『雪が降り出しそうな空模様』
空には重く雪雲が垂れ込め、
底冷えのするような一日。
今にも雪が降り出しそうな空
模様のことです。「雪模様」と
か「雪もぐり」ともいいます。
雪国に暮らす人にとっては、
雪は暗く長い冬を象徴するも
ので、例えば金沢の冬の夜は
毎夜、雷の音がして「雪催」も
どこか重苦しい実感を伴う言葉
でしょう。
でも、雪が珍しい地方では、
「雪催」はわくわくと期待す
るような響きを持っています。
そういう目で見ると、「ゆき
もよい」という言葉はとても
すてきな雰囲気がありますね。
思わず空を見上げて、「降って
くりとしたら、雪よね」などと
うれしそうな会話が飛び交いそ
うです。
人間の第一印象がわずか五秒
足らずで決まってしまう、と
いうことをご存じでしょうか。
顔の表情から目の輝き、服装
のセンス、姿勢、雰囲気まで、
わずか五秒足らずで、あなた
の好感度が決まってしまうの
す。
プロのスカウトマンにかかると、
わずか三秒という説もあります。
今や、うわべだけで自分自身を
ごまかせる時代は過ぎました。
ましてや、一流ブランドを身に
つけることが“エレガンス”だ
という、間違った認識だけは、
即、切り捨ててください。
本物のエレガンスとは、内面か
ら滲み出る美しさを言うのです。
美しい微笑みは、美しい装いを
作ります。
神経が行き届いた指先は、ディ
ナーを優雅に運びます。
健康な体は、自然に背筋を伸ばし
ます。バランスのいい食事は、
美しい素肌を作ります。
満ち足りた睡眠は、心を明るく
します。
このように、毎日の自己管理が
きちんとできる人のことを
“エレガントな女性”と呼ぶの
です。
フランスでは、エレガントな女性
を象徴することの一つとして、微
笑みがあげられます。女性の美し
い微笑みに勝るエレガンスはない、
と言うほどです。
美しい微笑みには、毎日の充実感
があふれています。光り輝くエレ
ガンスの刻印が押されています。
びしょ濡れの子犬が道に
立っています。この子犬が
なぜびしょ濡れなのか、
その理由を下記から選んで
ください。
1、 大雨に降られた
2、 川に落ちた
3、 車に水をはねられた
4、 誰かに水をかけられた
これでわかることは
『あなたがハマリやすい
「ダメ男」は?』
この診断では、あなたがどの
ような男(女)にハマリやす
いかをチェックします。
びしょ濡れの犬は恋愛トラブル
の象徴で、あなたが想像した理
由は、つい助けたくなってしま
うダメ男(女)のパターンです。
1、 大雨に降られたという常識
的な理由を選ぶあなたは、男性
選びも常識的。しかし、わがままを
男らしさと勘違いしてしまうこ
とには注意。
2、川に落ちたところをイメージ
したあなたは、やんちゃな男が
大好き。少年のような、といえ
はイメージもいいですが、甘え
ん坊には要注意です。
3、車に水をはねられた
不可抗力ではありますが、車
に近づかないなど注意してい
れば避けられたかもしれません。
空気が読めなかったり、だらけ
た男には注意しましょう。
4、誰かに水をかけられた
犬以外の他人の存在を想像
したあなたは、二股や不倫など、
他に相手がいる人に注意!
他の異性からも恨みを買って
いるかもしれません。
ハンドケア、ネイルケアが定着
してしばらく経ちます。気軽に
入れるネイルケア・サロンが
あっという間に増えました。
指先や爪の先にまで愛情を込め
て手入れをし、神経を行き届か
せるというのは素晴らしいこと。
ただ、どうしてもエレガンスか
ら遠いと思わずにいられないの
が、信じらえないほど長く伸ばし
た爪です。
どう考えても、不潔にしか見え
ないのです。
単に好き嫌いを言っているのは
ありません。長く伸ばした爪に
あれこれと飾りをつけているの
を見ると、まず素朴な疑問として
「手を洗えるのだろうか」と
思わずにいられません。
普通に生活していれば、手が汚れ
たら洗いますし、お料理をしたり、
お洗濯をしたり、シャンプーした
り、長い爪をしてはできないこと
がほとんどでしょう。
「常に人を思いやること」。まわり
に配慮し、まわりと調和した中で
素敵に見えることこそ本当のエレ
ガンスだと思うのです。
そう考えれば、長く握手もできな
いような爪が人にどういう印象を
与えるか・・・自ずと分かるので
はないでしょうか。
欧州の教養あるレディやマダムた
ち、そして日本の皇室の方々まで、
エレガンスの見本になる方は、
どなたの爪も美しく短く切り揃え
られ、自然で健康的な指先を演出
していらっしゃいます。
マニキュアも、限りなく透明に
近いピンクや控えめなベージュ
系をお使いになっています。
体の状態を見るにも、爪は大切
なバロメーターになります。
健康な爪が持つ美しい桜色は、
それだけで最高のネイルアート
だと思います。
エレガントとは、自然であるこ
と。爪を短く切るのは、無理の
ない自然なことではないでしょ
うか?
