ポスドク夫婦の海外珍道中:ヨーロッパ生活あれこれ日記

4年3ヶ月の週末婚(イギリス&ドイツの2カ国4都市)を経て、現在ブレーメン在住。旅行、子育て、日々の生活など。

寒い!

2008-10-31 08:46:11 | イギリス生活
ここ最近寒いです。

イギリスの冬は東京と同じくらいか少し暖かいくらいと聞いていたのに、結構寒いじゃないか!と思っていたら、最近の気温(4℃とか)は例年よりも低いとのこと。いつもは10月下旬だと10℃前後らしいです。

おとといにはロンドンで70年ぶりに10月中に雪が降ったとのこと。
この情報は日本にいる友人から教えてもらいましたが。。。

↓ある晴れた日の我が家。
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サマータイム

2008-10-28 08:08:34 | イギリス生活
昨日でサマータイムが終わりました。

生まれて初めての体験なので、一体いつ時計を直せばよいのかわからず、テレビをつけてみましたが知りたいときに時計表示がうつりません。

ネットで調べたところ、日曜日の午前1時(土曜日の深夜)に時計を1時間戻すとのこと。

ちょうどその時間はテレビのホラー映画を不覚にも見ており(Kapiはホラーが苦手なのに、やっていると何故かつい見てしまいます。。。ホントに怖いところは目を逸らすので意味ないですけど)、なんだか大晦日と新年の境を見過ごしたような、ちょっと残念な気持ちです。

さっそく時計を1時間戻し、午後2時が午後1時になりました。
「なんだまだ1時だ」と、気持ち的にはかなり得した気分です。

しかし、夜が早くやってくることになりました。午後5時で日没です。
これからどんどん日没が早まっていきますが、どんな感じになるのかいまいち想像がつきません。きっと、太陽がさぞかし恋しくなることでしょう。

↓今日の写真。音楽練習室がある大学のStudent Union(大学生協みたいな所)からみたブリストルの夜景。この景色を見ながらTrp&Trbを吹いています。
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台所事情

2008-10-25 03:03:28 | イギリス生活
イギリスのキッチンで不便なことがあります。

それはこれ↓


シンクの蛇口がこんな感じで非常に壁際にあるので、お皿やカップを洗う時に、うまく水をかけられないのです。小さい食器はまだよいのですが、フライパンや鍋などの大物になると、洗剤を洗い流すために何度もくるくる回しながら洗う羽目になります。しかもシンクが小さいので、ガチンゴチンとシンクのへりにぶつけながら。。。

あまりに不便だったため、カップを使って、まるでお風呂場で誰かの背中を流すようにフライパンを洗う方法を発案。

少しはマシになったのですが、それでもフラストレーションがたまります。

あるとき、たまたま立ち寄った雑貨店で「おぉ、これこそが求めていたものだ!」というものを発見。しかも3ポンド。さっそく取り付けてみました。



完璧です!
お湯と水をまぜてちょうどいい温度にすることもできるし(今までは見ての通り、熱いお湯かお水かのどちらか)、大きな鍋もなんなく洗えるようになりました。

このホース、実はバスルーム用と思われます。シャワーがついていないバスルーム(イギリスでは結構普通にある)で使うようです。

なぜ、シンクの蛇口がこんな不便なことになっているのか。

それは、食器の洗い方が全然違うことに起因するようです。
日本のように一皿一皿をスポンジで洗うことはせず、シンクにお湯をため、そこに洗剤を入れ、その中に食器をザボンとつけて洗うのです。しかも、最後に水(お湯)ですすぐことはありません。。。洗剤ついたままじゃないか!

