6月中旬に、海岸線の近くに住む自治体などが毎月開催している「海岸林を切らないで」のアピール集会に出掛けた。6月始めに公園再開発の近隣住民への説明会が終わり、市議会で工事着工への最終議決が整えられている頃合いだ。
国道134号線の海岸樹林帯前でアピール
撤去される市民プール前でアピール
手書きの手持ち看板でアピール
市議会での公園再開発の議決は決定的、工事着工で防災林を伐採して有料駐車場に置き換わることは決定的だが、諦めないでアピール。
海岸から見た樹林帯
先人の知恵と努力と長い年月が育てた逞しい樹林が伐採され、近隣の生活環境が劣化しそうなのでやるせない。
現地から東側は平塚新港、手前にビーチセンターの砂州
多くの方が安全に浜辺や海に親しんでいる。新しい公園の前での遊泳は危険なので海は見るだけになろう。
樹林伐採予定地をぐるっと歩いてみた。
手作りでアピール。
地味だけどアピール
新聞の地元情報欄に時折産卵情報が載る。昨年の夏に大磯港でウミガメの遊泳を見た。確かにいるのだな、アカウミガメというらしい。
戻り道に計測器?
そう言えば数年前に周辺の塩害調査の議論があった。行政側のデータはどうなっているのかな。
先日、市民プール跡地前の道路を通過したら測量器を担いでいる方を見かけた。工事着工が始まったようだ。
10年を掛けた樹林伐採を含む公園再開発では、行政側は今月初めの近隣住民への第一回の説明会で説明責任は果たしたとするのかな。近隣住民の不信感は残りそうだ。東京の神宮外苑の公園再開発は樹木伐採が問題となって中断か中止になっているようだ。温暖化緩和の流れに沿ったり、住環境の保全を考えたりする時代なのだろう。
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