ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

“カウンター・パンチ”に備える

2022年01月09日 18時23分21秒 | owarai

すべては対極から成り立って
います。善悪、長短、上下、
明暗、貧富、美醜、強弱・・・・。

そこで、行きすぎれば反対の
ものが姿を現します。
◇ 美しくなろうと必死に
努力しすぎる人は、それゆ
えに己を醜くする。

◇自慢ばかりする人は、その
裏に劣等感や不安がかいま見
えてくる。

◇失敗したくないと慎重にな
りすぎれば、時機を失して
結局失敗する。

◇真のシンプルさを追求すれ
ば、その表現や実現は簡単
でなく難しい。

◇真に人に優しくしようとす
れば、そこには厳しさが必要
になる。

◇儲けようと欲張りすぎれば、
利己的になってお客様は
逃げていく。

◇無私になってお客様に尽く
ば、その後には自然とお金
や称賛がついてくる。

◇ 自分を磨くのに苦労すれ
ば、その後には喜びと楽し
みが持っている。

◇部下や子どもに干渉や説教
をしすぎれば、かえって
反発していい結果を招かない。

あなたは、あまりにも
目先だけとらわれすぎていま
せんか。私は反省ばかりです。


山川草木     ーさんせんそうもくー

2022年01月09日 18時13分40秒 | owarai

山川草木。
俳優の笠智衆さんがいつも
色紙に書いていた言葉です。

時の流れに身をゆだね、
自然と共にただ、あるがまま
に生きる。

「私が、私が」と自己主張せず、
それでいて自由で、強い。

地味な言葉ですが、
「花鳥風月」のような華やか
さがないのが逆に私は好きです。

物事が自分の思い通りになら
ないで、イライラしそうになっ
たり、誰かに当たってしまい
そうになったときはこの言葉を

思い浮かべてみて
ください。

(ま、いっか・・・)
そんな気持ちになれるんじゃ
ないかと思います。


 

 

 


大切なひとの名は・・・・

2022年01月09日 11時31分31秒 | owarai

朝つゆで口をそそぎ
朝つゆで顔をあらう

かわいい子犬のすぐうしろ
木かげにかくれた人がいる

その名はだれでしょう?
どなたでしょ?

こたえは――
春です



YouTube
恋の奴隷 [Koi no Dorei] - 秦基博 [Hata Motohiro] (日本語歌詞付き+ ローマ字 [romaji])

https://www.youtube.com/watch?v=unD4zSwE6Zg


愛よりも優しく

2022年01月09日 11時28分34秒 | owarai

あれから、十二年という歳月が
流れた。

あの日、あの夜、闇の底を生き
物のように流れる河のほかには
何もない、

閉散とした駅のプラットホーム
に、おそらく永遠に取り戻すこ
とのできない何かを置き忘れた
まま、わたしはもうすぐ、三十
五歳になろうとしている。

こうして、スピードを上げながら
西へ西へ向かう新幹線の中でひと
り、遠ざかってゆく景色を眺めて
ると、記憶の虚空(こくう)から、

はらはらとこぼれ落ちてくるのは
あの年の記憶だけだ。あの年その
ものが、わたしにとって八番目の
曜日であり、十三番目の月だった
のかもしれない。

今はもう、痛みは感じない。そこ
にはひと粒の涙も、ひとかけらの
悲しみ宿っていない。あのひとの
記憶は愛よりも優しく、水よりも
透明な結晶となって、わたしの心
の海に沈んでいる。

この十二年のあいだに、わたしは
いくつかの恋をした。

出会いがあって、相手を求め、求
められ、愛しいと感じ、結ばれた。
二十七の時には、結婚もした。
不幸にも、夫に好きな人ができ
てしまったため、その結婚はた
った二年で壊れてしまったけれ
ど、それでも二年間、わたしは
とても幸せだった。

