東北の山旅 三日目 秋田駒ヶ岳 ６月末

　本日は岩手山麓のキャンプ地から田沢湖までドライブして秋田駒ヶ岳を歩きます。
夏山シーズンに入るため、６月２０日からは８合目までシャトルバスでの往復となっていた。


　８合目小屋の登山口から歩き始める


　イワハゼ
直ぐに高嶺の花とご対面です。


　ベニバナイチゴ


　ツツジ
今頃まだあると思った。


　新道を歩くと荒々しい山肌
地図を見ると旧硫黄鉱山だった。


　ツバメオモト


　エゾツツジ
ぽつんと有ったが、十勝での群落を思い出した。


　ミヤマダイコンソウの群落の向こうに田沢湖


　浄土平に出る


　ミヤマウスユキソウ


　ムシトリスミレ


　阿弥陀池に向かう


　チングルマの群落
浄土平では花は終わっていたが、残雪の横はまだ春なので開花の真っ盛り。


　男女岳
秋田駒ヶ岳の最高点。ガスが出てきた。


　コマクサ
焼森の砂礫地にロープに守られてぽつぽつと散在。


　シラネアオイ


　道の駅、雫石あねっこの立派な温泉施設で汗を流す。
肌がすべすべする良い温泉だ、体もほぐれる。

　今晩は盛岡市のビジネスホテル泊、夕飯は居酒屋、帰りがけにコンビニで翌日の朝食を購入。明日は早池峰山に登るが昼頃は雨予想、早立ちの予定。

東北の山旅二日目 岩手山 ６月末

　本日は岩手山の柳沢コースを登る。昨夜の強風も収まって薄日が差す。


　登山口の水場
鬼又清水という名水。


　登山口で入山届を出す。
登りは新道を選んだ。


　オダマキ
７合目までずっと咲いていた。


　オオバキスミレ


　７合目からの岩手山
樹林の登り道を抜けるとここへ飛出し、振り返ると岩手山。


　平坦な道を歩いていると猿の顔が左上を向いているような岩


　８合目の避難小屋
立派な小屋だ。テラスで軽い昼食。


　ミヤマシオガマ
ここからはお花畑が続く。


　キバナンコマノツメ


　不動平への道からの左手、初夏の山の雰囲気が漂う


　ミヤマキンバイ


　コイワカガミ


　ハクサンチドリ
花が小振りだ。


　コケモモ


　９合目位からの登り
上部で右回りか、左回りの道かを選ぶが、左回りを選択。これが砂礫が足元で崩れる厄介な山道、キックステップで登る。


　イワウメ
山頂の一角に出てお鉢巡りが始まる。


　岩手山頂はすぐそこ


　山頂です


　コマクサ
砂礫地に散在、咲き始めの頃。


　お鉢巡りをしながら山頂を振り返る


　火口側でキバナノコマノツメの群落


　ベニバナイチヤクソウ
同じ道の下りでは、登りで見落とした花が有ったりする。


　コバイケイソウ


　８合目避難小屋広場の水場
冷たくて美味い。


　シラネアオイ　
７合目からは旧道を下って行く。展望が開けてガラガラした岩場が続く。


　ウコンウツギ


　イワブクロ
咲き始め。山頂付近はまだ開花していなかった。


　ミヤマウスユキソウ
岡本太郎を連想する形だ。


　キンコウカ
今は咲き始め、これから穂先に向かって咲き揚がって行く。


　山麓の先に盛岡の街並み

　山頂では強風に煽られたが青空も出て、火山の雰囲気や初夏の多様な高山植物に出会うことが出来た。今晩はキャンプ地で二泊目、夕食はバーベキュー。ビールに加え先日の渓流釣りで作ったイワナの骨酒も持参。
この岩手山の山歩きで私の百名山巡りは九十座になった。

東北の山旅一日目 八幡平 ６月末

　高嶺の花が咲き出す東北の山歩きを、山友と二人旅で出掛けた。
八幡平、岩手山、秋田駒ヶ岳、早池峰山と巡って行く。


　八幡平の遊歩道入口
梅雨入りしたばかりでガスった天気だが雨具を持って出掛ける。


　ハクサンチドリ
今の時期、この花がそこかしこ。


　ガマ沼
まだ残雪が残っている。


　マイズルソウ
花盛りだ。


　シラネアオイ
株は沢山有るのだが見栄えのするのはこれだけ、全体の開花はこれからのようだ。


　八幡平山頂
石が敷き詰められた遊歩道を３０分程歩くと頂上表示があった。


　展望台
山頂にある展望台に上ると視角が変わって良い。


　イワカガミ
今が盛り。


　ベニバナイチゴ


　鏡沼の残雪
沼に積もった雪の雪解け最終章ともいうべき光景、見とれてしまった。


　スダヤクシュ
ちょっと地味だが団体で目立っていた。


　岩手山馬返しのキャンプ場
利用者は我々だけ。トイレ、炊事場が有るが無料で利用できる。ただこの晩は９℃で夏用のシュラフではいささか寒かった。


　夕食
明日のハードワークの為に牛肉の生姜焼きを作った。寒いので料理がどんどん冷めてくるが旨い。

　本日は朝５時自宅発、東北道をひたすら走って八幡平の駐車場に１３時着、八幡平遊歩道を１時間程度ぐるっと歩いて、岩手山山麓のキャンプ場に１５時半着。
本日は、初日の丁度良い足慣らし。