第3日曜日に近隣住民が続けてきた「平塚海岸の樹林帯を切らないで」というアピール集会に出掛けた。翌日は平塚議会で森林伐採を伴う公園化計画の7億円の追加予算が決まりそうだという。
アピール集会
本日は風が強く、風が避けられる樹林帯前で実施。
市民プール跡地
10年前に老朽化で閉鎖、現在まで再整備計画がまとまらず放置状態。5年前にPark-PFIとかで民間に事業を委託する形で公園整備をする計画を行政が進めてきた。樹林が無い部分は砂が侵入しているのが判る。
樹林帯 海側
樹林保護かな、黒いネット施設は破れ、樹林は傾きながら海風に抵抗している。
防砂柵
防砂の最前線は竹の柵。竹は丈夫で適当に風が抜けるので、この辺りの景観にもなっているが、メンテしないとこの通り。
樹林帯
ここも傾きながら海風に抵抗している。逞しいが高木にはなれないようだ。
歩道橋の塩害
市民プール方面に行くのに設置されたのだろうが、潮風が吹きつけたのでこの通り。今も使う方はおり、ここからの景色は楽しめる、まさか撤去になるまいな。塩害は強い南風の時に内陸まで及び、特に沿岸に住む方々はいろいろと日常的な悩みだ。海岸の樹林帯はそれを軽減してくれる。
地域住民のアピール
数年にわたって毎月一回開催している。車から手を振ってくれる方も結構いる。当方の確認は7台ほど。
手作りのバナーでアピール。
撤収
ご高齢の方もご参加、家族連れも参加、お疲れ様です。
道路際の樹林
松だけの純林より、色んな樹種を含めた混合林の方がこの付近に向いているとの事だ。これを見苦しいという向きもあるが、当方は数十年をかけた逞しい生命力も感じる。公園計画ではこれを伐採して事業者が管理する有料駐車場に置き換えるとの事だ。先人の知恵と努力の結晶が根こそぎになるのは悲しくなる。
3月7日の報道
平塚行政が進める公園計画に、近隣自治体は何回も説明を求めてきたが、行政側は無反応でここまで来た。翌日は7億円の予算追加の議案審議する市議会開かれる。気をもむ。
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