この時期釣友と恒例の渓流釣りに出掛けた。狙いは岩魚、そこそこ釣れたが従来の実績からはちょっと不満。
初日、ガラ場の続く谷に入った。
魚から見られないよう低い姿勢で魚信を待つ。
泡立った所は立ち姿で狙う
水深の有る所は狙い目
手前から、流れの両サイド、小滝の近くを探っていく。サイズは上がらなかったがそこそこ釣れた。
エンレイソウ
釣り終わっての下りでは山の花を探しいながら。
リュウキンカ
ヤマデマリ
初日の釣りは足慣らし、昨年の勘を取り戻す。昨夜は良いお天気の予報が外れて、降雨で寒く寝辛い夜を過ごした。久し振りの魚信には心が躍る。
渓流釣りの３日目も晴天、少し勾配の有る沢へ入る。滝が連続するので沢登りの要素が入ってくる。
この滝つぼはポイント
滝が連続するエリア。
入渓
騒音を立てて熊に居何処を知らしてから下っていく。ここから白く泡立った水流が見えるはずだがほんの僅か。
釣り始める
流れの幅がいつもの半分以下、水量が少ないので難しい釣りになりそう。
竿にとまる赤とんぼ
とまり頃なのか、竿に寄ってくる。画像がぶれた、失礼。
ポイントで狙う釣友
魚が見えたら向こうからも見えているので、姿勢を低く。本日も当たりが少ないがそこそこ楽しめた。
イワナの味噌漬け
釣ったイワナは現場で捌いて味噌漬けにして持ち帰る。味噌は洗い落して弱火で焼くが、味噌風味で上品な味わい。
釣友との宿泊釣行も終了。晴天が続いたせいか山も乾いて水量が少なかった。歩き易いが渓流釣りでは条件が悪い方向。それでもそこそこ釣れ、食事をしながらの釣り談義、涼しい環境も楽しんだ。いつもの釣友と楽しい時間、感謝。
渓流釣りの２日目、傾斜の緩い谷筋を探る。本日も晴天。
ポイント
誰でも期待しそうな小滝と滝つぼ。この時期は釣り人に抜かれ、水量も少ないので難しい時期の様だ。
ソバナ
渓流沿いに所々で咲いていた。
師匠の釣り姿
大ベテランで色々教えてくれる。現場に沿ったポイントの見方とか探り方とか色々教えて頂く。その通りやっている積りだが釣果の差は歴然。何が違うのか奥が深い。
途中での釣果
今回は大物の期待は無理そうだが、そこそこだ。現場で捌いて味噌漬けにして持ち帰る。
師匠のレクチャーや実技見学が有り、爽やかな渓流の風景も堪能した。気持ちの良い一日を過ごした。
お盆休み前に釣友達と恒例の渓流釣りに出掛けた。行く前は晴れが続いたので水流不足や台風の進路が心配だったが、好天下での釣行となった。
渓相
水流が乏しく、水底が良く見える程で難しい釣りとなった。
今ブーム、虫除けのオニヤンマ
この時期はアブが飛んでいる。先日の山歩きでアブに刺され腫れで苦戦したので全員が装着。ハッカ油もスプレーしているが効果はどうかな。
釣り始める
激流の跡
流れてきた枝葉が頭の上までに引っ掛かっている。大きな豪雨が有ったようだ。
ベテランも苦戦
渓流の水位が低いとイワナが警戒してか当たりが少なくなる。
水辺の花
釣りは順番に先頭を譲っていく。待ちの時間に鑑賞。
次のポイントへ
涼しく移動。
抉れている所、岩の傍等がポイント
少しずつ当たりを拾っていくが、大型には出会えなかった。明日に期待。
キンコウカ
夏は草が茂っての藪漕ぎ、足元を探りながら歩いたりする。
大きなキノコ
名前は忘れたが、食べられるが不味いらしい。パス。
渓流釣りは沢歩きと釣りのミックスで楽しい、涼しいので夏向きだ。夕方、宿舎の庭上空で赤トンボが大量乱舞、オニヤンマは高速乱舞、食事時間かな。
明日はどこの沢にしよう。
渓流釣りの３日目も好天。本日は標高差は少ないが、雰囲気の良い沢を遡行する。
歩き始め
地形はなだらかで流木も溜まりやすい。
釣り始める
入渓したが当たりがさっぱり。
順番に先頭を変わる
待ちながら辺りを、巨木等を眺める。
木漏れ日、爽やか
釣れた、放流サイズ
ここまで時間が掛かったけど。
ヤグルマソウ
渓流沿いに大きな葉、シダも大きく足元を隠したりする。
イワナ
やっと型物を手に入れた。
熊の餌場
朽ち木を崩して蟻を捕食しているようだ。渓流沿いには熊が横切ったり、イタドリ等を座り込んで食べている跡等も見かける。
熊スプレー
上流で腰に付けた熊スプレーがベルトから落ちているのに気付いた。慌てたが帰路で発見、ラッキー。熊対策には最強のツール、無くした時には急に不安になった。ちなみに熊鈴、ホイッスルは常用してこちらの存在を知らせている積り。
イワナの味噌漬け
帰宅してから大きいのを焼いて頂いた。味噌の香りがし、ほんわりした上品な味、自然の恵みを味わった。
今回は梅雨の時期だが、３日とも好天に恵まれそこそこの釣果も得てラッキーだった。昨秋は木の実も豊作で熊の子供も増えたと聞いて、確かに小さな林道を歩くと横切っている跡が多いようにも感じた。渓流釣りは熊達の生活圏での釣りなので、気を使いながら行動していきたいと思う。
