ポスドク夫婦の海外珍道中:ヨーロッパ生活あれこれ日記

4年3ヶ月の週末婚(イギリス&ドイツの2カ国4都市)を経て、現在ブレーメン在住。旅行、子育て、日々の生活など。

イギリス最後の週末

2011-03-21 21:18:05 | イギリス生活
先週末の19日。

この週末はRotaにとって最後のイギリス週末となりました。


イギリスにいる間にやっておきたいことをしようということに。



で、向かった先が、ココ。






前にも遊びに来た「ド迫力飛行機ビューポイント」。お金を払わずして満足度の高い遊びが楽しめる我々お得意の遊び場です。






真っ正面から飛行機が迫り、頭の真上を通り過ぎて行く。手が届きそうな感じです。狙い通り、夕方の着陸ラッシュで約1分半ごとに飛行機が続々と降りて来て、かなり面白いです。




エミレーツ航空のA380-800型。オール二階建ての大型機が見られて二人して満足。





ところで、夕日に向かって着陸するのって、まぶしくないんでしょうかね?




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チャリティーコンサート in ロンドン

2011-03-16 22:01:10 | イギリス生活

ロンドンでも、「今の自分にできること」を実行している人々がたくさんいます。


そんな活動のひとつとして、ヴァイオリニスト葉加瀬太郎さんによるチャリティコンサートに行ってきました。

場所はロンドンのOur Lady of Victories churchという教会。













葉加瀬さんのヴァイオリンとピアノのアンサンブル、葉加瀬さんとご友人たち(門下生?)によるヴァイオリンアンサンブル。どの曲もとても素敵でした。


「見上げてごらん夜の星を」を聴いたとき、数日前にネット上で読んだ被災者のつぶやき「”暗すぎて今までに見たことないくらい星が綺麗だよ。仙台のみんな、上を向くんだ。” by 現地での会話」(@地震発生後に投稿された心に残るつぶやきまとめ)を思い出して、涙がでそうになりました。


もともと夕方に用事が入っていたので、4曲だけしか聴けませんでしたが、少しでも参加できてよかったです。この葉加瀬さんの活動では学生さんたちが中心になって募金集めをしているそうです。奥様の高田万由子さんもいらっしゃっていて、コンサートのサポートや、寒い中教会前で立ちつづけて募金活動をしている学生さん達を気遣ったりしていました。素敵なご夫妻です。


海外から日本のことを想っている人がたくさんいます。みんなの気持ち、みんなの祈りが日本に届きますように。


最後に、今日はこんなものを作ってアパートに貼ってみました。




今、自分にできること。
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イギリスから応援してます!

2011-03-14 23:00:23 | イギリス生活
ひきつづき予断をゆるさない状況が続いていて、心が痛みます。


昨日(13日、日曜日)のイギリスの新聞「The Independent」のトップページをご紹介します。



Photo by Mio. Thanks!


イギリスの新聞なのに、日本語で書いてくれています。心がジンとなりました。

ドイツの新聞でも、「こんな大災害に見舞われた日本人がパニックも起こさず,食料の略奪も起こさず,冷静に対応していることに感服」という記事がありました。


イギリスでも義援金の設置を始めた団体がいくつも出て来ています。イギリスから派遣されたレスキュー隊にはニュージーランドの被災地から戻って来たばかりの方が含まれているそうです。世界各地からの援助に感謝しつつ、非常に限られたことしかできませんが、今の自分にできることをやっていきたいと思います。


日本の皆さん、イギリスから応援しています!

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地震

2011-03-12 13:54:08 | イギリス生活
2011年3月11日.

朝起きてPCを立ち上げてすぐ,信じられないような大地震が日本で起こっている事を知った.
すぐにインターネットでBBCのサイトを見る.地震特別サイトが立ち上がっていて,ライブニュースを放送している.
あまりの被害のすごさに言葉を失うものの,すぐに横浜の家族に連絡を取り始める.

イギリスの携帯,日本の携帯,インターネットメール,スカイプ,あらゆる手段を使って,両親・姉・義母に電話およびメールを発信.電話は予想通り繋がらないが,ひたすらかけつづけた.


フェイスブックの友人からの情報で,横浜周辺で一部停電となっている模様だが,被害はそう大きくはなさそうとの情報を得る.少しほっとする.
JRが止まっていて,今日中の復旧はないという情報も入る.フェイスブック経由でローカルな情報が入ってきたのが非常にありがたかった.


