健康保険適用してもPCR検査件数はさほど増えそうにない！

政府は今日6日から新型コロナウイルスのPCR検査に健康保険が適用されますが、検査対象となる要件が緩和されることはなく、また、検査体制の整備が追い付かないため、検査件数が大幅に増えることはなさそうです。
検査人数を増やせば陽性も増えるので、「オリンピックのために汚染国のイメージはつけたくないから検査を増やさない」のが本音かなと疑わざるを得ないですねぇ。

今日から健康保険でPCR検査
今までの検査は国費負担でしたが、6日から健康保険を適用することで本人負担は3割となり本人負担分を国費で負担することにより実質0円となります。

38度の熱が2日続き、倦怠感があって患者もかかりつけの医師も感染を疑い、帰国者・接触外来に検査を依頼しても濃厚接触歴などないから、下記4要件のひとつも満たしてないので検査を拒否されるってことですよね。
検査を拒否されて、重症化して入院したときには手遅れで死に至ったときの責任は国が負うんですか？
まさか本人やかかりつけの医師に責任を押し付けることはないよね。

ライブハウスで隣り合わせた人に、「あなたは武漢への渡航歴や居住歴ある？」とか「新型コロナウイルス感染症の人と濃厚接触歴ある？」なんて聞けないし、今は感染経路の特定は難しくどこで誰が感染してもおかしくない状況です。
そもそも自分が濃厚接触していたなんて誰にもわからないですよね。
だから、疑いのある人すべてを検査しなければクラスター感染を止められないんです。

検査対象の4要件とは
その1　
37.5度以上の発熱が4日以上または呼吸器症状があって、かつ、新型コロナウイルス感染症であることが確定した者と濃厚接触歴がある。
その2
37.5度以上の発熱が4日以上または呼吸器症状があって、かつ、症状から2週間以内に流行地域に渡航又は居住していた又は流行地域に渡航又は居住していた者と濃厚接触歴がある。
その3
37.5度以上の発熱が4日以上または呼吸器症状があって、かつ、入院を要する肺炎が疑われる。
その4
帰国者・接触者外来の医師が総合的に判断した結果、新型コロナウイルス感染症を疑う者。