ポスドク夫婦の海外珍道中:ヨーロッパ生活あれこれ日記

4年3ヶ月の週末婚(イギリス&ドイツの2カ国4都市)を経て、現在ブレーメン在住。旅行、子育て、日々の生活など。

保育園4日目

2015-08-28 22:08:33 | 育児
8/28

さぁ、今日からDemiひとりで滞在する時間を設けることになります。

朝、保育園を見てニヤリと笑ったDemi。機嫌も悪くなさそうだし、幸先良し。

今日は廊下におもちゃベビーカーがなかったため、車のおもちゃに乗って部屋に登場。本当は乗り物系おもちゃは廊下だけという決まりのようですが、大目に見てくれているようです。おかげで部屋にもすんなり入りました。

Demiが大丈夫そうなので、すぐに部屋を出て先生方の休憩室で待つようにとの指示。呼び出しがかからなければ30分後に戻って来てとのこと。

様子を察して若干不安そうな顔をしているDemiに「ちょっと外にいってくるね。また戻ってくるから大丈夫だよ」と声をかけて部屋をでました。予想では、姿が見えなくなって3分くらいは泣くかな、でもその後はケロッと遊びだすのではないかな、と思っていました。


コーヒーを飲みながら待機中、廊下で足音がするたびにちょっとドキドキしましたが、結局そのまま30分経過。同じく慣らし保育中のドイツ人のお母さんと少し会話もできました。


30分後、足音をたてないように部屋に戻り、そっとドアから覗いてみると、R先生を囲んで他の子と一緒におもちゃで遊んでいる柔和な顔のDemiさんを発見。おー、全然大丈夫そう。


どういう様子だったのかR先生に聞いてみると、全然泣かなかったし、おもちゃや遊具でいっぱい遊んでたとのこと。笑顔も出ていたとのこと。


Demi、成長したね~!やるじゃん!
いやー、よかったよかった。『トイレ2時間立てこもり事件』のDemiはもう卒業だね(^^)


その後、昨日までのように1時間滞在と思っていたのですが、今日はもう終わりとのことで約30分の滞在で4日目終了。Demiはやはり帰りたくないようで、Kapiの声が聞こえないフリをして部屋のおもちゃをわざと物色していましたが、ちょうどR先生が他の子を廊下に出そうとしていたので、「みんなで廊下に行こう!」と声をかけると、大きな声で「みんなで行こー!」と手を突き出して率先して廊下へ(^^) (最近のお気に入りが「みんなで○○しよー!」なのです。)そして廊下のおもちゃでぐだぐだとしばらく遊び、ようやく帰る気になりました。


子供達同士の距離も縮まったようで、ドアについている透明窓ごしにお互い顔をくっつけてバイバーイと手を振ったり、Demiも何度も振り返りながら手を振ったりで、かなり上出来!明日から週末で保育園に行けないのがとっても残念なくらい。


Demiと共に上機嫌で保育園を後にしたKapiでありました。来週からはもう少しKapi不在時間を長くするとのこと。この調子で、楽しい保育園スタートになりますように。

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保育園3日目

2015-08-27 20:21:35 | 育児
8/27

保育園生活が始まる前に少し心配していたのが、朝出かける際に「行きたくない~」とぐずったらどうしようかなということ。軌道に乗るまでは保育園以外でのストレスをなるべく減らそうと思い、朝は余裕をもって支度できる(自分を含め)時間に起き、Demiの遊びにもつきあいながら出かける準備をするようにしています。それでも、心の中では(あと何分で出かけなくちゃ)と思っていますが。

家を出る際も「遊びに行くよ~」と声をかけ、あえて「保育園」という言葉を使わず、Demiが道草をくいながら歩いても間に合うように余裕を持って出かけるようにしています。

その効果があるのか無いのかはわかりませんが、とりあえず3日目の今日も機嫌良く家をでて、意気揚々と歩いて出発です。(途中で必ず「ベビーカーに乗る~」と言うことを知っている母ちゃんですが。。。(^^)


さて、今日は朝から天気がよくなかったため、部屋で遊んでいた子供達。しかも、なぜか人数が多くて10人も。今日も廊下でみつけたおもちゃのベビーカーを押して登場のDemi。入り口でやはり固まりつつも、ぶっちょう面で中へ入って行きます。

子供達に圧倒され、しばらくはKapiのそばで遊びながら、まわりを観察しています。R先生が話しかけたり、遊び相手をしてくれますが、口をちょっととんがらかせたまま反応うす~いDemi。それでも、R先生が持って来てくれたおもちゃに手をのばして受け取ったり、「このおもちゃどけて」と無言でR先生にアイコンタクトしたり。

20分くらい経ったところで、ベビーカーを押しながら部屋を歩きまわるようになりました。部屋じゅうに散らかったおもちゃをうまく避けようとしながらベビーカーを押すDemi。ここで面白かった瞬間を目撃。床にちらばったブロックが邪魔で、どけようと手に取ったDemi、ブロックがしまってある大きなカゴのところまで歩いて行き、ポイッと入れてお片づけ!これには先生もちょっと驚いた感じの声をだしていました。親としてはとっても感心です(^^) さすが我が家で一番のきれい好きDemiさん。