メールを送ってから50分後,姉からの第一報が届く.本人無事,職場からタクシーで帰宅している所とのこと.姪の保育園では停電および断水となっているが,非常食を作ってくれているらしい.両親が電車に閉じ込められているとのこと.


日本の携帯からの発信は通じそうにないため,PCのスカイプで携帯電話にかけつづける.「この番号は存在しません」「非常事態で混み合っております」などの普段では見ないメッセージが続く.


その後,千葉県の義母からメールがくる.家の中で多少割れているものがあったりするものの,ご本人は無事,よかった.


父の携帯につながった!本人無事.携帯の充電残量がほとんどないとのことで,すぐに切り,次は母にかけつづける.なかなかつながらない.


ようやく母とつながった.先ほどの父との短いやりとりではよくわからなかったが,どうやら両親は2人一緒で,西横浜駅周辺で電車に閉じ込められているとのこと.ただし,ホームに停車していて,外には出られるらしい.姪の保育園に迎えに行く予定になっていたことを心配していたので,姉も姪も無事で,保育園では非常食で対処してくれていること,姉が保育園に向かってることを伝える.地震発生後,姉との連絡はまったくとれなかったとのこと.


その後も両親ー姉間の電話はまったくつながらない様子で,すべてロンドン経由でそれぞれに情報をリレーした.これもすべてスカイプ.平均20-30回くらいトライすると1回繋がるくらい.こういう非常事態ではインターネット媒体の方が連絡が取りやすいようだ.


家族の安否が確認できたところで,次に友人に安否確認メールをする.もちろんすぐの返事はなかなかないが,しばらくしてほとんどの人から無事の返信がきて安心.やはり横浜周辺は大丈夫そうだ.


フェイスブックに報道機関の映像がみられるサイト情報がぞくぞくと入ってくる.ライブ映像から目が離せない.地震警報の音に毎回ドキッとする.


それにしても,情報が入れば入るほど,被害のすごさがわかってきた.特に東北地方の被害が大きくならないことを祈る.


夕方,ブレーメン行きの飛行機に乗るため空港へ.空港で手にした新聞ではトップニュースが日本の地震.4面を割いて日本の地震の様子を伝えていた.経済面でも日本のことが書かれていた.機内でひたすら読む.













夜,家に戻った両親とスカイプで電話.結局8時間も電車で身動きができなかったとのこと.だが,車両から外に出て駅のトイレに行ったり,外のコンビ二に携帯充電器や食料を調達しに出られたのが救いだった.


1夜明けた今日も,インターネットUstreamで配信されているNHKや民放のテレビ放送,BBC,新聞など見続けている.

余震,放射能汚染,復旧など心配はつきないが,とにかく被害が少しでも拡大しないことを祈っています.




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ケンブリッジ散策

2011-03-10 21:36:17 | イギリス生活
先週末の3/6(日)。

ケンブリッジに行ってきました。初めての訪問。

つい最近になって聞いた情報で、中高時代の友人がご主人のMBA留学でケンブリッジに来ているとのことを耳にし、会いに行くのが一番の目的。


ロンドンから電車で約1時間。
まずは、道ですれ違う人々を見ながら、「あの人すんごい賢そう!」と人間ウォッチング。

ランチにお邪魔するまで市内を散策。


King's College


残念ながらこの日は一般公開しておらず、入り口から眺めるだけ。



St. John's College


門が閉まっていて中に入れず、外から撮影。



別のCollege。名前は失念。



大学院時代から長々とお世話になっているこちらにも行って、欲しかった本をゲット。本場に来られてちょっと興奮。



友人ご夫妻(+お子さん二人)はケンブリッジ大学所有のアパートに住んでいたのだが、ブリストル大の「すきま風ピューピュー物件」とは大きく違って、モダンな建物でした。4年ぶりに会えた友人とおしゃべりできて、楽しいランチとなりました。


その後は市内に戻り、再び散策。



路地裏好きの心をそそる風景。



最後はやっぱりパブ。

教えてもらったおすすめのパブ。


ケンブリッジで一番古く、ジェームズ・ワトソン&フランシス・クリックがこのパブでDNAの二重らせん構造を発案したと言われている有名なパブ。なかなかいい雰囲気。


料理もおいしかった。



Rotaは翌朝早朝のブレーメン便に乗るため、今夜は空港近くのホテルに宿泊なので、空港行きのバス、Kapiはロンドン行きのバスに乗って、それぞれ帰路に。



今回初めてケンブリッジに来たわけですが、大学の雰囲気はオックスフォードそっくりでした。でも、街の雰囲気は少々違う印象を受けました。オックスフォードでは「めちゃくちゃ勉強がんばれそう!」と言いたくなる雰囲気でしたが、ケンブリッジはそれよりものんびりした雰囲気。イギリスのローカルな街とそんなに違わない感じでした。