ただ、どんなに深い幸せを感じ、
それに酔い痴れている時でも、
わたしの躰の中に一ヶ所だけ、
ぴたりと扉の閉じられた、小
部屋のような領域があった。

扉を無理矢理こじあけると、
そこには光も酸素もなく、
植物も動物も死に絶えた、
凍てついた土地がだけが
広がっている。

だからうっかりドアをあけた
人たちは、酸素と息苦しさに
身を縮め、わたしから去って
いく。離婚の本当の原因は、
もしかしたらわたしの方に
あったのかもしれない。

こんな言い方が許されるな
らば、わたしは誰かに躰を
赦(ゆる)しても、心を救
したことはなかった。


YouTube
alan / BALLAD ~名もなき恋のうた~

https://www.youtube.com/watch?v=YTuiEbkXJS0


「人生はずっと苦しいんです」。

2022年01月09日 08時44分32秒 | owarai
苦しむことから逃げちゃイカン。
人生はずっと苦しいんです。
苦しさ知っておくと、

苦しみに慣れる。これは強いで
すよ。水木しげる / 漫画家

太平洋戦争時、敵機の銃撃を
受けて、左腕を失う。

しかし氏には、その悲痛な負傷
も生への糧とする。
強靭な精神力があった。

「片腕がなくても、他人の3倍は
働いてきた。もし両腕があったら、
他人の6倍は働けただろう」と。

売れない若き漫画家時代、あまりの
赤貧ぶりを疑った税務署に質札を
投げつけて激怒した。という反骨
の人でもある。

やがて、NHK朝の連続ドラマ
『ゲゲゲの女房』で描かれた、
超売れっ子漫画家への人生行路を
歩むことに。

名を成したあとの言葉は、逆に
飄逸(ヒョウイツ)の趣。
「中年を過ぎたら、怠けるクセを
つけないさい」と。

※飄逸
世俗のわずらわしさを
気にしないでのびのびしていること。
 

「心の鏡」。

2022年01月09日 08時37分07秒 | owarai

古代ローマのオーガスタ皇
帝は、皇后との夫婦仲がきわ
めてむつまじく、家庭において
はすべてが皇后のいうがままで、

すこしも逆らうことがなかった
そうだ。やさしくて、善良な夫
だったわけだが、

もとより、皇帝は恐妻家ではなく、
皇后はカカア天下式に夫を支配
したわけではない。

にもかかわらず、夫を「自由自在
にあやつる」というふうであった。

皇后には夫を支配する意図など、
カケラほどもなかったのだ。

反対に従順であることのみ努めて
いた。その徳へのリアクションと
して、夫のほうも、従順になった、
ということであった。

つまり、夫の姿は、彼女のそれの
“写し”であったわけである。

もしこの皇后が支配欲の強い女性
で、“女上位”式に皇帝を支配しよ
うとしたのであったら、

夫はこれの“写し”となって夫婦
仲にヒビが入り・・・ということ
になったはずである。

つまり、この皇后は、「やさしい夫
をもつ」という妻の幸福、女のしあ
わせを、自分で創りだしたわけで
ある。

こういう男と縁を結んだことが幸運
・・・というだけのことだけでは
なかったのだ。

やはり、モンテーニュがいったよ
うに、夫は妻にとって(その逆も
また)人生の材料にすぎず、

これに彫刻をしてゆくのは自分
自信である。

幸福を刻むのも自分、不幸を彫る
のもまた自分なのだ。

人生において「自分が効く領域」
は、常識で思うよりはるか以上
に大きいようだ。


予定にないこと

2022年01月09日 08時34分43秒 | owarai

「家で死にたいんじゃありません。
家で暮らし続けたいんです」

     ※

「ペットの最後は自宅で死なせる
べきです。
ペットでなくても、飼ってる人間
だって同じことだと思います」

     ※

「子供ってのは――
親が死ぬってことが予定にない
んですね。
だから親に死なれると、自分も
死ぬんだという実感がドーンと
きますね」

     ※

「死んだら他人の世話になるん
だから、生きている間に他人の
世話をしとかなきゃね」

     ※

「死ぬ前になりますと、人間は
炭酸ガスが増えるんです。
この炭酸ガスに麻酔性がありま
すから、最後はそれほど苦しまず
に終わるようにできているんです」

     ※

「死ぬということには
ベテランや名人はいません。
死ぬのはみんな初心者です」


「相手の心がパッと開く場合」

