人が人を想うのは、離れた距離を埋めたいからかもしれない。

おまえが、部活に勉強に
がんばってる姿を、じいちゃん
ずっと、ちゃんと見てたよ。
これからも、ずっとずっと
応援するからな。
がんばれよ。


おじいちゃん子だった私も、
中学、高校となるにつれ、
おじいちゃんとの時間は
少なくなっていった。
近すぎて見えなかった大切な
時間が、
離れてみてはじめて、
わかったりするんだね。


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部屋探し、完了。 恋に落ちる準備、完了。

好きな人に、
裸より先に見られるのは、
お部屋です。


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出世なんて気にしているようじゃ、出世できないよ。

「うかうか三十、きょろきょろ四十」と
いうことわざがあります。
「あっという間に月日が経ち、年を
とってしまう」という意味です。
３０代をうかうかと気楽に過ごして、
４０代になって急にきょろきょろと
あわてないよう・・・時間を大切に。


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まさかの３０歳

「お兄さん」か「おじさん」かは
ニオイで決まる。

—

一番漏らしちゃいけない個人情報は、
ニオイです。

—

あなたのニオイに
あなただけが気づいていない。

—

ニオイが届いたせいで、
届かなかった想いがあります。


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小さな欲望を、たいせつに。

誰かに５ミリ、嫉妬されたい。

２，３の件を、認められたい。

欲望は、言葉に支えられている。
なりたいを、言葉にしよう。
目覚めよう。
欲望がなければ、努力もしないのだし。


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「子どもが病気でやすみます」。本当の事なのに、なんで言いにくいんだろう

ナイチンゲールは３４歳のころに
看護団をつくり、クリミア戦争で
傷ついた兵士を介抱するイギリス
軍の病院へ向かいました。
どんなに疲れていても夜の見回り
を欠かさなかった彼女は、兵士の
希望となり、「ランプのレディ」と
呼ばれるまでに。

・・・とはいえ、体調を崩しては
本末転倒です。家族はもちろん、
自分自身を大切に。


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きらきらのプールサイドに君を待つたて一列にことば並べて

あ
な
た
の

心
の

真
ん
中
に

い
た
い
よ

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ホントは よく笑う君

ボクだけが、その笑顔を知っている

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赤心 せきしん

同窓会で、
昔のボーイフレンドと再会した。

帰る方向が一緒だったので、
タクシーでうちの前まで送って
もらった。
でも、着いたところで・・・
今の彼と偶然、はちあわせ。

彼は「今の誰？」と
私に尋ねることもなく、
ただ、「おかえり」と笑顔で
迎えてくれた。

私は彼の、そんなところが
大好きだ。


【赤心】偽りのない心。
人を心から信用して、全く疑わない心。


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人は、長所ばかりを好きにならない。

九三年の桜花賞/JRAは、柳田に
誘われて見に行った。

柳田は、友人の僕が言うのも
なんなんだけれど、惜しすぎる
男だった。
顔やスタイルは完璧に近く、着
る物や食べる物の趣味も良い。
そのうえ傲慢さなど微塵もない。

ただ、ひとつだけ欠点があった。
致命的に「計算が苦手」だったのだ。
そのせいで彼は、三度失恋し、
二度失業していた。
なにしろ日常的なお釣りの勘定に
さえ、支障をきたすほどだったから。

競馬場で紹介された柳田の新しい
恋人は、ベガに勝ってほしいな、
と言った。
ベガの左前脚は内向きに曲がって
いる。
「そこが可愛くって」とはしゃぐ
彼女だった。

スタート着後、ベガは二番手の位置
についた。
だが第四コーナーで先頭を奪い、
ラストスパートを仕掛ける。
残り五十メートル。背後に迫る
ユキノビジンをぎりぎりかわして、
一着だった。

彼女と抱き合って喜ぶ柳田に、
僕はうっかり「いくらの勝ち？」と
訊ねてしまった。
彼は両手の指を折り、数を数え出す。
柳田、それじゃ掛け算はできないよ。
そう言おうとしたそのときだ。

彼女が柳田の左手をとると、
「いっつもの裏技」悪戯っぽ微笑む
彼女と、くすぐったがって声を
あげる柳田。
ふたつの笑顔に、西日が跳ね返った。
ベガは、脚が曲がっていた「のに」
愛されたわけじゃない。
曲がっていた「から」愛されたのだ。

柳田のもつ数々の美点を羨んだこと
は、それまでに何度もあった。
でもその夕方、かつてない羨ましさを、
柳田の欠点に対して感じている僕が
いた。


※競馬でよく聞く「サラブレット」
とは、徹底的に品種改良された」
という意味で、馬の品種の１つです。
そんな優良品種であるからこそ、
「欠点」があると愛らしく魅力的に
見えるのでしょう。
人もきっと同じですね。



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時間

わたしにとって四季の
変化など、
なんの意味もないものだった。

わたしには、かれといる時間と、
そうでない時間、
そのふたつの季節しかなかった。



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心の扉を開く

“世の中が、人が、自然が
輝いて見える人
それは自分から
心の扉を開いている人だ“

マイナス面、みにくい面、汚
いものだけしか見えない人は、
自分の殻にとじこもっている
からだ。

心の扉をとざしていたら、美
しいものも、いいものも見え
なくなる。不幸なことだ。

「よく見れば、なずな花咲く
垣根かな」という。よく見れ
ば、それまで見えていなかっ
たものがも見える。

美しいものが見え、すばら
しいことを感じとる澄んだ
目をもちたい。もうそれだけ
でその人は幸福である。



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笑顔の花がさきますよに

チョコレートケーキに決定するまでの
しばしあなたのことを忘れる




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すれ違う私とあなたのスケジュールむすんでひらいて留守番電話

『気宇』　きう
デートの朝に寝坊した。
慌ててシャワーを浴びて、
慌ててお化粧をして、
慌てて電車に飛び乗った。


マズイ！一時間の遅刻・・・・・。

そのとき、
携帯電話に彼からLINEが届いた。

「只今、キャンペーン期間中！
１時間まで無料で待ちます！
遅刻するなら、是非この機会に！」

【気宇】
心のひろさ。

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まだ何も書かれていない予定表なんでも書けるこれから書ける

『相生』　　あいおい
今日、僕はこれから
このテーブルでプロポーズする。


もし、彼女が
「うん！」と言ってくれたなら・・・・


今日の日付のこのテーブルを、
６０年分予約しようと思う。

二人の一生分の記念日を
お祝いするために。


【あいおい】夫婦が一緒に長生きすること。


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