ある人を信じ続けて、
ずっと手紙を出すという物語を
やりたかった。
返事が来なくても。
今、どうしてるかわからなく
ても。
ふたりでいた時間を、ふたりでの
やりとりをずっと信じて。
自分にも価値あることは、相手にも
価値あることと信じて。
ずっと手紙を出し続ける女の子を。
迷惑じゃないだろうか。
うっとうしくないだろうか。
と、その文面に気をつかいながらも。
私、傷つくとあなたに会いたくなる。
例えば、こんな風にあなたが傷つい
た時は、
どんな風なのかと思う。
でも、面と向かって、それを聞く
ことはない。
笑ってるあなたの中に、全部
入っている。
悲しみも、傷ついたことも。
それを、超えたあなたが、笑って
いる。
私、あなたが好きだなあ・・・・。