2022年01月09日 08時23分28秒 | owarai

“マイナスの言葉”で相手の
心がパッと開く場合がありま
す。

ある女性が、久しぶりに女友
だち数人と集まって、レスト
ランで食事を楽しんでいたと
きのことです。

ひとりの友人が、「最近、いい
恋愛をしてる?」と尋ねられて、

「いやー全然縁がないのよ。
もう恋愛運は使い果たした
かも」

と冗談めかして言ったところ、
みんな爆笑して「私もよ!」
と一気に話が盛り上がりました。

彼女の言葉が本当だったのか、
冗談だったのかわかりません
が、

「全然ダメよ」というマイナス
の言葉が、その場の雰囲気をな
ごやかにしたのは間違いありま
せん。

マイナスの言葉でも、ユーモア
にあふれていて、発した人の
気持が明るくボジティブであれ
ば、悪い未来を引き寄せること
はありません。

マイナスの言葉がマイナスの
想念として潜在意識にインプ
ットされることもありません。

何より、周りから共感を得る
ことができて、お互いの新密
度がグンと増します。

マイナスの言葉も、使い方
次第というわけです。

ネガティブな方向に話題を
変えられないのなら、むしろ
それに上手に乗っかってしま
いましょう。

・ ・・人の失敗談って、なん
だか聞きたくなりますよね。


一枚のタオルケットを分けあえばつぼみの中の雌しべになった

2022年01月09日 08時19分31秒 | owarai

二十世紀、女性のライフ
スタイルは、あらゆる分野
で変わった。

その時代の先取りをしたの
がガブリエル・シャネルだ。


 男を待ち、選ばれるので
はなく、

男を選び、
スポンサーを選ぶ。

超一流のブランドをクリエイト
したシャネルは、二十世紀の
女性の代表だ。

 十二歳でカトリック・シトー
派の孤児院に入れられた
シャネル。

日曜礼拝の日だけ、孤児
たちは神への感謝のこめて、

ブルーのスカート、同色の
ブルーのブラウスを身にまと
う。

その礼拝服こそ、シャネル
スーツの原点だ。



YouTube
Paula Cole - Autumn Leaves

https://www.youtube.com/watch?v=SG6_QNbpSoE

 


『期限切れの定期券』優しいひとへ Ⅳ

2022年01月09日 08時16分24秒 | owarai
そのころ、「思い出」を自分の
そばに置いたり、所有したり、
身に着けたりすることに執着
していてわたしは、

使いかけの消しゴムやボール
ペンや百円ライターをもらっ
て、それらを宝物のように大切
にしたり、

とにかく優しい人が使ったもの、
触れたもの、捨てようとして
いるものを、事あるごとに、

「それ頂戴」と言って、自分の
ものにした。

たとえばわたしは、優しい人が
使っていた定期券を、期限が
切れるたびにもらって、自分の
定期入れの中に仕舞い込んで
いた。

電車でキセルと間違えられた
とき彼の期限切れの定期券を
取り上げられそうになって、

わたしは悲しかった。

ただ、悲しかった。優しい人の
使った定期券。わたしに会いに
くるために使われた定期券。

離れ離れになっているなって
いるときはには、優しい人を
少しでも身近に感じていたいと
いうこと。そんなささやかな
願い。

そんな慎ましい願望が、なぜ
許されないのか。

幸いなことにわたしはその夜、
厳重注意だけで罪は問われず、
開放された。

けれども、わたしの大切な定
期券はすべて没収された。
わたしにとってそれらは、
掛け替えのないお守りだった。

わたしはいったい何を守ろう
としていたのか。

守るべきものはあったのか。
おそらくそれはわたしの
「思い出の――」
を守ってくれる、お守りだった。

わたしの暮らしていた部屋の中
なかで、亡くなったもの、失わ
たもの、を数え上げてみれば、
きりがない。

愛情も欲望も喜びも悲しみも、
空を飛べる鳥も、水に住める
魚も、思い出も、わたしの部屋
のなかではまるで死ぬために、

生まれてきたようなものだった。
そしてわたしは最後の最期(さ
いご)に、優しい人との生活を
失うことになる。

いいえ、失ったのではない。
自らの手で、わたしはそれを
葬ったのだ。わたしは妊娠し
た美しい希望を、葬るのと
同時に。
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