがあるラフマニノフの演奏(すべて日本)では、あまり満足のいく演奏に出会えなかったのですが、今回は違いました。「ラフマニノフに弾かされている」という感じは全くなく、堂々たる演奏でした。ただ、我々の好きなタイプとはちょっと違ったのが非常に残念。一言で言ってしまうと「力強すぎる」感じを受けました。我々が持つラフマニノフのイメージだと、もう少し色気というか叙情性というか憂いというか....そんな情感が欲しかったです。


メインの展覧会の絵。今回Trbは待ちに待ったゲスリンク氏!ようやく見られました。

演奏は悪くなかったと思うのですが、ゲルギエフとオケの息がピッタリ合ってて気持ちがいいと言える程ではなく、正直なところ、2007年のジルベスタコンサートでベルリンフィルが演奏した展覧会の絵(ラトル指揮)の方が良かったです。2007年のは映像でしか観ていませんが、本当に素晴らしくて、だからこそ今回の生演奏に期待していたのです。期待がちょっと強すぎたのかもしれません。


演奏終了後、行きつけのお店が閉まっていたので、別のところでごはんを食べて宿へ戻りました。



翌日、帰りは飛行機。出発は夜だったので、昼間はベルリンのクリスマスマーケットをハシゴです。


まずは2年前にも来たシャルロッテンブルグ宮殿前のマーケット。



午前11時頃に行ったのですが、この日は午後2時からということで、早々に撃沈。仕方がないのでベルリン市内中心部へ戻りました。




コーヒーが似合いそうなカップを見つけました。


スケートリンクも併設。


ベルリン大聖堂。いかにも寒そうな写真に見えますが、本当にとても寒かったです。



平日だったからか、マーケットもそれほど混雑しておらず、ちょっと拍子抜け。しかも、お気に入りの豚肉のステーキサンドはどこのマーケットでも見かけず、ちょっとがっかり。でも、いろいろなお店をのぞいて楽しめました。


そして、特にすることもなくなったので早めに空港へ。
空港内のアイリッシュパブで一休みしていたところ、ブレーメン行きのゲート表示が待てども待てども出ない。。。
嫌な予感的中で大幅に遅延と相成りました。どうやら、ブレーメンで雪が降り出し、除雪作業待ちのため、こちらに向かう飛行機が飛び立てないという状況だったようです。

予定出発時刻から遅れること4時間、我々が空港に着いてから6時間後、ようやく夜11時半に離陸。深夜の到着となりましたが、それでも帰って来られてよかったです。


次回のベルリン行きは今の所未定。おそらく春まで行かないかもです。
待ち遠しい~。来年もチケットゲットすべく頑張らねば!




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指揮者コンクールに行ってみた

2010-11-08 20:18:47 | 音楽
11/4のこと。


ロンドンにあるBarbican Centreで開催された指揮者コンクールの最終選考「Donatella Flick Conducting Competition Final 2010」に行ってみました。有名指揮者の本やコンクールの裏話がかかれた本、そしてテレビドラマ(のだめカンタービレ)を見て、以前からコンクールというものに行ってみたいと思っていたので、ようやくチャンスに巡り会えました。一番安い8ポンドの席をゲット。1階席前から3列目の右側だったので、指揮者の表情や指揮の様子がよくわかるgood positionでした。


まずはコンクールの流れから。
70人の応募者の中から書類&DVD選考で20人がまず選ばれます。11/2に一次予選で10人に絞られ、11/3に2次予選で3人となり、そして 11/4に本選。1次、2次は非公開で音楽学校のオーケストラと競演。最終選考はロンドンの中でもピカイチのLondon Symphony Orchestra (LSO)と競演。優勝者は今後1年間LSOの指揮アシスタントになれます。



課題曲はヨハンシュトラウス作のオペレッタ「こうもり」序曲。大好きな「こうもり」で候補者3人の聴き比べができるのは楽しみ。自由曲は前日の2次予選後に行われた抽選で曲目が決められたそうです。