このような洗い方のため、お湯と水を混ぜてちょうどいい温度にする必要性はないのです。しかも、日本のようにシンクの中央で高い位置に蛇口があると、ザバザバ洗いう時に逆に不便なのです。そのかわり、排水溝の穴をふさぐ栓はばっちりついてます。

イギリス人は食器をすすがないという情報は以前から知っていましたが、その話は本当でした。異文化の地であることを一番身近に感じた出来事です。

ちなみに、今週から住んでいる2階のフラットでは、シンクの部品が比較的新しいようで(といっても新品とは程遠い)、蛇口は日本と同じようなタイプになっていたので、大きな不満もなく使えております(ちょっとの不満は...ある)。

以上、文字通りのイギリスの台所事情でした。




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ベルリンフィル コンサート in ベルリン

2008-10-24 07:46:41 | 音楽
先週末の18日は今月2回目のベルリン訪問でした。
もちろん目的はベルリンフィル。

今回の曲目は
Peter Lieberson 「Neruda Songs」(メゾソプラノ歌手が出演)
Anton Brucker 「Symphony No.4」
指揮:ハイティンク

一曲目は知らない曲ですが、メインがブルックナー4番(アムステルダムでも聞いたような.....)ということで、ルンルン~な気持ちで会場入り。


しか~し、予想外の出来事がっっっっっ


開演時間ちょうどに一人のおじさんがマイクを持って現れました。何やら話していますが、もちろんドイツ語なので理解できません。

「なんだなんだ?今日はなんだか変だぞ」

そして、次に知らないおじいさんが出てきて指揮台に上がりました。

「え~っ、ハイティンクじゃない!」
「ということは、さっきのマイクおじさんはハイティンクが遅刻か何かで代理の指揮者でやることをアナウンスしたのかな」

などなど、開始早々いつもとは違う様子にとまどう我々。

しかも、一曲目はメゾソプラノ歌手が出てくるはずなのに、出てこないまま曲が始まり、わけがわからず、気持も落ち着かないうちに終了。

2曲目もおじいさん指揮者が登場。そして、やっぱり歌手はでてこないまま、なぜか「トリスタンとイゾルデ」が始まりました。

残るは休憩後のメイン。
「さすがにメインの曲は変えないでしょう(Rota)」
「遅刻のハイティンクもそろそろ到着するかな(勝手に遅刻が理由と決めつけた Kapi)
お互い、かなりな希望的観測の持ち主ですね。

しか~し、休憩後に座席に戻ってみると、ブルックナーをやるにはオーケストラ編成が小さくなっているじゃないですか!前半よりも小編成になるなんて、どういうこと?しかも、トロンボーンの座席がないっ!

この時点でブルックナーへの期待は完全消滅。
我々のテンションも40%に低下。

そして、やっぱりおじいさん指揮者の登場。
始まった曲はベートーベンの交響曲7番。

モーツァルトじゃなくてベートーベン、しかもよく知っている7番でまだよかったと思いたいところですが、、、、、

この日のベルリンフィル、正直なところひとつも良い箇所がみつけられないまま終わってしまいました。

我々のテンションが下がりきってしまったためなのか、指揮者なのか、急きょ変更された曲でやっつけ仕事だったのか。。。。

くぅ~、なんとも悔しいコンサートになってしまいました。

世界のベルリンフィルなのにこんなことってあるのか、となんともすっきりしない灰色の気持ちでホテルへ戻りました。

ちなみに、終演後、この日だけじゃなくて、同じプログラムの3日間とも曲目・指揮者変更というお知らせが置いてありました。変更後もメゾソプラノ歌手の曲目は入っていたのですが、歌手までもお休みだった今日のコンサートは一体なんだったのでしょう。

ハイティンクさんはご病気のようです。早い快復を願います。

↓ベルリンの秋。
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引っ越し

2008-10-23 07:24:04 | イギリス生活
先週後半から怒涛のような日々を過ごしていました。その原因のひとつが今日のテーマです。

突然ですが、引っ越しました。

どこへかというと、同じ家のFirst Floor Flat(2階)です。

以前にも書いたように、今まで住んでいたGround Floor Flat(1階)は共同玄関をはさんでリビング&ベッドルームとダイニング&キッチンが別になっているという摩訶不思議な造りでいろいろと不便だったため、2階に住んでいたドイツ人夫婦が出ていったあと、我々が2階へ移れることになりました。

2階へうつって大正解です。
自分の家の他の部屋へ行くのに他人と出くわす心配がないと思うと、なんて気楽なんでしょう。(日本だと当たり前のことですが)
そして、虫(おもにクモ)に悩まされる機会も格段に減りました。

