ポスドク夫婦の海外珍道中:ヨーロッパ生活あれこれ日記

4年3ヶ月の週末婚(イギリス&ドイツの2カ国4都市)を経て、現在ブレーメン在住。旅行、子育て、日々の生活など。

保育園6ヶ月目

2016-04-25 22:23:05 | 育児


ブレーメンも春です!


と言いたいところですが、4月も後半だというのに、昨日・今日と雪や霰が降るという冬モードに。。。朝の気温がマイナス1℃! 早く元の暖かい日に戻ってくれますように。


さて、我が家のDemiさんが保育園に通うようなって半年が経ちました。途中、長期ブランクがあったので、実質的には半年は経っていませんが、すこぶる順調に過ごしています。この半年、緊急呼び出しはゼロ!


最近では、登園時に上履きに履き替えると、「ママぁ~、Demi先にいくね~。(玄関を指差して)もういっていいよ~。ばいばーい」とテケテケとクラスへ一人で走って行く姿がみられるようになってきました。先生に顔だけは出しておかないとと思い、あとからついて行こうとすると「ダメッー!!」と両手でストップサインをして「来るな」と止められます(^^;

そうはいっても、こんな順調なのは機嫌がいい時だけですが。





先日、お迎えに行ったときのこと。

先生が「Demi、上履きどこにあるか探して」と声をかけた際、Kapiが先生の言っていることを理解し(あ、靴を探すのね)と思いながらDemiを見ると、すでに靴を探し始めているではないですか。Kapiだって簡単なドイツ語の文だから反応は悪くなかったはずなのに、Demiの反応の早さに
びっくりです。「うぉー、ドイツ語わかってる!すごい」と思った瞬間でした。うらやましい。。。



お迎えに行く時、Kapiがひそかに楽しみにしていることがあります。ドアの窓を通して廊下から部屋の中を覗き見ること。


毎日「何しているのかなぁ~」と思いながらのぞくと。。。たいてい一人でいることが多いDemi。何かに一人で熱中しているというわけではなく、まわりの子供達の様子を見つつ、ボールで手遊びしたり、ウロウロしていたり、壁際で手持ち無沙汰な感じで立っていたり。


他の子は複数人でキャッキャと遊んでいたり、先生のそばで本を読んでいたり、一人でおもちゃ遊びに熱中していたり。うーん、Demi、なんかつまらなそう。


ある時はお庭で遊んでいたので、廊下の窓から覗き見してみると、お庭にでる階段の下に一人で所在無さげに突っ立っているではないですか。すぐ近くには先生も子供達もいません。それでも、しばらく観察(覗き見)を続けていると、ようやく歩き出したDemi。今度は誰もいない柵のところへ行って、落ち葉を蹴飛ばしたりしてブラブラしてます。他の子は砂場で遊んだり、滑り台で遊んだり、先生のそばにいたり。うーん、Demiだいじょうぶかな。


Kapiの姿が見えると、満面の笑顔で走って来て、いつもさっさと帰ろうとするので、なかなか先生とゆっくり話ができないのですが、それでもある時、聞いてみました。


先生が言っていることを理解できているのか。
他の子供とのコミュニケーションはとれているのか。
他の子と一緒に遊んだりできているのか。


複数人の先生に聞いた結果は、みんな「ノープロブレム!Demiはいつも楽しそうにしているし、よく笑うし、他の子供たちとも一緒に遊ぶし、素晴らしいわよ!」「自分たちが言うこともほとんど理解しているから大丈夫」というお答え。


先生達がそういってくれるのなら、大丈夫なのでしょう。おそらくお迎え時間には疲れがでているのかな。たまにお迎えに行くRotaによると、子供2-3人と一緒に井戸端会議をしている所を目撃し、Demiが何かしゃべっていたとのこと。Kapiは一度もそういう現場に遭遇したことが無く、楽しそうに遊んでいる姿をもっともっと見てみたいというのが本心ですね。