おもちゃがわりの牛乳パックで遊んでいたDemi、ふっとR先生を見上げて何かいいたそうな顔をしたのですが、すぐにKapiにむかって「フタ!」と一言。牛乳パックのフタが欲しかったようです。R先生が「私が日本語がわかればいいのに」と苦笑いしてました。


余談ですが、この二日間での保育園体験のおかげで、Demiさんドイツ語で「コムヒア! (Komm hier!)」(ここに来て!)と家で言うようになりました。これまでも単語を言うことはあったのですが2語話したのは初めてです。まさかドイツ語で言われているとは思わず、最初は何を言っているのかわからなかったのですが、2回ほど「えっ、なに?」と聞き返すと、「コムヒア~ッ!」と地団駄をふみながら手招きするのを見て、ようやく理解でき、驚いたKapiであります。



話を元に戻しましょう。30分くらい経つと、ぶっちょう面は変わらないものの、少し表情がやわらいできました。子供がたくさんいる中でR先生に2回程笑顔を見せられたし、他の子がすぐ近くに来ても、逃げずにその場にいられたりと、少しずつ慣れて来たのかなと感じました。(初日は他の子が真横や真後ろに来ると、迷惑そうな顔をしながらある程度のスペースを作ろうと逃げ腰になっていました)


最後はおもちゃの車に乗って廊下を行き来したり、他のグループの部屋に探検に行ったり。Kapiはあえて付いて行かず、顔の見えない所で待っていたのですが、全然大丈夫そう。


R先生に「問題なさそうだね」と話すと、「まだまだ。親がいなくなる時間を設けてからじゃないとわからない」とのお返事。


そんな感じで1時間が過ぎ、今日も名残惜しそうにしつつも、3回程「帰るよ~」と声をかけると、率先して出口の方へ。今日はR先生にバイバイのあいさつはなしでした。


終止ぶっちょう面ではあったものの、それなりに満足げな顔をしていたDemi。保育園の建物に向かって「バイバーイ」と手を振ってました(^^; 外へ出ると、嬉しそうな顔をしながらお気に入りのスロープでタッタカ走ってひと遊びし、帰路へとついたのでした。


さぁ、4日目の明日からKapi不在の時間を設ける予定。Demi、がんばれ。

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保育園2日目

2015-08-26 21:38:16 | 育児
ひきつづき更新。


8/26

保育園二日目。
天気がよかったためDemiグループが園庭で遊び始めたところに到着した我々。他のグループの子供達も一緒にいて、15人くらいの子供がお庭に出ていました。

到着早々、状況を把握する前に泥よけのズボンをはかされ、お庭に誘導されたDemi。庭に出る階段を下りた所で固まりました。とにかく観察。じっと観察。。。そして、Kapiにむかって「(外に)行かない。中に行く~」と手を引っ張って中に戻ろうとします。


ちょうどそのとき、別のクラスの先生がやってきて「いまからお庭の小屋(砂遊び道具等をいれている部屋)を開けるよ。Demiも一緒においで~。」とDemiの大好きな鍵をチラチラ見せながら声をかけてくれました。


先生、ナイスタイミング!(Kapi心の声)


鍵に惹かれて、付いていくDemi。砂遊び道具を出すと、子供達がわーっと集まってきました。とりあえず、Demiにシャベルとバケツを持たせ、様子をみるために少し離れたところに座って待機することに。


シャベルとバケツを持ったまま、子供達にまわりを囲まれて完璧に固まったDemi。おそらく、どうしたらいいのかわからない状況だったのでしょう。担当のR先生が近くにすわり、Demiのすぐ近くにいる子に声をかけて、少しスペースを作ってくれたり、砂遊びに誘ってくれたり。しかし、先生の誘いには全く乗らず、ただただシャベルとバケツを両手に持って立ち尽くしてます。そして、ふっとKapiの存在を思い出したらしく、まわりをキョロキョロし、R先生に「ママはあそこにいるよ」と言われてこちらを確認。そのまま、こちらに歩いてくるかな、へたすると泣き出すかなと思ったのですが、「行こうかな、どうしようかな」と迷うそぶりを見せたものの、その場に留まりました。Kapiとしては、これまた驚きの瞬間でした。


その後、R先生の奮闘にも関わらず、まったく乗らないDemi。R先生もKapiの方をみて苦笑。


15分くらい経ったところで、Kapiのところに戻って来たDemi。「外行かない。中に入る~」とのお言葉。


というわけで、R先生と3人で部屋へ行くことに。室内に入ったDemi、外で固まっていた人はどちら様?というくらい、活発に遊び始めました。昨日にひきつづき、おもちゃのベビーカーを押して部屋中をぐるぐる行ったり来たり。おもちゃのボールを追いかけて、テッテケ走ったり。誰もいない広い部屋でR先生もおもちゃも大型遊具も全部独り占めで、本領発揮!それはそれは楽しく遊んでました。



ベビーカー遊びを満喫中。


先生、フォローに走る。


他の子はみーんなお外。


今日はR先生にむかって声をあげて笑うこともたびたびあり、「素敵な笑顔だね~」と褒められてました(^^)


調子に乗って、最後の最後で転んで泣きはしましたが、今日も上々の出来でした。


帰り際にはR先生に向かって何度も手をふってお別れもでき、ゴキゲンなお顔で帰路についたDemiでした。



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保育園スタート!