大学に数年間勉強しに行くならオックスフォード、長く住むならケンブリッジですね。





話は変わりますが、イギリスにいられるのもちょうどあと一ヶ月。

まだこのブログではご報告していませんでしたが、4月からドイツ在住者になります!しかもRotaとの2年間のヨーロッパ内週末婚を終了させ、ブレーメンで再び一緒に住めることになりました。新しい職場(大学)はブレーメンから少し離れた街で、毎日IC通勤することになります。詳しい事はまた後日。


今は、ロンドンでの仕事をできるだけ終わらせるため、そして引越に関わるいろいろな手続きの準備でバタバタしています。ということで、イギリスでやっておきたいことをリストアップしておかなくちゃ!と焦る今日この頃です。



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キャベツ祭り in ブレーメン

2011-03-03 21:54:01 | ドイツ生活
先週末のこと。


ブレーメン近郊在住の日本人会開催のキャベツ祭りに参加してきました。初参加の我々はワクワクドキドキ。


午前11時にブレーメン中央駅で集合。集まったのは20人強。しかも、その多くがプロの音楽家。オーケストラに所属の方々や音楽留学に来ている人たちです。プロの音楽家と話ができる機会なんてそうそうなかったので、ちょっと興奮しちゃいました。


みんなでぞろぞろと向かった先は駅から徒歩5分の大きな公園です。そして、このお祭りに欠かせないのがこちらのアイテム。



トロッコです。

中にはお酒類多種とおやつが積んであります。


これを引っ張りながらひたすら歩きまわる。


それがキャベツ祭りなのです。



ぬかるみも何のその。


このお祭り、どうやら北ドイツ、特にブレーメンのローカルな風習らしく、南ドイツ出身のKapi同僚に聞いても知りませんでした。ご近所さんや知り合い同士が集まり、ビールを飲みながらトロッコを引っ張って歩くという、冬の間であればいつやってもいいというゆる~い行事のようです。


ブレーメン日本人会では今回が3回目の開催とのこと。記念すべき第一回には「日本人がキャベツ祭りをやる」という物珍しさからテレビとラジオの取材が来たそうです。今回も、駅前で集合しているときに、道行く人々の注目の的でした。


今年の幹事はコントラバス&オーボエ夫妻。小さいお子さんをあやしながら、歩く合間に行うゲームをいろいろと考えくださいました。


ゲームその1: ティーバッグ投げ
ルール:ティーバッグを口にくわえ、おもいっきり後ろに飛ばして飛距離を争う。

スタンバイ。


Rota(右)、見事な反りです。



2チームに別れての対戦だったのですが、一番の飛距離をマークした赤組リーダーRotaの頑張り空しく、Kapi所属の黒組の勝利と相成りました。


その他にも、豆を投げて卵ケースでキャッチするゲームや、股下風船渡しゲーム、マカロニの穴にパスタを口で入れましょうゲーム等、久しぶりの運動会のようで面白かったです。


そして、約2時間くらい歩いて遊んでお腹をすかせた後に食べるのがこちら↓。




キャベツです。キャベツに見えないかもしれませんが、真ん中の黒緑色がキャベツです。ドイツ語でGrünkohl(緑のキャベツ)と呼ばれるもので、要するに茹でキャベツです。かなりオイリーです。見た目のグロテクスさとは違い、味は悪くなかったです。このGrünkohlと肉とポテトを食べるのが、このお祭りの最大のイベント。


お肉は豚ロースの茹で肉( Kassler)、茹でソーセージ(Kochwurst)、穀物とラードでできたソーセージ(Bremer Pinkel)の3種類。Pinkelの皮をナイフで切って、中身をキャベツに混ぜて食べるとのこと。これまで何度かこれを食する機会があったRota,いつも皮ごと食べていたそうな。まぁ、食べても大丈夫な素材でできているとは思いますが。。。


いろいろとウワサに聞いていたGrünkohlですが、思っていた以上においしく食べられてよかったです。

Kapiとしても、ブレーメン在住の皆さんに、ようやく顔見せできる良い機会となりました。しかし、あんなに音楽家ばかりに出会えるとはびっくりです。今後のおつきあいが楽しみです♪








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