保育園で覚えてくるドイツ語も日々増えていて、知らない単語を言われて、こちらが理解できないこともでてきました。「なにそれ?」と聞くと、一所懸命説明してくれるのですが、それでもわからず、苦笑いされることも(^^; この前は、外で追いかけっこしている時に、ドイツ語で「よーいどん!(Plätze, fertig, los!) 」を言って驚きました。


家では完全日本語環境だし、ドイツ語を教えることもしていないので(我々を真似して下手なドイツ語を覚えると困るので)、どうだろうなと思っていましたが、そこはさすが子供。吸収力と適応力の早さで保育園でじゃんじゃん本物のドイツ語を学んで来てくれています。


そういうわけで、現在2歳9ヶ月のDemiさん、たくましく成長中であります。


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3月のもろもろ

2016-04-04 22:43:10 | ドイツ生活

気がつけば、もう4月。この2ヶ月間、あれよあれよと言う間に過ぎていました。

ブレーメンも春を感じられる日が多くなってきました。




さて、今回は3月の出来事諸々を振り返ってみましょう。



3月12日(土)

春を少し感じられる好天の中、ブレーメン中央図書館の小ホールで開催されたJapan Bazar。東日本大震災の震災孤児への寄付金を募ることが大きな目的として開催されました。



震災から5年、何かできることがないかと常々思っていたところ、この企画があることを知り、準備段階からスタッフの一員として少しお手伝いさせていただきました。

当日、売り子要員で会場に参上すると、予想以上の大盛況でびっくり!会場が小さかったため、最長30分の入場制限まであったとのこと。スタッフは皆「閑散としていたらどうしよう...」という不安を持って当日を迎えたので、まさかの展開という感じでした。



日本の家庭の味が並ぶ食べ物コーナーは、ひっきりなしの大行列。のり巻き、唐揚げ、トンカツ、肉団子、餃子、卵焼き、おはぎ、えだまめ、抹茶ケーキなどなど....あとはドイツ人の大好きなケーキ類各種。全部スタッフの手作りです。次から次へと現れるお客さんに対抗するように、次から次へと出てくる持ち寄り料理やケーキの量にもまたびっくり。Kapiはドイツ人の大好きなチーズケーキを提供。


手作り和柄小物のバザーや、和太鼓、合気道、尺八、歌曲のパフォーマンス、茶道や生け花のデモンストレーション、子供用企画で紙芝居と日本の映画上映と、盛りだくさんのプログラムが老若男女を引きつけたようです。


来場者は1000人以上とのこと。そして、当日の収益金は約8000ユーロあったとのこと。全額が震災孤児関連の2団体に送金されます。こんなに大勢の人が日本に興味を持って来てくれるなら、毎年恒例の企画になるといいな...と思う今日このごろです。



お次は、イースターホリデーの最終日(3/28)。


友人宅に3家族が集まり、お肉祭り!

ヨーロッパに住み始めて、もう何度もイースターを迎えていますが、全くなじみのない文化だったので、いつも「わーい、4連休で嬉しいな。どこか遊びに行こう~!」くらいにしか思っていなかったのです。どうやら、イースター明けにはお肉を食べる習慣があるらしいということを、今回初めて知ったKapi & Rotaであります。


友人宅のイースター飾り


友人の旦那様(ウクライナ出身)の手作りフランスパン。お店のものとしか思えない見栄え&そこらのパン屋よりも美味しいお味で感激!


メインのラム肉~!オーブンでじっくり焼き上がり、自家製ヨーグルトソースとの相性が抜群!

その他にも、スープ、チーズ各種、肉団子(子供達用)、ケーキ、アイスと盛りだくさん!おなかいっぱ~いの一日となりました。



サマータイムが始まり、日が長くなって一気に春モードになってきた今日このごろ。あちこち遊びに行きたくてウズウズしてきたKapiであります。

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