ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

ぽっと胸の奥に灯った明かりは、けれどもすぐに吹き消されてしまった。

2023年04月06日 13時09分34秒 | owarai
寒さ物語るこの夕日 まるで永遠に
終わりを告げぬように
あたたかい未知の歌 聞きたくて

いつもの場所にかけよったけれど 
あなたはいない

どうして人は悲しい景色を眺める
でしょう

こんなにも晴れているのに・・・
雲がわたしを染めていく

あなたを待った 夜明け
時のたつのも しばし忘れて

不機嫌なため息ついたけれど切な
さかみしめてまた息を吸う

何かを悟った 夜明け
涙流すのも しばし忘れて
ぶっきらぼう所は変わってないのね

心のアルバムめくって 今日が別れ
の日と知っていても
あなたは来ない 朝日は瞳(め)にじむ

別れむとする悲しみにつながれてあへばかはゆしすてもかねたる

2023年04月06日 12時14分07秒 | owarai
 恋愛末期の心の様子を正直に、
残酷までにも観察記録のような歌。
 今は冷めてしまった間柄でも、や
はりいざ別れるとなると、悲しさが
胸をよぎる。きっぱりゼロの関係に
なる前に、少し会ってもいいかなと
気になる。それは、未練というほど
はっきりしたものではなく、単に
「別れ」というイベントによる感情
のさざ波だ。そして会ってみると、
意外とかわいいところが見えてきて、
なんだか捨てるには惜しいような
気までしてくる・・・・・。

 が、今起こっている感情は、すべて
「別れ」を前提に従うものだから
こそ。どうせ別れる相手と思えば、
多少の欠点は今さら気にならない。
二人の関係は、半分思い出になりつ
つあるから、感傷のベールがかかって、
楽しかったことや相手のいいところ
が、クローズアップされてくる。
あれ、ほんとうに別れてしまって
いいのかな、という迷いまで湧いて
くる。

しかし、じゃあ、やり直そうという
ほどのファイトは、もちろんない。
そのあたりの優柔不断な気分は、
結句の「すてもかねたり」と言い切
るのではなく、「たる」と連体形で
余情を残している。

 別れるとは、つながりを切ること。
その悲しみによってつながって
いるという矛盾。こういう皮肉な
ことは、恋愛にはよくある。
しかしこれは、切り捨てられる
相手にとっては、残酷な話だ。
蛇の生殺しである。別れぎわの
相手の優しさを勘違いして、苦
しんだひともいるはずだ。あき
らめようと決意した心には、中
途半端な優しさは、かえって毒
になる。

たとえカップルになったとしても、
決して安心できないことや、男
の人ってこんなこと考えているん
だ、ということなど、どちらかと
いうと辛い教訓だ。冷めた目で
心を観察していたということなのだ。
「一つの吾君をえたりとこをどりす
二のわれさめて沈みはてたる」「おご
そかに隔つるもののあるをおぼゆ
愛すといへど恋ひすといへど」

※ホームページ
https://www.yanagida-sakushi.com/



ため息の理由

2023年04月06日 12時09分36秒 | owarai
 私の中で何かにカチッとヒビが
入ったのはこの瞬間だった。
それは少し悪意に似ていた。
恋人が穏やかであればあるほど、
胸の中でギリギリとしているじれ
ったさを拭い去ることはできなか
った。


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若き日の恋は惑いと悔いる歌 神様にだって聞かせはしない

2023年04月06日 12時08分20秒 | owarai
愛されることだけを願う人間と
いうのは、奪うだけで与えようと
しないわ。愛されることが当然だ
と思っているから、それを貪欲に
与えられる愛を全部かき集めて、
自分は何も出さないし、与えない
のよ。

 全くお返しのない人を、情熱的
に愛し続けるのは、とても辛いこと
よ。痛いことだわ。で、ある時期
に— 自分がボロボロになってし
まわないうちに、こっちから切る
しかないの。

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