コンクールということで、全く関係ないのになぜかちょっとだけ緊張。皇室関係者がいらっしゃるということで、イギリス国歌の演奏から始まりました。



せっかくなので、Kapiなりの採点(10点満点)をしてみることにしました。


トップバッターは女性。32才、エストニア出身。黒い燕尾服を来て颯爽と登場。
「こうもり」:8点。なかなか軽快な感じでよいが、多少堅さを感じる。トップバッターだからか、オケの乗りがいまいちな気がする。自由曲はチャイコフスキーの「イタリア奇想曲」。「こうもり」でのやや堅い演奏とは別の雰囲気を期待したが、結局同じテイストだった。元気な感じはいいのだが、もう少し緩急の変化をつけてほしかった。6点。合計14点。指揮をしながら、途中で髪をいじる(邪魔になった前髪をあげたり、横の髪を耳にかけたり)のが気になった。スプレーとかで固めておけばいいのに。。。と思う。


2番目は世界的指揮者Kurt Mazurの息子さん。33才、ドイツ人。登場の仕方から、かなり場慣れしている様子。黒の学ラン風スーツで登場。見た目は真面目でちょっと頑固そう。スコアを見ながらの指揮。
「こうもり」:一言で言うと「堅すぎる」演奏。指揮は(素人目には)わかりやすいが、棒の振り方や体の動きが非常に堅い。長身を前後に揺らす様はまるでロボットのように見え、観ていてちょっと笑ってしまった(失礼!)。軽快に踊る感じの部分でも堅すぎて踊る気にならない。6点。自由曲はKodaly作の「Dances from Galanta」。初めて聴く曲。一曲目の印象がよくなかったので、どんな感じかと思ったが、オケをよくまとめていて、知らない曲でも最後まで楽しめて聴けた。こちらの曲の方が断然良かった。8点。合計14点。



最後は予選で選ばれた20人の中で最年少。27才、ドイツ人。黒い燕尾服にピカピカの黒皮靴。見た目は非常に優しい印象。
「こうもり」:見た目同様、まろやかな指揮。直前の人がかなり堅い指揮だったので、特に違いを感じた。丁寧な演奏をしていると思った。「こうもり」の情景が目に浮かび、踊るシーンの演奏では体が自然と動いてしまいそうになるくらい。とても良かった。8.5点。自由曲はワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」。聴いたことはあるが、いつも最後の有名なフレーズの所しか印象に残らないというKapiにとってはなじみのうすい曲目。まろやか&しなやかな指揮は変わらず、最後まで飽きずに聴く事ができた。この人の指揮でいろいろなタイプの曲を聴いてみたいと思った。好印象。8.5点。合計17点。



Kapiの独断と偏見による採点では迷う事無く3人目の人。



審査結果を待つ間、会場では予選の様子や出場者のインタビューのDVDが流れた。そして、いよいよ発表。座席が空いていたので、前から2列目の中央の席に移動。出場者を目の前で見られました。



優勝は3人目のClemens Shuldtさん。Kapiの採点と同じ結果で嬉しかったです。本人は非常に驚いていたようでした。トップバッターの女性はちょっと悔しそう。2番目のMazurさんは笑顔で優勝を讃えていました。


同じ曲の聴き比べを生演奏でできる機会なんて、なかなかないですし、3者3様で面白かったです。最終選考に選ばれた3人はすでに一流オーケストラで指揮をしている人ばかりなので、レベルも高く、楽しんで聴き比べをすることができました。ヨーロッパに住んでいると、日本よりはコンクールに接する機会が多いと思うので、是非今後も積極的に出かけて行きたいと思います。



ちなみに、優勝者のShuldtさん、見た目も雰囲気も演奏も「のだめカンタービレ(ヨーロッパ編)」に出て来たジャン(千秋が出場した指揮者コンクールでライバルとなった人)に似ています。




コメント (3)
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