ブレーメンも春です!
と言いたいところですが、4月も後半だというのに、昨日・今日と雪や霰が降るという冬モードに。。。朝の気温がマイナス1℃! 早く元の暖かい日に戻ってくれますように。
さて、我が家のDemiさんが保育園に通うようなって半年が経ちました。途中、長期ブランクがあったので、実質的には半年は経っていませんが、すこぶる順調に過ごしています。この半年、緊急呼び出しはゼロ!
最近では、登園時に上履きに履き替えると、「ママぁ~、Demi先にいくね~。(玄関を指差して)もういっていいよ~。ばいばーい」とテケテケとクラスへ一人で走って行く姿がみられるようになってきました。先生に顔だけは出しておかないとと思い、あとからついて行こうとすると「ダメッー!!」と両手でストップサインをして「来るな」と止められます(^^;
そうはいっても、こんな順調なのは機嫌がいい時だけですが。
先日、お迎えに行ったときのこと。
先生が「Demi、上履きどこにあるか探して」と声をかけた際、Kapiが先生の言っていることを理解し(あ、靴を探すのね)と思いながらDemiを見ると、すでに靴を探し始めているではないですか。Kapiだって簡単なドイツ語の文だから反応は悪くなかったはずなのに、Demiの反応の早さに
びっくりです。「うぉー、ドイツ語わかってる!すごい」と思った瞬間でした。うらやましい。。。
お迎えに行く時、Kapiがひそかに楽しみにしていることがあります。ドアの窓を通して廊下から部屋の中を覗き見ること。
毎日「何しているのかなぁ~」と思いながらのぞくと。。。たいてい一人でいることが多いDemi。何かに一人で熱中しているというわけではなく、まわりの子供達の様子を見つつ、ボールで手遊びしたり、ウロウロしていたり、壁際で手持ち無沙汰な感じで立っていたり。
他の子は複数人でキャッキャと遊んでいたり、先生のそばで本を読んでいたり、一人でおもちゃ遊びに熱中していたり。うーん、Demi、なんかつまらなそう。
ある時はお庭で遊んでいたので、廊下の窓から覗き見してみると、お庭にでる階段の下に一人で所在無さげに突っ立っているではないですか。すぐ近くには先生も子供達もいません。それでも、しばらく観察(覗き見)を続けていると、ようやく歩き出したDemi。今度は誰もいない柵のところへ行って、落ち葉を蹴飛ばしたりしてブラブラしてます。他の子は砂場で遊んだり、滑り台で遊んだり、先生のそばにいたり。うーん、Demiだいじょうぶかな。
Kapiの姿が見えると、満面の笑顔で走って来て、いつもさっさと帰ろうとするので、なかなか先生とゆっくり話ができないのですが、それでもある時、聞いてみました。
先生が言っていることを理解できているのか。
他の子供とのコミュニケーションはとれているのか。
他の子と一緒に遊んだりできているのか。
複数人の先生に聞いた結果は、みんな「ノープロブレム!Demiはいつも楽しそうにしているし、よく笑うし、他の子供たちとも一緒に遊ぶし、素晴らしいわよ!」「自分たちが言うこともほとんど理解しているから大丈夫」というお答え。
先生達がそういってくれるのなら、大丈夫なのでしょう。おそらくお迎え時間には疲れがでているのかな。たまにお迎えに行くRotaによると、子供2-3人と一緒に井戸端会議をしている所を目撃し、Demiが何かしゃべっていたとのこと。Kapiは一度もそういう現場に遭遇したことが無く、楽しそうに遊んでいる姿をもっともっと見てみたいというのが本心ですね。
保育園で覚えてくるドイツ語も日々増えていて、知らない単語を言われて、こちらが理解できないこともでてきました。「なにそれ?」と聞くと、一所懸命説明してくれるのですが、それでもわからず、苦笑いされることも(^^; この前は、外で追いかけっこしている時に、ドイツ語で「よーいどん!(Plätze, fertig, los!) 」を言って驚きました。
家では完全日本語環境だし、ドイツ語を教えることもしていないので(我々を真似して下手なドイツ語を覚えると困るので)、どうだろうなと思っていましたが、そこはさすが子供。吸収力と適応力の早さで保育園でじゃんじゃん本物のドイツ語を学んで来てくれています。
そういうわけで、現在2歳9ヶ月のDemiさん、たくましく成長中であります。