暗闇検校の埼玉県の城館跡

このブログは、主に、私が1980年代に探訪した中近世城館跡について、当時の写真を交えながらお話しするブログです。

不二洞(群馬県上野村)⑦

2018-11-06 20:47:15 | 神社仏閣・その他
灯の柱を過ぎると、彼の世此の世という場所があって、外の光が差し込んできます。

意外に地表の近いところに出てきたようですが、見学ルートはまだ先にあります。




つづいて冰石。蛍光灯のもとで氷塊のように見えたところから、その名がついたそうです。

LEDで無理矢理冰っぽくなっています。





再び、下降していきます。



風穴です。冷たい風が吹き出してくる穴で、未知の洞窟が続いている可能性がある場所ですが、

現在はあまり注目されていないようです。






この柵の中は、川が流れていたはずですが、現在は枯れてしまったようです。



ここはまた、未踏の部分でもあり、脱出不能になる危険性があるそうです。




ここで完全に、後続の団体さんに追いつかれました。

とにかく周囲を走り回っているので、詳しく見るのをあきらめて、先を急ぎます。

ここは出口部分。かつて発見された開口部分はここだったようです。



ここは、出口は岸壁にあいており、普通の方法では降りられません。

帰路は、岸壁に敷設された金網の上を歩いて帰ります。

高所恐怖症の方には厳しいでしょうね。








今回は、宗教遺跡としての不二洞ということで見学してきましたが、

観光シーズンでもあり、意外にお客さんが多く、おまけに写真もつたない出来で残念でした。

不二洞にはこれまで何度も尋ねましたが、飽きることのない魅力があり、一見の価値があります。

上野村はお蕎麦もおいしい地域ですし、自然にも恵まれていて、ナチュラリストには滞在の価値のある

場所だと思います。

今回は残念でしたが、参考文献などをそろえて、もう一度丁寧に見学したいと思います。