日常生活でのボランティア

　今日は平塚駅前で感心する出来事が有った。

　バス乗り場で、バスにスロープを取り付けて高齢の男性を数人で抱えて乗せようとしていた。
無理が有りそうなので、皆さんはタクシーの方が良さそうという事で近くのベンチに運び腰掛けさせた。
小柄な女子中学生が二人混じっており、時間もあるのでタクシー乗り場まで送って行くと云う。
92才の高齢男性を手助けするには重すぎる。
すると女子中学生の一人が車椅子を借りて来ると云って運んできた。

中学校は病院から歩いて行けるとの事なので、高齢男性をタクシーに乗せて病院まで同乗して貰った。
高齢男性は普段の生活は問題無く自活出来ているとの事、受け答えもしっかりしているので兎に角病院に行って貰った。
どうも本日は体調が落ちていたようで一人の行動には難が有ったようだ。

　それにしても二人の女子中学生のボランティア精神には感心した。
当方も車への乗り降りなど力のいる場面は手伝ったが、何とか人助けしたいという心情があふれ、機転の利く心優しい中学生の行動だった。
平塚の中原中学校に在籍との事だが、ご家庭を含め良い教育を受けているのだろう。

　当方も何か幸せを感じる時間を頂いた気分であった。