はらはらと降り続く 細かい
雪を
その大木は ただ黙々と
引き受けていた
震えて揺れる 若い草木に
いまは いのちの準備期間と
教えるように
『静かに優美に降る細かい雪』
古くから「雪月花」といわれて
きたように、日本人は、春の桜、
秋の月とならんで、冬は雪を愛
でてきました。一夜にして世界
を変えてしまう雪の朝などは
思わず感嘆の声を上げてしまう
ほどです。それゆえ、雪に関す
る言葉も大変多いのですが、
特にこの「細雪」は,降る雪を
表現してナンバーワンといえる
でしょう。文字どおり、細かく
降る雪のことですが、静かで
優美で、清浄な雪の美しさが
あますところなく伝わってき
ます。
『細雪』といえば、美貌の四
姉妹の半生を描いた谷崎潤一郎
の小説ですが、この美しい女性
たちの物語にはぴったりのタイトル
ですね。
“人が生まれたときには
実に口の中に
斧が生じている
人は悪口を語って
その斧によって
自分自身を斬るのである“
昔から「その人が他人の悪口を
いうかいわないかで人格を判断
できる」といわれます。
悪口というものは、たとえそれが
事実であっても、他の人を判断す
る結果になります。
しかも必ず自分自身の欠点を棚に
あげ、まったく自分を省みない
自分勝手が幅をきかすことになっ
てしまいます。
なぜなら、本当に自分を省みれば、
とても他人の悪口や批判をする
権利などあろうはずがないからで
す。
しかし私たち凡夫はその自分勝手
に気づかない。どうやら人間とい
うものは自己愛、自己過大評価、
自惚れといったものから逃れられ
ない存在で、最初にあげた言葉に
ある「口の中の斧」を、確かに持
っていると思われます。
そのために、この世の中には、
他人への悪口や批判が絶えま
せん。
先人は、このことをとっても
憂慮して、
“いちばん素晴らしい飲みもの
は、悪口を飲み込むことである“
といっています。
『コンプレックスと正面から
向き合う』
オードリーが容姿についての
コンプレックスをもっていた。
などというと、嫌味だと思う人
が多いかもしれない。けれど、
コンプレックスは周囲が決める
ものではなく、その人自身が
「感じる」ものだ。
オードリーは容子についてコン
プレックスだらけだった。これ
は事実だ。
彼女が感じていたのは、自分は
痩せすぎている、骨ばっている、
胸がない、背が高すぎる、足の
サイズが大きい、鼻孔が大きい、
四角い顔をしている・・・など
など。
そんなオードリーが世界中の女性
たちの「美のモデル」となったの
は、自分自身のコンプレックスと
正面から向かい合ったからだ。
そして欠点を目立たないようにし、
欠点以外のところに徹底的に磨き
をかけた。
その結果、世界中が恋するオード
リー・ヘップバーンが生まれた。
そして、「麗しのサブリナ」で
ジヴァンシーの服に出会う。
オードリーの骨ばった体形は
ジヴァンシーのラインのシン
プルさと、ブラック、オフ、
ホワイト、ひかえめなパス
テル・カラーにぴったりだっ
た。
オードリーはジヴァンシーに
夢中になった。彼のなかに
洗練の極致を見た。
プライヴェートの服もジヴァ
ンシーだった。オードリーは
世界中のベスト・ドレッサー
・リストにその名を加えた。