面白いのは、同じ一軒の家でも内装工事のタイミングが違うらしく、1階と2階では備品の種類や古さなどがまちまちです。ほとんどの備品(カーペット、テーブル、カーテン、クローゼット、本棚、机、椅子、ダイニングテーブルなどなど)が異なっていて、しかも風合いも違います。2階は少しオリエンタルな雰囲気があります。

せっかくなので、今まで住んでいた1階の部屋をご紹介。
掃除後の撮影なので、めちゃくちゃすっきりしています。

↓リビング。


↓ベッドルーム。


↓ダイニング。


↓キッチン。


写真だと綺麗に見えるかもしれませんが、細かいところを見ると実は古いです。
今後、また引っ越す機会があるようならば、Ground Floorは避けようと心に決めたKapiでした。


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cabot circus

2008-10-15 03:30:06 | イギリス生活
12日、日曜日のこと。

9月末にブリストルの中心部に新しいショッピングモール(Cabot Circus)ができました。ということで、いざ偵察へ。



こんな感じでモールの中心部は広々として明るい印象です。

でも、各階への行き来が不便なのが少々難点。
入っているお店は今までブリストルの他の場所で見かけたことがあるお店が多く、残念ながら、そんなに新鮮さを感じるわけではありませんでした。あとは高級なお店が多くて(スワ○フスキとか)、あんまり我々には用がなさそうです。。。

ブリストルではあまり見かけなかったお寿司屋(YO!sushi)が開店&回転していました。
お値段は。。。高い!!
一番安いお皿で1.7ポンド=約300~350円、一番高いお皿で5ポンド=約850~1000円。

お店の人は全員欧米人でしたが、イギリスの人たちには大人気でした。
興味津々で店内をのぞきこんでいる人々がたくさんいて面白かったです。



Rotaはというと、こんな方々(↓)をみつけて、いたく感動しておりました。



Cabot circusは映画館も併設しているので、ショッピングよりは映画鑑賞で足を運びそうです。

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Jiafeng Chen

2008-10-14 06:29:54 | 音楽
ふたたび11日、土曜日のこと。
この日、トロンボーンを買っただけでは終わりませんでした。

早めの夕食を済ませ、夜7時半開演のコンサートへ足を運びました。
会場は家から歩いて10分のSt.George's Hall
以前にも一度聴きに行ったことがある「emerald ensemble」というBrisotlで唯一(?)のプロオケです。

曲目は
Glinka: Russkan and Ludmilla 序曲
Sibelius:Violin Concerto in D
Beethoven: Symphony No.5「運命」

2曲目のヴァイオリン協奏曲は中国出身の「Jiafen Chen」という若者がソロでした。名前は全然知らなかったのですが、とっても素晴らしい演奏でした。
あとからネットで調べてみたところ、いくつかの国際コンクールで受賞しており、意外とすごい方だったようです。

「運命」の時には普通に客席に来て聴いていたので、こんなにすごい人だったならサインもらっておけばよかった。。。と、あとで思いました。

今まで「運命」は何度もコンサートで聴いていますが、作曲当時の編成を意識しているのか、今回の編成は特に極小でした。第一ヴァイオリン4人、第二ヴァイオリン4人、ヴィオラ3人、チェロ3人、コントラバス1人。管楽器は普通程度で各パート2~3人。

会場が小さいので、これくらいの規模でも十分聴けることがよくわかりました。
でも、出来としてはちょっとイマイチ。観客もJiafen Chenさんの協奏曲で一番盛り上がっていました。

こんな感じで、土曜日はいろいろと音楽づくしな日となりました。

↓記事とは関係ないですが、お散歩中にみつけた面白アート。手前にいる歩行者と比較すると、その大きさがよくわかります。







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ついに

2008-10-13 05:56:55 | 音楽
このところ、快晴のお天気が続いています。
さわやかな気候の中、土曜日はお散歩にでかけました。



途中、おくつろぎ中のネコさんもみかけました。



お散歩といっても、ただぷらぷらするわけではなく、ちゃんと目的がありました。

それは。。。。

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ジャーン!