2015-08-25 16:52:18 | 育児
8/25

2歳1ヶ月のDemiさん、保育園スタートです。

最初の3日間は1時間のみ&Kapi同伴、その後は様子を見ながら滞在時間をのばしつつ、Kapi不在の時間も設けて徐々に慣れさせるそうな。

超慎重派で過去に友人宅でトイレ引きこもり2時間事件!?を引き起こしたことのあるDemiさん。予想としては、1) とりあえず固まる、2) Kapiにしがみついて離れない、3) 泣きながら「帰る~!」と言い張る、という感じでしょうか。さてはて、どうなることやら。。。




あいにくの雨の中、「遊びに行くよ~」と普段と変わらない感じでお出かけ。「いっぱいおもちゃがある所に行くよ!」と声をかけると「うん!」と嬉しそう。

保育園到着時、「これ何?」「保育園ていうところ。ここで遊ぶんだよ。おもちゃいっぱいあるし、前にも来たことあるよ(面談で訪問)。」というと、覚えていたのかなんなのか、あまり躊躇せずに自分からドアの中に入りました。(驚き!)

「慣れないところに入るのを渋るかな。へたするとKapiの足にしがみついて中に入らないこともあるかな」なんて思っていましたが、まったくの杞憂。



園長先生について、スタスタと廊下を歩き、途中で人形の赤ちゃんが乗っているおもちゃのベビーカーをみつけて、さっそく押しながらDemiグループの部屋へ園長先生について行きまます。Kapiの前をスタスタと歩いていくDemiに、これまた驚き。

部屋の入り口では、他の子たち(8人、おそらく全員2歳代)がごちゃごちゃといるのでドアのところで立ったまま中をじっと観察していましたが、担当のR先生に導かれておもちゃベビーカーごと中へ。

ちょいちょいKapiの顔をうかがうことはあるけれど、他の子に圧倒されて泣いたり、固まったりということはなく、むっつり顔ではあるけれど意外と大丈夫そう。


Kapiは部屋の隅に座り、もしDemiが近づいて来たら一緒に遊んでもいいとの指示をうけました。


Kapiから遠すぎず近すぎずの位置に立ち、まわりの子を観察しつつベビーカーのレインフードを開いたり閉じたりと遊び始めたDemi。15分くらい経つと、部屋の全体を見渡す余裕がうまれてきたようで、それを察したR先生がベビーカーごと部屋の奥の方へ(Kapiから離れる方へ)うまく誘導。部屋の奥にある大型遊具(階段や滑り台やちょっとした展望デッキがある)で遊ぶ子を観察し、しばらくして自分もやろうと動き出しました。


大型遊具の階段をのぼるとき、なんとR先生の顔をみて「上ってもいいの?」との無言のアイコンタクト。Kapiではなく、ちゃんとR先生を見上げたので、これまた驚きました。


その後は大型遊具の中を行ったり来たりし、中にある階段も自分1人で上り下りし、ぶっちょうヅラではあるものの、それなりに楽しみだしました。その後、Kapiの膝元に戻ってきて、「本読みたい」とのお言葉。これには相当驚かされました。というのも、これまでの経験上、よく知らない場所で、しかも滞在1時間という短い中で自ら言葉を発することはないだろう、と思っていたのです。


近くにあった絵本(動物の絵図鑑)を一緒に読み、「これ何?」「○○だよ」というやりとりのどさくさにまぎれて、R先生を指差して「これ何?」と聞くDemi。「R先生だよ」と答えると、ウンとうなずいてました。


そんなこんなで、あっという間の1時間が経ち「今日は帰っていいよ」と言われたのですが、当の本人がまだ帰りたくない~と駄々をこねはじめました。どうやらベビーカーでもう一度遊びたかったようですが、他の子が遊んでいたので出来ず、「やりた~い~」と半泣き。代わりに大型遊具でちょこっと遊び、我慢しつつもなんとか心の折り合いがついたところで部屋をでました。そしたら、廊下にあるおもちゃの手押し車をみつけ、それを押して最後のひと遊び。本人的にはまだまだ遊び足りないようでした。


保育園の外にでると、脇にあるスロープをテケテケ走りながら満面の笑み。園内ではぶっちょう面ではあったものの、実は本人も満足の出来だったようです(^^)

「楽しかった?また明日遊ぼうね。」と声をかけると「うん!」といいお返事をいただけました。


保育園初日、Kapiの予想はことごとく良い方へ裏切られました(^^) 


明日はどんな感じになるでしょうか??


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