ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

恋をしましょう

2023年04月19日 12時58分01秒 | owarai
みなさん恋をしましょう。
誰かを好きになりましょう。
そして自分を好きになりま
しょう。
みなさん恋をしましょう。
それは世界を新しくしますから。
知らなかった歌を好きになったり
しますから。
ゴハンが美味しくなったりし
ますから。
深呼吸の意味を変えたりしま
すから。
それは嘘の悲しさを教えてくれ
ますから。
たとえそれが終わっても、きっと
何かを、残してくれたりしますから。
さあ、年齢を超えましょう。
性別を超えましょう。国籍を
超えましょう。
経験を超えましょう。
みなさん恋をしましょう。
地球は愛が救ってくれますから。

恋をしましょう。

※ホームページ
https://www.yanagida-sakushi.com/

母娘

2023年04月19日 12時57分35秒 | owarai
最近、母に似て来た。
顔や仕種だけじゃない。
食べ物の好みまでだ。
母は昔から何かにつけ、
この店に私を連れて行った。
家族に嬉しいことがあった時、
学校で友達とケンカした時、
私が仕事で悩んでいた時、
おいしいものは幸せをく
れるから、
というのが母の口癖だ。
その意味が最近よくわかる。
揚げたての天ぷらが、
心のさきっちょの欠けた部分を、
人生を、
まるく満たしてくれる。
ねえ母さん。
親子って、生き方とか、好きな味も、
似てくるんだね。



※ホームページ
https://www.yanagida-sakushi.com/

泣いたオムレツ

2023年04月19日 12時19分07秒 | owarai
いつまでも忘れない。
「はじめてのおつかい」を無事
クリアして、まだ間もない頃の
こと。
その日おつかいは難題だった。
「卵のパック」だった。
それがきわめてデリケートな
物体であることを、私は意識し
すぎたのかもしれない。
まずいことに私は、緊張すると
足がもつえれてよくコける
子だった。
卵は、みごとに全壊した。
そのときの気持ちをひとことでは
いえない。しかられるのはとうぜん
覚悟した。
けれど不思議なことに、母は
「しかる」のではなく「笑った」
のだった。
笑いながら箸で殻を取り除き、
オムレツをつくった。
台なしになった卵から、魔法の
ように美しいオムレツができた。
それから10年ほどたてば、母は
朝から晩まで私をしかって
ばかりになった。
それからまた10年たって、私は
独立し、結婚をした。
オムレツを焼くとき、いつも
考えることがある。
あのオムレツを見て、大泣きした
理由は何だったんだろう。
ただホッとした、というのも
違う。失格、絶望、救い、驚き。
なんだか「人生というもの」が、
よくわからなくなって泣いた
気もする。
母に、この思い出は話さない。
「愛情よ」なんて片付けられる
のが
シャクニにさわかるから、いまは
まだ。



※ホームページ
https://www.yanagida-sakushi.com/

若き娘の髪のしずくが草に落ち固まり生まれた蝶というもの

2023年04月19日 12時16分00秒 | owarai

 すっかり奪われてしまったの
ならまた別の表情になるかもしれ
ないが、他の女と夫を共有しなけ
ればならない妻たちの顔は、だい
たいにおいて悲しげで棘々(とげ
とげ)しい。
般若(はんにゃ)の顔だ。
そういう表情が、夫たちを
いっそう妻たちから遠ざける
のを、知らないのだろうか。

※ホームページ
https://www.yanagida-sakushi.com/