ついに買ってしまいました!
中古のトロンボーンです。

以前から使っていたものは日本に置いてきていたので(こちらに持ってくる場合、トロンボーンのために飛行機代一人分を払わなくてはならなかったので)、いつか機会があれば買おうかなぁと思っていました。

最近の円高傾向で1ポンド=約170円くらいになってきたので(渡英直後は1ポンド=約210円)、この機会に買ってしまおう!とついに決意したのです。(ちょっと大げさ)

何度か足を運んでいた管楽器専門のお店へ行き、二種類のトロンボーン(中古)を試しに吹かせてもらった結果、「reynolds」というメーカーの「Medalist」という機種にしました。

今まで全く聞いたことがないアメリカのメーカーです。お店のおじさんによると、古いメーカーで今はもうないとのこと。

お値段は250ポンド(約42500円)。
中古といっても、そんなにボロボロではなく、状態は良い方だと思います。

ケースも付いていましたが、重くて不便なので、ソフトケース(Bach製)もついでに購入。ちょっとだけ値段をおまけしてくれました。

日本に置いてきたものよりも吹きやすい印象なので(Rotaによると音もよいとのこと)、良い買い物になったかもしれません。いや、「良い買い物をした」と言い切れるように、ちゃんと使わなくては。

↓記念にRotaの楽器とパチリ



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ベルリンフィル <アルプス交響曲> in ベルリン

2008-10-07 00:40:51 | 音楽
週末、今度はベルリンへLet's go!

目的はベルリンフィルのアルプス交響曲を聴くこと!

曲目:
Detlev Glanert 「Theatrum bestiarum」
Richard Strauss 「Eine Alpensinfonie op. 64」
指揮:
Semyon Bychkov

一曲目は現代曲のようで、演奏後、会場にいた作曲者が紹介されました。
そして二曲目のアルプス、実に素晴らしかったです!!

アルプス交響曲は超超一流のオーケストラじゃないと聴きに行く気がしないと思っていましたが、こんなにも早くに生で聴ける日が実現するとは思っていませんでした。

ベルリンでベルリンフィルのコンサートへ行ったのは今回が2回目。またまた大満足のコンサートになりました。
ブラボ~、天下のベルリンフィル!

フッフッフッ、今月中にもう一度ベルリンへ行く予定です。
もちろんベルリンフィルを聴きに。。。

余談ですが、Kapiはベルリンで美容室にも行きました。Hoshi Coupeという日系のお店です。とってもよかったです。

↓ベルリンフィルの本拠地、フィルハーモニー。
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新学期

2008-10-01 01:52:31 | イギリス生活
今週から大学の新学期が始まりました。

新入生のガイダンスやらフェアなどがあちこちで行われているようです。
我々がブリストルに来たのがちょうど学期末だったため、ようやく通常のブリストル大の様子を感じられるようになったようです。

話は変わりますが、日本で放送している筋肉自慢の番組「SASUKE」、こちらでも放送しているそうです。

同じ部屋にいるイギリス人に「ニャンジャウォリャーって知ってる?」と聞かれ、
(ニャンジャウォリャーってなんじゃ~??そんな単語聞いたことないぞ。。。)と思ったKapi。

実は「NINJA WARRIOR(忍者戦士)」のことでした。

日本のSASUKEは海外番組ではNINJA WARRIORというタイトルになっているようです。

彼女によると、アメリカでは音声は日本語のままで英語字幕が出るそうなのですが、イギリスでは音声も英語に吹き替えられていて、画面と音声が合っていないことが多いとか。

うちには4チャンネルしかTV番組がうつらないから見ていないというと、相当好きな彼女は「ビデオに録画してあげるよ」と言ってくれたのですが、そこはあいまいな返事でウヤムヤに。。。ビデオデッキもないですし。

もはや世界のSASUKEだったのですね。

↓昨日に引き続きモノクロで。とある路地でみかけたにゃんこ。ショーウィンドウの一部かと思うほど、身動き一つせずにたたずんでいました。
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